マジなコンサルタントによる中小企業診断士試験対策ブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役の”マジなコンサルタント”が、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルスキルをベースに、独自の分析に基づく極めて有用な情報、世に出ていないテクニック論的な情報を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

課題解決の手順

本ブログの開設からまだ1週間ほどではあるが、筆者の想定以上に多くのアクセスを頂いている。筆者なりのマーケティング戦略に基づいて本ブログの開設をしたものの、歴史も知名度も皆無の新参者である本ブログがここまでスタートダッシュしたことは、筆者にとっても驚き以外の何物でもない(筆者にとって、この状態を維持継続することの方がはるかに困難なミッションであること言うまでもないが…)。

アクセス数の増加と関連したテーマの中で、筆者が1点感動していることがある。
本ブログでは、各記事の内容にご共感いただいた場合は「ブログ村バナー」を”ポチ(投票)”っとして頂くよう記事の最後で筆者はお願いしているのだが、それを忠実に履行いただいている読者が多いこと、このことに筆者はとても感動している。読者視点で考えれば、ブログ記事を読み終わった段階で目的は達成しているわけであり、「ブログ村バナー」の”ポチ”をしようがしまいが読者は同じ成果を得られるはずである。それにも関わらず、わざわざ手間となる”ポチ”をいただけていること、つまりこのような読者の誠意あるご対応に非常に感動を覚えている。このような真摯な人が多い点は、診断士受験生の優れたパーソナリティなのではないかと感じている。本件に関してはこの場をお借りし、心からお礼を申し上げたい。筆者はこれらの”ポチ”を、読者のみなさまから筆者へのエールだと受け止めている。このような読者のご厚意に応えられる様、筆者も引き続き邁進していく所存である。

なお、筆者が求めているのは「表面上のブログランキング」などではない。もちろん多くの読者からとにかく”ポチ”を頂いてランキング上位になればより多くの読者の目に触れる可能性は高まり、筆者が情報を発信する意義も高まる。しかし筆者はむしろ、「読者からの真の反応に基づくブログランキング」こそに本当の意義があると考えている。この「読者からの真の反応」こそが、この診断士受験会を大きく揺さぶるムーブメントになると筆者は信じているし、またそのようになってほしいと願っている。ゆえに、読者はこれからも「記事の内容にご共感いただいた場合」は”ポチ(投票)”をお願いしたい。




さて、本題に入ろう。

今日は前回の記事の続きとして、「課題設定と課題解決策の策定」について。
※今回初めて本ブログを訪問した読者、前回の記事の内容を忘れてしまった読者はコチラをご確認いただきたい。

前回記事での筆者の問題提起は、以下の通りである。

(前回の記事抜粋)
問題は「現状(実際の状態)と理想(求める状態)との差(GAP)」である。ゆえに、この時点で「合格点に対して25点の得点不足が発生していること」が問題に該当することは容易にわかる。ここはよいだろう。
そこで考えてみてほしい。
25点が不足しているという問題だけで、あなたは本当に課題設定と課題解決策の提示ができるのであろうか?
課題というものは、クライアントが自ら実行・解決できる単位までブレークダウン(詳細化)されていなければならない。そうでないと、クライアントは提示された課題の解決策を自ら実行に移すことができず、その課題と解決策は”絵に描いた餅”になってしまう。



以上の筆者の問題提起は、上記の課題解決手順やプロセスに対して疑問を呈する意図がある。それを踏まえ、あなたは上記の課題解決の手順やプロセスにおいてどのような問題があったと考えるだろうか?少し考えてみてほしい。

(シンキングタイム 30秒)












もしあなたが、問題点を認識しただけで課題とその解決策を策定できると考えたのだとしたら、あなたはそもそも問題解決の手順(ステップ)そのものがわかっていない。


問題解決は大ざっばに言えば、以下の手順(ステップ)で進める。


問題解決のSTEP
【補足】
上の図の「①問題の把握→②現状分析」は、「①現状分析→②問題の把握」となる場合も実務上は多い。しかし今回のA君の例題では問題点明らかであるため、上の図の通りの手順となっている点にはご留意いただきたい。



上の図から明らかなように、問題を把握した時点で課題設定と課題解決策できると判断したあなたは、極めて重要な「②現状分析」のプロセスを完全にすっ飛ばしてしまっているのである。


ではなぜ現状分析が必要なのであろうか?


25点UPを実現する上でのアプローチは1つではなく、極論を言えば無限にアプローチがある。選択対象となるアプローチが複数ある以上、「問題点となっている25点の得点を積み上げるために、具体的に何をするのか?」ということをあなたが明らかにしなければ、A君には採用すべきアプローチ、すなわちNext Action(次に何を行うべきか)がわからない。つまり、あなたがA君の顧問コンサルタントである以上、あなたにはそれを明らかにする責務があるのである。当然のことながら「具体的に何をするのか?」までA君から要求されれば、あなたはA君の現状実態を適切に調査しそれを把握すること(=現状分析)が必要となることに気づくだろう。それは、以下のような作業となるはずである。

①A君のT○C模試の得点状況を確認
例)
・経済:40 財務:70 経営:65 運営:55 法務:65 情報:60 中小:40

②現状のAくんの得意(好き)な科目・不得意(嫌いな)科目、学習進度等その他現状の確認
例)
・得意な科目:財務、運営、法務
・不得意な科目:経済、中小
・学習進度等:中小は全く勉強に着手していない
・興味:中小のテキストを見せると中身に興味津々

----ここまでが現状分析----

③①×②を分析し、25点をどのように積み上げるかの戦略を検討
例)
(1)中小は勉強未着手であり、かつA君が興味津々であるため、勉強に着手することで得点UPが期待できる
(2)中小は暗記さえすれば得点UPが容易な特性があるため、努力に比例した得点UPが期待できる
→(1)、(2)より、中小で25点積み上げる戦略とする。
※診断士の勉強をしている読者は重々ご承知だと思うが、実際はここまでシンプルではない。本戦略のように、1科目で25点を積み上げるというシンプルな方法を選択したとしても、他の6科目で現状の得点力を維持できる保証はない。ゆえに、他の科目における現状の得点力を維持する対策を別途考え、上記例の中小集中対策と並行して対応する必要が出てくるだろう。また、1科目で得点を積み上げるのではなく、7科目の各科目でそれぞれ3~4点積み上げるという戦略ももちろん考えられる。このように、向かうべき方向として複数の選択肢が発生した場合は、現状分析の内容に基づいてそれぞれの戦略のメリット・デメリットを比較し、最も現実的かつ実現可能性の高いプランを提案することがポイントである。

④課題設定
例)
・中小の得点を25点UPさせる

----ここまでが課題設定----

⑤④に基づき、科目別の学習法決定・学習計画の立案
例)
・〇月までに中小のテキスト通読3回転&中小の問題集3回転を実施する

----ここまでが課題解決策策定----



いかがだろうか?上記は極端な例であり、実際はここまで単純化できるものではない。しかし、A君が診断士1次試験で合格点を奪取するためには、「〇月までに中小のテキスト通読3回転&中小の問題集3回転を実施」すればよいことがわかった。このレベルまで課題とその解決策をブレークダウン(詳細化)できれば、A君も「やるべきことが明確になった。これなら自分でもできるかもしれない」という気持ちになる可能性が高い。

実はここが非常に重要である。

コンサルタントには、クライアントが「わが社でもやれるかもしれない」という気持ちになっていただく提案をする責務がある。なぜならば、クライアントが自分で解決できると思えない課題とその解決策は、一生解決されることがないからである。そのような課題とその解決策を含む提案は、筆者に言わせれば”ゴミ以下”である。ゴミであれば除去しさえすれば望む状態に回復できるが、そのような実現不可能な提案を作るまでに費やしたクライアントの時間は2度と取り返すことができない。だから文字通り”ゴミ以下”なのである。以上が、「クライアント自身が解決できる単位まで課題をブレークダウン(詳細化)する必要がある」と筆者が口を酸っぱくして言う理由である。このような”コンサルタントとして基本中の基本”を守ることができないコンサルタントが、世にいかに多いことか。だから「コンサルタントは胡散臭い職業」などと言われるのである。




ここで、診断士試験の勉強をしている受験生に筆者から質問である。


「診断士試験合格に向けてのあなたの課題は何か?そしてその解決策は何か?」


上記質問に、あなたはすぐに回答できただろうか?そしてあなたが回答した「課題」と「課題の解決策」は、自ら実行・解決可能な単位にまでブレークダウンされているだろうか?もしそうでないならば、マジなコンサルタントになった気持ちで、一度自己の勉強プロセスの問題点、現状分析、課題設定、課題解決策の策定を改めてしてみてはどうだろうか?厳しい言い方をすれば、「自分(一人の人間)の課題を解決できない人間が、他の会社(利害関係の異なる人間の集まり)の課題を解決できる道理などあるはずがない」のである。


マジコン診断士


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「問題」と「課題」の違い

「御社の目指している姿は○○です。そうすると、△△が現状の問題点です。なので、課題は××ですね。」

いかにも、コンサルタントがクライアント企業に対して話しそうな内容である。


「問題」と「課題」の違いは何か?

受験機関や勉強会における診断士の2次試験対策では、こういった質問が投げかけられるのではないかと推測している。
※筆者は完全独学という非常に淋しい診断士受験生だったため、そもそもどういう会話が繰り広げられているのかを体験に基づいて語ることができない。統計情報がないので根拠はないが、近年はこのような”淋しい受験生”が増えているように感じる。


さて、あなたは「問題」と「課題」の違いがわかるだろうか?

心配することなかれ。コンサルティングファームに入社したばかりの新米コンサルのほとんどが、この違いを理解していない(新入社員の頃の筆者含む…)。


■問題:現状(実際の状態)と理想(求める状態)との差(GAP)
       ※ネガティブに表現される

            (違うもの)

■課題:問題を解決するための達成目標
       ※ポジティブに表現される。


以上が教科書的な説明である。一つ簡単な例を挙げて説明する。

例)
A社は利益が減少している。A社の理想(求める状態)が収益面での成長だとすれば、問題点と課題は、

■問題点:利益の減少

■課題:利益の向上

のようになる。

本件に関して、試験対策上のベタなアドバイスとしては、「2次試験で課題を聞かれた際に、問題(いわゆるネガティブな表現)を書かないように!」と言ったところであろうか。


「問題」と「課題」の違いはご理解いただけただろうか?




それでは、例題を使って理解度を確かめてみよう。

今度は先ほどの例とは違って、「あなたはA君の診断士一次試験合格を支援するマジな顧問コンサルである」という設定の下で、A君をコンサルティングするつもりで真剣に取り組んでほしい。もう一度言う。「A君のマジな顧問コンサルとして真剣に取り組んでほしい」。最後にもう一度。「A君のマジな顧問コンサルとして真剣に取り組んでほしい」。

(例題)
A君は、中小企業診断士1次試験の一発合格(7科目420点合格/700点満点)を目指している。先日受験したT○Cの1次模試(700点満点)の成績が返ってきたので、A君は成績を確認した。すると結果は、7科目合計395点であった。この場合、A君の問題と課題、課題の解決策はそれぞれ何か?顧問コンサルタントとして、A君に提示せよ。

※以下スクロールすると解答例が書かれているが、まずはそれを読まずに自身の頭で考えてほしい。「思考プロセスを踏まずに先に解答を見る」という行為は、試験突破のみに目的を限定した場合には効率的な場合もあるが、思考を鍛えるという意味では大きな弊害となる。

(シンキングタイム 1分)












(解答例)
■問題:合格点(420点)に対して25点不足していること。

■課題:わからない(25点UPに向けた「何か」をすることなのだが…)。
  ※この問題文だけでは課題を設定できない

■課題の解決策:わからない
  ※この問題文だけでは課題解決策を策定できない



インチキ臭い例題だなぁと思われた読者もいるかもしれない。しかし、もしあなたがマジなコンサルタントを目指すのであれば、この問題文の情報だけでは、

①具体的な課題設定ができないこと
②課題設定ができない以上、課題の解決策も定められないこと

の2点に気づくべきなのである。

 
先ほど説明した通り、問題は「現状(実際の状態)と理想(求める状態)との差(GAP)」である。ゆえに、この時点で「合格点に対して25点の得点不足が発生していること」が問題に該当することは容易にわかる。ここはよいだろう。

そこで考えてみてほしい。

25点が不足しているという問題だけで、あなたは本当に課題設定と課題解決策の提示ができるのであろうか?


課題というものは、クライアントが自ら実行・解決できる単位までブレークダウン(詳細化)されていなければならない。そうでないと、クライアントは提示された課題の解決策を自ら実行に移すことができず、その課題と解決策は”絵に描いた餅”になってしまう。

この例題に書かれている内容の範囲では、課題を実行・解決可能な単位までブレークダウンする上での情報が不足している。
例えば、あなたが仮に「総得点を25点UPさせる」を課題として設定したとしよう。それでは、その場合に導き出される課題の解決策は、一体何になるのだろうか?まさか、「努力と根性をつけること」などという精神論的な課題解決策を提示しないだろうかと、非常に心配になる。つまり、この情報だけでは解決可能な単位の課題を設定できないのである。
※余談だが、高度経済成長期の日本のように、右肩上がりで経済が成長している時には、機会損失を防止するために市場カバレッジが重要となる。その場合には”営業の行動量”が重要なファクターとなるのだが、「情報化社会としては未発達であったこと」と「日本人の国民性」の2点を踏まえると、”努力と根性”と”行動量”の間に相応の因果関係があったとも思える。その意味で、当時の営業部門に対して”努力と根性をつけること”という解決策は、むしろ有効だった可能性が高い。但し、コンサルタントがこのような解決策を提示することはあってはならないだろうが…。

筆者は、「マジなコンサルとして真剣にA君の問題、課題、課題解決策を提示してほしい」と申し上げた。それにも関わらず、もしここであなたが「A君の得点が25点不足しているという問題さえ把握できれば、課題の設定と課題解決策の策定ができる」と思っていたのであれば、この時点ではあなたは紛れもなく”インチキコンサル”になってしまうのである。筆者が「真剣に取り組んでほしい」と敢えて3回も言ったのは、あなたがインチキコンサルかそうではないかを確認したかったからである。


次回は続編として、「問題を認識した上で、コンサルタントはどのように課題を解決していくのか?」をご理解いただくために、課題解決の手順(ステップ)に関してご説明することにする。


<雑談>
コンサルティングの実務上では、敢えて「問題」と「課題」を区別して管理しないことも多い(もちろん、その違いを理解した上ではあるが)。そのため筆者に言わせれば、「問題と課題を区別すること」そのものはそれほど大した話ではなく、少なくとも本質論ではないと考えている。もっとも、診断士受験生の立場を考えた場合、2次試験を採点する試験委員が言葉の定義をどこまで厳密に見ているかを知る術がないこともまた事実である。ゆえに、教科書的な説明に準じ、きちんと問題と課題を区別した答案を書いておいた方が、試験上の対応としては間違いなくベターである。


マジコン診断士


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本ブログのターゲットとなる読者層

巷でよく言われる”情報化社会の進展”。その言葉から受ける印象以上に、筆者にはその速度が著しく速くなっていることを感じる今日この頃。

これだけ膨大な情報が氾濫する社会においては、情報リテラシーの高い者は想像を絶するような速度で知恵を身につけていく一方、情報リテラシの低い者に大きな知的変化は起き得ない。経済格差と異なり、情報格差は目に見えない。格差を目で認識できない以上、それが拡大していることにすら気づくことができないわけである。もしかすると、情報格差は我々が想像している以上の速度で拡大しているのかもしれない。

”知らぬが仏”

無知は幸福につながるとは言うものの、不安というものは常に無知から発生するものでもある。あなたがもし、今何かしらの不安を覚えているのであれば、その表面的な幸福から脱出するために、すぐにでも勉強を始めるべきである。



前置きが長くなったが、本題に入ろう。

繰り返しになるが、情報化社会においては、目的とする有益な情報に効率的にたどり着くための能力(情報リテラシー)の有無が我々の生存競争に大きく影響してくる。そしてこのブログも情報の発信源である以上、そのような社会的変化と無関係ではあり得ない。つまりこのブログである筆者は、読者が望むか否かに関わらず、読者に対して「このブログが有益な情報源であるか否か」に関する判断を強いていることになる。

本記事は、読者が情報の有益性を効率的に判断していただくことを目的としている。つまり、本ブログで筆者がターゲットとして想定している読者層を予めご提示することにより、読者が今後このブログを読み続けるか否かの意思決定をサポートしようという企画である。読者が本記事を読んでターゲット層を確認し、自分の目指す方向性とマッチしないと思ったら、すぐさまこのブログを離れていただいた方がよいだろう。なぜならば、その方が圧倒的に時間的ロスが少ないからである。

筆者が本ブログで想定しているターゲットとなる読者層は、下図の赤枠の範囲内の層である。

ターゲット


以降で図のターゲットの属性を説明するが、その前に1点だけ補足させていただきたい。
このブログの読者の多くは、診断士取得に向けて勉強を始めるべきか悩んでいる、もしくは診断士取得を目指して勉強している人だと思われる。そのため多くの読者は、現時点ではまだ診断士資格を持っていないということになる。なので、まずは”自分はどういう診断士を目指すのか”という将来像をイメージした上で(あるいは、本記事を読み進めながらそれをイメージした上で)、その将来像を上の図のターゲットの属性に当てはめて見ていただきたい。


それでは、各ターゲットの属性をご説明する。


①お勉強診断士(非ターゲット)
あくまで診断士は自己啓発目的であり、資格を活用してお金を稼ぐ(以下、マネタイズする)気がない層である。この層は、そもそも診断士取得の目的を自己啓発の対象に限定している。ゆえに、診断士試験に合格した時点で目的は達成済なので、マジなコンサルになる必然性がそもそもない。本ブログを読むのは時間の無駄である。今後、このブログに訪れる必要性が低い層と言えるだろう。なお筆者の視点では、転職活動のアピール材料として診断士取得を目的とする人もこの層に含まれると考えている。なぜならば、本目的の場合においても、資格取得時点で目的(=履歴書の保有資格に”中小企業診断士”と書くこと)が達成されてしまう、からである。


②小遣い稼ぎ診断士(非ターゲット)
診断士資格を活用して大成功を収めたいという野心があるわけではないが、せっかく診断士資格を取ったのだから少しは稼ぎたいと考える層である。診断士として稼ぐ金額の目標水準が、そもそも小遣いや家計の足し程度でよいということであるならば、協会からの仕事に手を挙げて一つ一つこなしていくだけで、十分目的の達成は可能であろう。その意味で、この層はマジなコンサルになる必然性がそもそもないので、本ブログを読むのは時間の無駄である。このブログに訪れる必要性が低い層と言えるだろう。


③ふつうの診断士(非ターゲット)
コンサルティング実績はないものの、診断士資格を取得を契機に独立を決心する層である。この層は総じて、診断士資格は手に入れたがコンサルティング実務の経験が乏しいという人が多い。そのため最初は、協会で様々な活動を行って人的ネットワークを築き、その人的ネットワークを通じて仕事を獲得することにより実戦経験を積んでいくケースが多い。すなわち、”中小企業診断士の鑑”とも言うべき層である。ふつうの診断士は、中小企業に対する経営コンサルティングをこなしつつ、定期的に発生する補助金申請関連の仕事や協会からの仕事をこなしながら生計を立てている。そのため、積み上げ型でコツコツと実戦経験を積んで、少しずつ収入を高めていくことを志向するタイプの人が多いのではないかと思われる。その意味で、巷でイメージされる”いかにもコンサルタント”というようなガツガツした人は少ない印象がある。しかし独立というリスクを負いながら実戦経験を積んでいくので、その後の鍛錬と実戦経験次第で、マジコン診断士に移行することができる唯一の層でもある。大きなリスクを負って”独立”を果たしている層なので、可能性は無限大。大成功を勝ち取る可能性も十分にある層と言えるだろう。
一方で、積み上げ方式のコツコツ型を志向するこの層は、コンサルティングファーム所属のコンサルタントとは全く異なる人種である。筆者と同じ”コンサルタント”でありながらも、その職種への入り方が全く異なるため、この層の読者に参考になるような情報が発信できるかははなはだ疑問である。むしろ中小企業診断士の鑑として、診断士のアイデンティティを維持しつつ、その地位向上に努めていただきたいと強く願っている。そして、筆者がここで発信する”マジコン診断士”とは全く異なる”真の診断士像”を創り上げていっていただきたい。そのような理由から、筆者としては本ブログのメインターゲットからは外して考えている。しかしそれでも本ブログを読みたいという風に思っていただける読者がいらっしゃるのであれば、ぜひご覧いただきたい。


④企業内出世診断士(非ターゲット)
企業内診断士であり続けることを固く決めている層である。サラリーマンという安定的な立場を維持しつつ、診断士取得を上司にアピールしながら昇進・出世を目指し、将来的にはマネジメントや経営の立場に就いて診断士の知識を活かしたいという層である。ちなみにこの層が上の図の”実戦志向”に位置づけられている理由だが、企業内であり続けることが前提である以上、それは”コンサルとしての実戦志向”という意味ではなく、”現状組織内における実戦志向”という意味になる。この点だけは他の層と解釈が異なるので、ご留意いただきたい。
さて、改めて申し上げる必要もないが、その目的から考えても、この層の人がマジなコンサルになるための情報をインプットする必要性は全くないだろう。むしろ、社内政治のくぐり抜け方、上司から更に評価される方法、出世を争っている同僚の蹴落とし方といった方に頭を使った方がより合理的である。ゆえに、本ブログを読むのは時間の無駄であり、このブログに訪れる必要性が低い層と言えるだろう。
ここで、おせっかいかもしれないが一つだけ警鐘を鳴らしておく。一生安泰と言われた超有名大手企業がこれほど続いて経営危機に陥る中、もしあなたが社内での地位向上ばかりに目を向けているのだとしたら、あなたのキャリア形成の方法に問題はないのだろうか?もしあなたが、「うちの会社がJALや東芝みたいなことになるわけがない」と思っているのであれば、少々時代錯誤である。あなたが生きているこの社会を、ありのままに見る目を持った方がよい。会社への依存が生きていく上での唯一の手段となっている時点で、あなたは本当の意味で「自身の人生をコントロールできる立場にはない」のである。


さあ、ここからが筆者がメインターゲットとしている層である。もしこの層を目指している読者は、ぜひ今後のブログで発信する内容にご期待いただきたい。筆者もできる限りお役に立てるよう、有益な情報を発信していく。


⑤マジコン予備軍診断士(ターゲット)
できるならすぐにでも独立したいが今はそれに踏み切れない理由があるため、渋々現状にとどまっている層である。「今の会社では満足してはいないが、コンサルとしての実戦経験もないのでいきなりの独立は怖い。しかし、将来は確実に独立する。そして診断士資格を活かして実戦経験を積みつつ、その過程でマネタイズしていき、最終的には診断士資格に頼らずに価値提供できる真の経営コンサルタントになりたい。」というような層である。この層を目指す読者は、ぜひ本ブログ継続的に見ていただきたい。本ブログの情報を活用しながら診断士試験の勉強をすることで、資格取得段階ですでに周りの診断士(いわゆる自己啓発志向の診断士)に大きな差をつけることができるだろう。


⑥マジコン診断士(ターゲット)
「資格は取るけど、ペーパーコンサルなんて嫌だ!経産省の補助金に群がって仕事するのも嫌だ!俺はガツガツしたマジなコンサルになるんだ!診断士であることのアピールもしない!資格じゃなくて実力でコンサルになるぞ!そして年収〇千万円稼いでやるぞ!」という層である。多くを語る必要はないだろう。このような層を筆者は全力で応援する。



最後に、筆者から読者へのお願いである。

本ブログは、読者に少しでも有用な情報を発信するためのマーケットリサーチを兼ねている。本ブログの情報品質を一層高めるためにも、もしあなたが今日の内容に少しでもご共感をいただけたのであれば、ぜひとも”ポチ(投票)”をお願いしたい。なぜならば、あなたの”ポチ(投票)”が筆者のモチベーションと発信する情報の品質を高め、あなたが享受できるメリットを一層高めるからである。
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さて、前回・今回はこのブログのコンセプトを読者のみなさまにきちんとご理解いただくため、文量が多い記事2連投であった。次回からは文量はだいぶ圧縮されると思うので、ご安心あれ。
※筆者も比較的多忙な部類に入る職業の人間である。このペースでのブログ投稿はさすがに長く続かない。。。


マジコン診断士


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はじめに

筆者は、コンサルティングファームに勤務する中小企業診断士である。コンサルティングファームに入社後、これまでのべ30社以上のクライアント企業に対してコンサルティングサービスを提供してきている。

さて、中小企業診断士受験の世界には、情報を無料で発信するブログが溢れかえっている。これほどまでに無料情報が溢れかえる世界は特異とも言え、それを生業としている診断士受験機関にとっては、正にハードな経営環境であるとも言えよう。
※この診断士受験会の特異性については、改めてこのブログを通じて情報発信することにする。


それでは、このような情報が溢れかえるカオスとも言うべき世界に、敢えて新たな情報源を投入する意義は何なのだろうか?

それは


世に溢れかえる情報の大半が、診断士試験突破を目的としたテクニック論の域を出ていない


と筆者が考えているからである。

このようなテクニック論的な情報・知識は、資格取得のみを目的とする場合においては有効な場合もあるだろう。しかし、単なる自己啓発目的で診断士取得を目指している場合を除けば、診断士受験生の多くがその後も診断士の資格を活かして飯を食っていこうと考えているはずである。そうであるならば、テクニック論だけの知識・情報に、いかほどの価値があるのであろうか?本当にその情報・知識は、経営コンサルタントとしての顧客価値提供に資するものまで昇華できているのであろうか?限られた資源である「時間」と「金」を投じて行う勉強である。どうせ勉強をするのであれば、実りあるものにしたいはずである。

また、このテクニック論的な情報・知識の有効性については、仮に資格取得のみを目的とした場合においても大いに疑いがあると言わざるを得ない。というのも、中小企業診断士取得資格を取得するまでに3年~5年、長い人だと10年もの年月を費やしている人が実は数多く存在しているからである。このような人々を巷では多年度生と呼ぶらしい(私はこの呼び名自体は好きではない)が、なぜ何年もこの試験に貴重なお金と時間を費やしているにもかかわらず、望んだ結果が出ないのであろうか?これはテクニック論的な情報・知識が、受験生によっては有効ではない場合がある、つまりその有効性の限界を示唆している。





本ブログは、コンサルティングファームで実際にコンサルタントとして実務をこなしている筆者が、中小企業診断士試験突破を目指す受験生をサポートすることを目的としている。

他のブログとの差別化ポイントは、

「経営コンサルタントとして必要な本質的スキルをベーススキルと位置づけ、その点を重視して情報発信すること」

である。その上で、受験機関や他の受験生ブログとは異なる視点からテクニック・知識を積み上げていくスタイルで情報発信していく。その意味では、テクニック論の知識・情報発信を中心とした受験機関や他の受験生ブログとその性質を異にするものである。一方で、それら受験機関や受験生ブログのテクニック論の知識・情報と排他的な関係性にあるものでもなく、むしろ補完し合う関係になるものと考えている。したがって、本ブログの情報と他の情報をうまく併用することで、読者の診断士資格合格がぐっと近づくことは間違いないと確信をしている。
本ブログの意義

中小企業診断士試験の最大の関門は間違いなく2次筆記試験である。2次筆記試験は解答例が公表されないうえ、採点基準も不明確である点で、非常に不透明性が高い試験である。

2次筆記試験の対策として、コンサルとしての本質的スキルは非常に有効であることはあまり知られていない。その意味で、筆者が発信できる内容の真骨頂であると自負している(もちろん、1次試験対策に関してもこのブログでは積極的に情報発信していく)。本質的コンサルスキルを活用しながら、私独自の分析に基づく極めて有用な情報、世に出ていないテクニック論的情報も公開していく予定である。これらの情報の内、導入部分となる基本的なテーマは本ブログでも公開していく予定だが、そのコアな部分については、診断士受験界に相当大きな衝撃を与えるレベルの内容だと自負している。したがってコア情報については、別途有料コンテンツとして後日ご提供していくことを予定している。有償となる点はご了承いただきつつも、ぜひご期待いただきたい。

また、Twitterを通じて定期的につぶやいていく。ここではマジなコンサル診断士になる上での重要なヒントを散りばめていくので、定期的に確認して意識改革に活用いただくとより大きな効果が期待できる。


「読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること」

これを筆者の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたいと考えている。


マジコン診断士


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Author:マジなコンサル診断士
現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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