マジなコンサルタントによる中小企業診断士試験対策ブログ

【このブログの説明】
このブログでは、コンサルティングファーム所属の”マジなコンサルタント”が、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルスキルをベースに、独自の分析に基づく極めて有用な情報、世に出ていないテクニック論的な情報を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

2次試験の与件文を使ってあなたの「読む力」を軽く判定してみよう

前回の記事(コチラ)で、平成23年度事例Ⅰの以下の与件文を抜粋した。


このように、A社は本業の事業革新を進めるとともに、研究機関や流通業者と連携して積極的に多角化を推進したことで、業績不振に苦しむ同業者が多い中にあっても、一定の成長を確保しているのである。もっとも、経営環境が大きく変化する中で足踏みが許されるわけではない。ややもすると、成功に安住し「ゆでガエル」になりやすい状況を回避し、チャレンジ精神を維持していくことが、現社長にとって大きな課題である。



この与件文の抜粋のみから、(類推なしに)あなたはどのような内容を読み取れるだろうか。漠然とした課題で少し戸惑うかもしれないが、ちょっとした時間つぶしのつもりで考えてみてほしい。

(シンキングタイム:1分)










仮に筆者が本事例に関するインプットが一切ない前提でこの与件文を読んだ場合、以下の内容を読み取る。

<A社のこと>
(1)A社は一定の成長を確保している。
(2)(1)の手段(要因)は、①本業の事業革新を進めたこと、②研究機関や流通業者と連携して積極的に多角化を推進したことの両方である。
(3)(1)、(2)の内容は前の段落に具体的に書かれている。
(4)A社は成功に安住し「ゆでガエル」になりやすい状況である。

<A社の経営環境のこと>
(5)経営環境が大きく変化している(A社は足踏みが許されない)。
(6)A社の業績同業者の多くは業績不振に苦しんでいる。

<A社現社長の課題>
(7)チャレンジ精神を維持していくこと。


上記の<○○>で記載されている切り口はあくまで一例であるので、ここでは特に気にしなくてもよい。

上記の内、赤字で記載されている要素以外は、与件文をそのまま読み取っただけなので特に問題はなかろう。問題は赤字で記載されている(2)(3)を読み取れたかどうかである。上記要素の内、赤字で記載されている(2)(3)を読み取れたかどうかで、簡易的ではあるがあなたの基本的な「読む力」を判定することができる。

(2)(3)も含めて上記記載の通りにすべて把握できていた読者は、「読む力」に関してはまずはOKである。逆にそうでなかった読者は、「読む力」を鍛錬することが診断士試験合格に向けて重要なカギとなるかもしれない。


ヒントとして、(2)(3)を読み取れなかった読者の原因を以下に記載する。今後の勉強の参考にしてほしい。

【(2)が読み取れていない】
→「①並列(並立)の関係が読み取れていない」「②因果関係が読み取れていない」「③①と②の両方」のいずれか

【(3)が読み取れていない人】
→指示語が読み取れていない


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あなたはこの場にとどまり続けることはできない

世の中には、万人に当てはまる普遍の原理原則というものがある。今日はその1つをご紹介。


人生においてあなたは”この場にとどまり続けることはできない”


という普遍の原理原則である。




なぜこの原理原則が成立するのか?


それは、

「時間を止めることは誰にもできないので、人生において誰もこの場にとどまり続けることはできない」

からである。


前進するという選択をあなたが採用しなかった(つまりその場にとどまろうとした)場合にどうなるかと言えば、時間はその間にも進んでいくため、あなたがいくら嫌だと言ってもあなたの人生は自ずと後退していくことになるのである。

もしあなたが現状の自分に満足してその場にとどまっていた場合、「ふと周りを見回したら、誰も周りにいなかったことに気づいた」ということになりかねないことを認識しておくべきである。
とどまる人


これでご理解いただけたであろう。

「あなたにとって前進する以外の選択肢はない」

のである。


あなたが将来コンサルティングサービスを提供するであろう企業もみな同様なのだから。

参考までに、平成23年度事例Ⅰ与件文の最終段落を抜粋以下に抜粋する。

 このように、A社は本業の事業革新を進めるとともに、研究機関や流通業者と連携して積極的に多角化を推進したことで、業績不振に苦しむ同業者が多い中にあっても、一定の成長を確保しているのである。もっとも、経営環境が大きく変化する中で足踏みが許されるわけではない。ややもすると、成功に安住し「ゆでガエル」になりやすい状況を回避し、チャレンジ精神を維持していくことが、現社長にとって大きな課題である。




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【良記事Pick Up!】豊洲新市場問題で意思決定会計

今回の「良記事Pick Up!」は、東京都の豊洲新市場の問題に関する以下の記事。

サンクコストって何?

時事的なテーマに基づいて、財務「意思決定会計」を理解する上では最適な記事。診断士受験生として関連するワードは、「機会費用」「サンクコスト(埋没費用)」「キャッシュフロー」「減価償却」など。
※念のため補足するが、上記の記事を通じて豊洲新市場問題に関する筆者の主義・主張を読者に発信する意図は全くない。本ブログは診断士受験生に対して情報発信をすることを目的としており、時事的・政治的問題に対しては常に価値中立的な立場である。


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”マズローの欲求段階説”であなたのコンサルキャリアが見えてくる

1次試験科目の企業経営理論で学ぶ「マズローの欲求段階説」を覚えているだろうか?復習を兼ねて、以下の図を見てみてほしい。
マズローの欲求段階説


この説のポイントとしては、生理的欲求や安全欲求等の低次欲求が満たされると一段階上の欲求が高まり、その欲求を満たすための行動を起こすようになるということである。


さて、では仮にあなたが中小企業診断士を取得したとしたら、あなたにとってはどの階層の欲求が充足されるだろうか?


診断士資格を取得したすぐ後の時点では、恐らく多くの人が「社会的欲求」もしくは「尊厳欲求」が満たされる段階になることだろう。具体的には、以下の通りである。

■社会的欲求
中小企業診断士または経営コンサルタントというコミュニティに所属・適合したい

■尊厳欲求
中小企業診断士であることを外部にシグナリングすることで、他者から尊敬されたい・認められたい


資格取得時点であなたがいずれの階層からスタートするか否かは大きな問題ではない。ここで筆者が問題としたいのは、

「中小企業診断士取得後しばらく経っても自己実現欲求が生まれない人はマジなコンサル診断士には絶対になれない」

ということである。



さて、ここであなたに質問である。

あなたが設定している中小企業診断士取得後の目標はなんだろうか?この質問は本当に重要なので、全読者が一度画面から目を離してしっかり考えてみてほしい。シンキングタイムを1分取ろう。

(シンキングタイム 1分)










答えは出ただろうか?

ここでもう一度さきほどの図をよく見てほしい。欲求段階の5階層を表現した三角形の左側に「欠乏動機」と「成長動機」と記載があることに気づくだろう。

この「欠乏動機」は自分以外のものによってしか充たせないという特性がある。つまり、欲求満足の誘因が自己の外側に存在する外発的動機づけに相当する。一方で「成長動機」は、欲求が自身から内側から湧き上がってくる、すなわち誘因を外に求めない内発的動機づけに相当する。


さあ、審判の時である。


もしあなたが設定している中小企業診断士取得後の目標が「他者」に求める性質のもの、すなわち外発的動機づけであったのであれば、現時点ではあなたがマジなコンサル診断士になる可能性は低いだろう。なぜならば、外発的動機づけは欠乏動機に過ぎないので自己実現欲求の階層には届かない、つまり診断士資格取得はあなたにとって他者承認を得るための手段に過ぎないということになるからである。もちろんマズローの欲求段階説に忠実に従えば、診断士資格を取得することで尊厳欲求までたどりつけば、上の段階の欲求である自己実現の欲求が生まれるかもしれない。しかしたとえマズローがそう言っていたとしても、筆者は「そもそも現時点で目標として描けていないものを求める欲求はそう簡単には生まれないし、仮に生まれたとしてもそこに行き着くまでにかなりの時間を要する」と考えている。

もし筆者の考えにあなたが共感するのであれば、「今この時点で、診断士取得後に容易に自己実現欲求にシフトできるような目標に再設定すること」である。この目標の再設定は、きっとあなたの診断士取得に向けた勉強にも大きな好影響を与えることだろう。


【雑談】
5段階と習ったマズローの欲求段階説の自己実現欲求の上に、実はさらにもう1つ階層があることをご存じだろうか?それは「自己超越」という階層である。ぜひ調べてみてほしい(ないとは思うが仮に正誤問題で出題されたら、さぞかし正答率が低くなることだろう)。マズローによれば、「自己超越」のレベルに達している人は2%ほどしかいないとか。せっかくマジなコンサルを目指すのだから、いっそのこと「自己超越」を目指すという目標設定をするのもよいかもしれない。


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マジなコンサルタントの情報収集力(超基礎編)

コンサルティングファームにおいては、「情報」はあらゆるコンサルティング業務のベースになるものとして重要視される。しかしここまで情報が溢れかえった社会になると、「情報を集める力(情報収集力)」そのものはコンサルタントとしての差別化要因にはなり得ない。なぜならばスマートフォンを使ってGoogle先生に尋ねさえすれば、世の中の人は誰でもいつでも知りたい情報にアクセスできる時代だからである。つまりこのことは、「コンサルタントとそうでない人とで情報収集力において差がつきにくい」ということを意味する。このような高度な情報化社会の中において、あなたは経営コンサルタントという職業で飯を食っていくことを目指すわけである。


と言うところまではあくまで一般論であり、表面上の話である。

コンサルタントに限らず、いわゆる”マジ”な人と言われる人たちは、このような高度な情報化社会に適応したあらゆる技術を駆使して、新たな情報取集能力を身につけている。この事実に目を向けなければ、あなたはマジなコンサルタントにはなれない。


さて、一応の確認である。このような時代に中小企業診断士(経営コンサルタント)を目指す読者の中に、まさか


「スマートフォンを持っていない」
「TwitterもFacebookもInstagramやったことがない」


という人はいないだろうと筆者は信じている。というより、いては困るのである。もし仮にあなたがこのような読者なのだとしたら、経営コンサルタントを目指すものとしてそのマインドは致命的であり、即刻自身のマインドを改めるべきである。

スマートフォン



2次試験の事例Ⅱの過去問や模試を解いたことがある人は、カネのかからない効果的な販促提案として「SNSを使って双方向のコミュニケーションを活性化し…」などの答案を記述したことがある人も多いだろう。例え試験だとしても、筆者に言わせれば

「自分で一度でも見たり触ったりしたことがないものを、コンサルタントとして大事なクライアントに対してなぜ提案できるのか?」

ということになる。


もちろん、コンサルタントがクライアント企業の課題解決プロセスをすべてを経験・体感しているべきなどと言うつもりは毛頭ない。そのようなことはそもそも不可能である。
※ごく稀に「経営をやったことのないコンサルタントの提案など無価値である」といった主義・主張を持つ経営者に遭遇することはあるが…。このような経営者に対しては、筆者はこちらから(喜んで)コンサルティングを丁重にお断りする。なぜならば、このような経営者のコンサルタントに対する期待価値と筆者の考えるそれとには大きな乖離があるからである。

筆者がここで言いたいことは、

スマートフォンにアプリさえ入れればカネも必要とせずに利用・体感できるものを自身で試さずに、それを(2次試験の事例とは言え)クライアントに提案しているマインドセットそのものが問題

ということである。それはあまりに無責任あり、そのような表面的な情報・知識に基づく浅はかな提案はあっという間にクライアントに見透かされるてしまうだろう。

筆者が診断士試験に合格した際、診断士仲間とつながるためにFacebookが必要であると感じ、慌てて登録している診断士を何人も見た。筆者は、「この人たちは自身で使ってもいないものを、2次試験の事例企業に対して販促手段として提案してきたのだろう」とその時に感じた。筆者から見れば、この診断士たちはあまりに無責任なコンサルタントに見える。


このような話をすると、

「いやいや、マジコン診断士さん。ワシはもう高齢者ですぞ。そんな爺さんがネット上でつぶやいたり日記を書いたりしてどうするんじゃ。老後の不安とか若い者への説教じみたことくらいしか浮かばんよ。インターネット?ワシはどうも画面で文字を読むのが苦手なんじゃ。最近は老眼の進行が激しく字も読みにくいが、画面よりは新聞の方がまだマシじゃ。スマートフォン?それどころか携帯電話すらもっておらん。どうせ話す相手もいないし、今ある黒電話(固定電話)で十分じゃよ。こんな時代だからこそ、黒電話は風情があってよいのじゃ。」

という人が出てきそうだ(そもそも上記のような読者はネット環境もスマホもないので、このブログにたどり着くことすらできないのだが…)。


そもそもマジコン診断士を目指すのであれば、年齢は一切関係ない。そこにあるのは、コンサルタントとして「クライアントの利益最大化を売る」という固い決意を持ち、クライアントに高い価値を提供するために必要な知識、スキル、思考力を日々鍛錬し追求し続けるべきということだけである。

もしあなたがスマートフォンも持っていない、TwitterもFacebookもやったことがないということであれば、コンサルタントとしての最低限の情報収集力を身につける上でのスタート地点にすら立てていない。ゆえに、今すぐすべて始めてみるべきであろう。そして試行錯誤でもよいので、自身で使って体験してみるべきである。重要なのは「なんでもまずは興味を持ってやってみること」である。結果的に面倒になってやめてしまっても全然構わない(Facebook等のSNSはめんどくさいことも多々あるので…)。とにかく始めてみることで何か新しい発見があるはずである。このような「好奇心」は、知的労働を生業とする経営コンサルタントには必須の要素だと筆者は思っている。

あなたの周りにもし情報へのアクセス手段をほとんど持っていない診断士受験生(診断士でもよい)がいたならば、あなたは積極的に戒めの言葉をかけるようにしてみよう(先ほども述べたが、情報へのアクセス手段を持たない人はこの記事を見ることも知ることもできない=その人に自己変革の機会が訪れることはないのである)。なぜならば、あなたが説得力を持って他者に戒めの言葉を発するためには、あなた自身がその経験をしていることが前提となり、あなた自身がそれを経験する必要があるためである。なぜここまでしつこく筆者が言うかと言えば、ここまで言っても実行に移さない読者が99%を占めると予想しているからである。行動を起こさねばあなたは何も変わらないのである。
※マジコン診断士を目指すのであれば、一時話題になった”ポケモンGO”も進んで自ら進んでやってみるようなマインドを持つべきだろう(但し、あまりに熱中し過ぎて勉強が疎かになっては本末転倒なので、そのような読者は除く)。”ポケモンGO”は位置情報と拡張現実(AR)を活用したゲームであるという技術的側面ももちろんなのだが、むしろ動線に対して地域を超えて変化を与えられる特性がある。すなわち、地域に人を呼び込む手段になり得る可能性を秘めているのである。日々何かしらの情報メディアに触れていれば、「このような手段は地域活性化に何かしらの適用できるのではないか?」という発想に行き着くことは極めて容易であろう。極めてベーシックな発想であるが、せめてこのレベルのアンテナは持っていないと、現代の社会で経営コンサルタントとして生き残ることはほぼ不可能なミッションと言わざるを得ない(但し、2次試験の答案に、「”ポケストップ”を配置することにより、地域の集客力を高める」などと書かないように…)。


なぜここまで筆者がこのテーマにこだわるのか?それは先ほどお話ししたいわゆる”マジ”な人たちが駆使している技術の中心が、実はTwitterやNewsPicks等の情報発信・共有ツールだからである。彼らの収集する情報の比較的多くの割合がそのようなスマホアプリを通じて行われている。

なお余談だが、筆者もTwitterで(ほぼ)毎日つぶやいている(筆者のTwitterはコチラ)。あまり大したことはつぶやいていないが、マジなコンサル診断士になる上での重要なヒントは散りばめていっているつもりなので、必要に応じてご活用いただきたい。この記事を契機に早速Twitterを始めてみて、もしよければ気軽に筆者をフォローしてみてほしい。筆者をフォローした人が診断士受験生だと識別できれば、可能な限り筆者からもフォロー返しさせていただき、双方向のコミュニケーションを図れればと思っている。え?フォローが何かって?それも自身で調べるのである。このブログを見た方なのかどうか筆者には定かではないが、すでに何人かの診断士受験生にはフォローいただいている。この方々はきっと日常的にTwitterで情報収集をすることが習慣化している人たちなのだろうと筆者は推測している。


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Author:マジなコンサル診断士
コンサルティングファーム勤務。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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