マジなコンサルタントによる中小企業診断士試験対策ブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役の”マジなコンサルタント”が、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルスキルをベースに、独自の分析に基づく極めて有用な情報、世に出ていないテクニック論的な情報を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【読書をしましょう】これができなければコンサルではありません

約1週間ぶり「読書をしましょう」である。
筆者が紹介した書籍をあなたがどれくらいの期間をかけて読むのかがわからないのだが、今後は1週間ほどの間隔で記事を投稿することとした。筆者の紹介した書籍を読む方は、ぜひ1週間を目安に読書計画を立てていただきたい。

さて、前回までの2回の「読書をしましょう」(1回目はコチラ、2回目はコチラ)は、どちらかというと”生き方”や”人間関係”等にフォーカスした内容であった。これは、マジコン診断士としての「超基本マインドセット」を持ってほしいという筆者の願いを込めてご紹介した。

今回から、いよいよコンサルとして必要なスキルに関する書籍をご紹介していく。

書籍をご紹介する前に、筆者の以下のツイートを見ていただきたい。



さて、ここであなたに課題である。上記筆者のツイートを見て、あなたに見えてきた「何か」は何であろうか?少し考えてみてほしい。
(シンキングタイム:30秒)





















何かが見えてきただろうか?


ここでヒントとして一例を出そう。

もしあなたが中小企業診断士で学んだ知識と論理的思考力を駆使して、クライアント企業に対して誰が見ても100点満点の診断報告書を提出したとしよう。この時点で、あなたは経営コンサルタントとしての自身の成果に対して、やはり100点満点をつけるだろうか?


Wikipediaによると、「コンサルティング」という言葉の意味は「企業(まれに行政など公共機関)などのクライアントに解決策を示してその発展を助ける業務を行うこと」と書かれている。この内容を踏まえると、コンサルティングには以下の3つのフェーズが存在することになる。

①コンサルが問題点・課題の解決策を提示
 ↓
②クライアントが解決策を実行
 ↓
③クライアントの発展


これでもうお分かりだろう。

いくらあなたがクライアント企業に100点満点の診断報告書を提示したとしても、クライアント企業がその診断報告書に基づいて必要な施策を実行しなければ成果は出ないので、その診断報告書はゴミ同然

なのである。


回りくどい説明だったが、結論を言おう。

クライアント企業に期待される成果をあげるためには、コンサルタントには「クライアント企業を動かす力」が必須条件となる。


数こそ少ないが、筆者も自身にはいくつかの強みがあると思っている。その数少ない自身で強みだと思っている要素の内の1つが「人を動かす力」である。もちろん、筆者もまだまだ修行と精進が必要だが、これまでそれなりの人数の経営トップを動かして成果を上げてきたつもりである。その成果の重要な源泉の1つが「人を動かす力」なのである。


あなたがマジなコンサル診断士を目指すのであれば、「人を動かす力」は必須能力となる。なぜならば、あなたがどれだけ知識が豊富であっても、あなたがどれだけ診断士試験を高得点で合格していたとしても、あなたに「人を動かす力」がなければ、あなたが経営コンサルタントとしてのValueを出すことができる日が訪れることはないからである。

「人を動かす」力がどのようなものかを知るには、以下の書籍が断然オススメである。


筆者がこの本を読んだのは10年ほど前だったような気がするが、当時はハードカバー版しかなかった。今は文庫版が出ているので、非常にお買い得である(上記Amazonリンクは文庫版である)。


最後にもう一度だけお伝えしよう。

クライアント企業に期待される成果をあげるためには、コンサルタントには「クライアント企業を動かす力」が必須条件となる。



「本記事が参考になった」という方「次回の記事に期待している」という方は、お手数だが以下をポチっとお願いしたい。
         ↓
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村



マジコン診断士


【マジなコンサルタントの中小企業診断士情報】
Twitter
執筆(note)
スポンサーサイト

【実戦編】できるところからコンサルスキル ~意外な盲点

今回の記事もマジなコンサル診断士を目指すあなたに実践編の記事をお届けする。


経営コンサルタントというと、幅広く深い経営に関する知識をもち、「論理的思考力」「プレゼンテーション力」「ヒアリング力」に長けている人という印象をお持ちだろう。もちろん、それはあなたがお持ちの印象通りである。


しかし上記スキルとは別に、あなたが必ず持っているべき能力がある。


それはズバリ

事務処理能力

である。


「え?コンサルなのに事務処理能力?」

と意外に思われた読者も多いかもしれない。



経営コンサルタントはいつもクライアント企業と打ち合わせをしているイメージを持つかもしれないが、実際はかなりパソコンに向かう仕事が多い。

というのも、クライアント企業と打ち合わせするにせよ、戦略や計画立案や実行を支援するにせよ、そこには大概ドキュメントが存在しているからである。そのドキュメントは誰が作るかといえば、もちろんコンサルが作るのである。


そもそもコンサルは時間を切り売りしてお金を稼ぐビジネスである。なぜならば、一般的なコンサルビジネスにおける売上は「時間単価×稼働時間」で構成されているからである。

あなたの1日の時間は、あなたが嫌と言っても最大24時間しかない。

つまり、

事務処理能力の低い人は稼働時間が長くなる(=生産性が低い)ので、コンサルとして多く稼ぐということがより難しい

ということになる。
※もちろん時間単価を高めれば稼働時間を少なくできるという理屈もあるが、逆にその高い時間単価を維持してさらに稼働時間を上げれば、より稼げるようになることも事実である。つまりコンサルティングのような役務提供型ビジネスにおいて売上を上げたければ、常に稼働時間を少なくできるような生産性の高い働き方が必要なのである。

ちなみにコンサルティングファームでは、新人の時に納期のシビアな大量の事務作業を任されるので、嫌でも事務処理能力を高めざるを得ない状況に追い込まれる(事務処理能力が低いと睡眠時間を確保できなくなる)。ゆえに、ファーム出身者では一般的に例外なく事務処理能力は高いと思って間違いないと思う。


さて、事務処理能力を高めるための主なポイントをいくつか挙げると、

・タイピングは速く(人差し指でキーボードをポチポチ押しているようではダメ)
・Officeソフト(ワード・エクセル・パワポ等)は一定程度使いこなせるようにする
 ※エクセルはグラフ作成も一定程度使いこなせるように
 ※できればショートカットキーも使いこなしたい
・骨子が決まったら、企画書や提案書はサッと作れるようにする

等である。


これらのことは、意識して「こうしよう」と思わない限りいつまで経ってもできるようにはならない。なので、日々意識して実行していく必要がある。


そこで具体的にどうすればよいかというと、

事務処理能力を高めることを意識して毎日の仕事に取り組む

ということである。

上記で挙げた事務処理能力を高めるための主なポイントのほとんどは、あなたのお勤めの組織で実践できるはずである。ぜひ生産性向上を意識して、ご自身の業務に取り組んでいただきたい。これを意識してあなたが毎日業務をこなすことは、将来のあなたのマジコンとしての稼ぎに大きく影響することだろう。日々のコツコツとした積み上げが、未来の大きな差を生み出すのだから。


「本記事が参考になった」という方「次回の記事に期待している」という方は、お手数だが以下をポチっとお願いしたい。
         ↓
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村



マジコン診断士


【マジなコンサルタントの中小企業診断士情報】
Twitter
執筆(note)

【1次試験】企業経営理論の過去問チャレンジ ~5フォースモデル(1)

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。

それではさっそく過去問チャレンジ!

【過去問チャレンジ】
自社の仕入先および顧客に対する交渉力に関する記述として、最も適切なものはどれか。(平成27年度企業経営理論 第4問)

ア 今まで仕入先から調達していた部品の内製の割合を高めていく場合は、自社の仕入先に対する交渉力は弱くなる。
イ 希少価値の高い原材料を仕入れている場合は、自社の仕入先に対する交渉力は強くなる。
ウ 顧客が他社製品へ乗り換える際に多大なコストが発生する場合は、自社の顧客に対する交渉力は強くなる。
エ 仕入先の売上高に占める自社の割合が高い場合は、自社の交渉力は弱くなる。
オ 自社が顧客の意思決定を左右できるような場合は、仕入先に対する交渉力は弱くなる。




















(解説)
ア:「仕入先から調達していた部品の内製の割合を高めていく」ことは、仕入先からの調達部品の割合を低めていくことを意味する。仕入先からの調達部品の割合が低くなれば、仕入先は「マズイ。買ってもらう部品の量が減ってしまう!」となって自社と比較して立場的に弱くなるので、自社の仕入先に対する交渉力は強くなるはずである。ゆえに×。
イ「希少価値の高い原材料を仕入れている」ということは、その仕入先以外に当該原材料を仕入れることができる調達先の選択肢が限られることになる。つまり、その仕入先に断られてしまうと自社は当該原材料を仕入れることができなくなる点で、自社は仕入先と比較して立場的に弱くなるので、自社の仕入先に対する交渉力は弱くなる。ゆえに×。
ウ:「顧客が他社製品へ乗り換える際に多大なコストが発生する」ということは、簡単に言えば顧客は他社製品には乗り換えにくいということである。そうなると自社は顧客と比較して立場的に強くなるので、自社の顧客に対する交渉力は強くなる。ゆえに〇。
エ:「仕入先の売上高に占める自社の割合が高い」ということは、仕入先の自社に対する売上依存度が高いことを意味する。そうなると、自社は仕入先に対して立場的に強くなるので、自社の交渉力は強くなる。ゆえに×。
オ:「自社が顧客の意思決定を左右できる」ということは、自社は当該市場においてかなり強い影響力を持つことを意味する。そのような自社に対して何かしらの財を収めている仕入先に対して、自社は立場的に強くなるので、自社の仕入先に対する交渉力は強くなる。故に×。

以上より、ウが正解となる。

(解答)
(ウ)


本問題は、5フォースモデルの内、「売り手の交渉力」と「買い手の交渉力」にフォーカスした出題となっている。この交渉力系の問題に関しては、選択肢の文章をよく読んで「自社」と「得意先or仕入先」とのパワーバランスをしっかりと見極めていけば、正解を当てることができるはずである。ぜひ注意して取り組んでほしい。


「本記事が参考になった」という方「次回の記事に期待している」という方は、お手数だが以下をポチっとお願いしたい。
         ↓
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村



マジコン診断士


【マジなコンサルタントの中小企業診断士情報】
Twitter
執筆(note)
プロフィール

マジなコンサル診断士

Author:マジなコンサル診断士
現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
■Twitter→コチラ
■執筆(note)→コチラ

本ブログの意義
本ブログの意義
本ブログのターゲットとなる読者層
ターゲット
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
ブログ村ランキング
最新コメント
リンク
ブログランキング(今何位?)
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村
検索フォーム
マジなコンサル診断士のTwitter
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR