マジなコンサルタントによる中小企業診断士試験対策ブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役の”マジなコンサルタント”が、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルスキルをベースに、独自の分析に基づく極めて有用な情報、世に出ていないテクニック論的な情報を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

受験校講師のタイプを予想プロファイルしてみる

診断士合格に向けて受験校に通学している読者は多いと思う。診断士という試験は、特に2次試験においては解答例も採点基準も非公開であるという点で、不透明性が高いという独特の性質がある。このように試験のゴールが明確でない以上、指導方針が多様化することは至極当然の帰結であろう。誤解を恐れずに言えば、受験校の講師は「自分の思ったことに従って好き勝手に講義で言える」ということになり、この世の誰も真の意味でその良否を判定することはできないということになる。

上記文章の中には、あなたの診断士の合否を左右する大きな要素が含まれていることにお気づきだろうか?


特定の受験機関とは一切のしがらみがない筆者だからこそ、ハッキリと申し上げておこう。


「指導内容が間違っている講師の言うことを忠実に実行した場合、2次試験は不合格の確率が高まる可能性がある」


このことは、あなたが診断士試験に合格する要素の中に「受験校の講師の目利き」も含まれることを意味する。


筆者は診断士受験時に受験校を利用していないが、大学受験時に浪人し某大手予備校(昨今は経営不振により規模を縮小して経営しているようだが・・・)を利用したことがある。当時は志望する大学に合格するため、真剣に予備校と講師をセレクションしたものである。その経験を活かすことで、診断士受験機関の講師のプロファイルもざっくりであるができるのではないかと思っている。もちろん、学生相手に商売をしている受験機関の講師と社会人相手のそれとは多少の違いはあるかもしれない。しかし大きくは外れていないだろうと考えている。

本記事は、筆者の視点からざっくり講師のタイプ別にプロファイルを試みて、勉強を進める上でのあなたの「講師の目利き」の手助けをしてみようという企画である。ぜひ参考にしてほしい。


早速本題に入るが、以下が筆者がプロファイルした受験校の講師タイプである。
受験校講師のプロファイル


それでは、各講師タイプ毎の特徴をご説明する。


①勘違い講師
講義は感覚的であり、かつ事務的志向なタイプである。このタイプの講師は、自身が診断士に合格した経験に基づいてそのノウハウを受講生に教えようとするのだが、いかんせん「どうして自分が診断士に合格できたかを論理的に解明できていない」、もしくは「それを言語化できない」ため、指導方法が感覚的になりがちである。そのような感覚的な講義は受講生の立場からは理解しづらいものであるため、「何を言っているのかわからない」「疑問に応えていない」ということになり、顧客満足度が大幅に低下する。大体この手の講師は、「なぜこんなことも理解できないのか?」「なぜ俺(私)の言っていることがわからないのか?」という上から目線の視点で受講生を見ている場合が多い。受験生の立場からすれば、「お前の説明が悪いからだろう」という至極当たり前の問題点を講師自身が気づけていない。一言で言えば「講師失格」である。なお、単純にやる気のない講師(教務に関心がなくただテキストを棒読みするだけの講師、課題をやらせているだけの講師等)もここに含まれる。いずれにしても、この講師だけは絶対に回避するべきである。


②まじめ講師
講義は論理的だが、事務的志向の強い講師である。この講師は診断士試験に合格するために必要なことをノウハウとして持っており、かつそれを受講生に伝達できる十分なスキルを持っている。講義は論理的な説明に基づくため、受講生の疑問点も解消されやすく、安心感は高い。唯一の欠点は、あまりに事務的なため淡々と授業が進んでいくことだろう。もし受験校の講師の話を通じてやる気を充電したいという願望のある受講生にとっては、「モチベーター的な要素があれば完璧なんだけどなぁ」という感覚を持つ事だろう。しかし、モチベーションを高める手段は他にもある。その意味で、このタイプの講師を見つけられればとりあえずは安心だろう。


③モチベーター講師
何よりも講義に出るだけでやる気を出してくれる、いわゆる熱血講師タイプである。診断士試験合格に向けた勉強は長期に渡るため、モチベーションの維持は重要な要素となる。その意味で、このような講師も活用の仕方次第であなたの合格の助けとなることであろう。しかし気を付けなければいけないのが、この講師の最大のメリットである「やる気を出してくれること」と「あなたが試験合格に近づくか」は別問題であるということである。あなたが講師に求める要素が「やる気」だけであればそれでよいのであるが、通常受験校に通う受験生はそうでないことの方が多いだろう。この講師の提唱するメソッドや解法があなたの合格につながるのかについては、やる気を出してくれることとは別枠で冷静に見る必要があるだろう。


④マジな講師
説明するまでもないだろう。講義は論理的、かつやる気のある授業をしてくれる講師である。ズバリこのタイプこそが”マジな講師”であり、このような講師を見つけてついていくとよいであろう。



受験校では講座の振替制度があると聞いている。もし上記のプロファイルに基づいて自身の担当講師に不安を持ったら、振替制度を活用して他の講師の講座を受けてみるとよいだろう。


読者に勘違いしないでいただきたいのだが、この記事を書いた意図は、特定の受験機関を批判することや、受験校の講師を低めることで筆者の相対的立場を高めるといったものでは毛頭ない。筆者が一番伝えたいことは、「診断士受験会においても、講師の指導スキルにおける厳しい市場競争があるわけであり、最後に生き残るのは無論”マジな講師”だけである」ということである。診断士合格に向けて日々勉強に励んでいるあなたの厳しい目こそが、受験校の講師間の競争を激化させ、結果として受験校講師の指導水準を一層高めることになるのである。そのようなあなたの厳しい目を通じ世の中の勘違い講師が市場で駆逐されることで、診断士受験界の指導内容が一層ハイクオリティになることを強く願い、敢えて今回はこのような記事を書いた次第である。


マジコン診断士


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【運営管理】運営管理の出題範囲に隠されたコンサルティングメソッド

1次試験の受験科目である「運営管理」。特に生産管理は、製造現場になじみのない受験生にとっては苦痛な科目となるであろう。実はこの運営管理の科目には、コンサルティングメソッドが隠されていることをあなたはご存知だろうか?

それは

QC7つ道具

である。


QC7つ道具は運営管理の生産管理単元で取り扱うため、製造現場でしか利用しないメソッドだと勘違いする受験生が多いようだ。しかし、QC7つ道具とはそもそも「問題解決手法」であり、決してその利用が製造現場の改善に限定されるものではない。


例えば層別。

層別とはシンプルに言えば、「多くのものを特定の特徴によっていくつかのグループに分けること」である。これは、コンサルティングで課題整理をする際によく利用する手法である。というのも、経営者に提案をする際に個別具体的な課題1つ1つを提示してしまうと、経営者としては「なぜ経営者である私にこのようなディテールの意思決定を仰ぐのか?」といった反感を買う場合がある。このような状況を回避するために、抽出された複数の課題を層別し、層別した課題ごとに意思決定を仰ぐといった手法を利用する。その方が、経営者にとっては意思決定のポイントが明確になり、圧倒的に意思決定がしやすいのである。


このように、運営管理のQC7つ道具(新QC7つ道具でもよい)というものは、あなたが将来クライアント企業にコンサルティングする際のツールなのである。もしあなたが、「フレームワークは重視するがQC7つ道具は暗記がめんどくさいから捨てよう」などという愚かな考え方を持っているとすれば、マジなコンサルタントになど到底なれないということを肝に銘じていただきたい。


マジコン診断士


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【良記事Pick Up!】マッキンゼー時代の両者

今回の「良記事Pick Up!」は、以下の記事。

マッキンゼー時代の両者


いかがだろうか?コンサルティングファームには奇人変人がいることがお分かりいただけると思う。本記事に関していろいろコメントしたいポイントがあるのだが、特に筆者は安宅氏の以下の言葉に激しく同意したので、抜粋する。

「実際のコンサルティングという仕事は、人の心に向き合う仕事」



マジコン診断士


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コンサルタントの作る資料は1枚〇万円?

コンサルタントが作成する資料というと、あなたはきれいに色付けされたパワーポイントの資料を思い浮かべるだろう。実際その通りであり、筆者も多くのパワーポイントの資料を作成してきている。恐らく新卒入社時から現在に至るまでに作成したパワーポイントの資料数は、枚数の大小はあれ、数百~数千ファイルにも及ぶだろう。


さて、コンサルタントが作成する資料に関して、パワーポイント1枚あたりどれくらいの金額なのだろうか?ということをあなたは考えたことがあるだろうか?実はコンサルファームでは、先輩コンサルから嫌というほどこのことを言われる。

「お前が今作成している資料1枚がいくらになるのかわかっているのか?そんなゴミみたいな資料にその価値があるのか?」

といった感じで毎日のように詰められるのである。


一般的に、コンサルタントフィーは「時間当たりの単価×時間」で計算される。ということは、「時間当たりの単価」と「パワーポイントの1シートを作成するに必要な作業工数(時間)」がわかれば、パワーポイント1シートの金額がわかることになる。


コンサルタントの時間当たり単価は、コンサルランクによって決まる。コンサルランクはファームによって多少の名称の違いはあれど、概ね下のランクから

・アソシエイト(ジュニアコンサルタント)
・コンサルタント
・シニアコンサルタント
・マネージャ
・シニアマネージャ
・プリンシパル
・パートナー

といった形で定められている。このランク毎に時間単価の設定がなされているということである。

なお、コンサルタントの時間単価(いわゆる時給)は、どんなに安くても最低〇万円という単位になる。つまり、1万円を割ることはまずあり得ないと思っていただいて間違いないだろう。

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ここで仮にコンサルタントの時間単価を2万円としよう。もしこのコンサルタントは1枚のパワーポイントのシートを作成するのに8時間要したとする。するのそのパワーポイント1枚当たりの価格は、2万円×8時間=16万円になるのである。


筆者はここで「コンサルタントの単価は高いのである」ということをあなたに伝えたいのではない。


筆者が伝えたいのは

「あなたが将来コンサルタントになって作成する資料1枚は〇万円~〇十万円もの価値があるものであり、あなたはクライアントからそれだけの価値とクオリティが当然に求められる」

ということである。そしてあなたが診断士試験合格に向けて現在勉強していることは、その価値あるアウトプットを作成するために必要なインプットと思考を鍛錬することに該当するのである。

あなたはそのような意識を持って、日々の勉強に向き合っているだろうか?マジなコンサルタントを目指す以上、中途半端な勉強など絶対に許されないのである。
※余談だが、筆者のコンサル時間単価をベースにこのブログ記事の価格を考えた場合、記事1本当たりの価格は…。考えないことにしよう。


マジコン診断士


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試験問題を構成する要素と診断士2次試験の特徴

中間・期末試験、高校入学試験、大学入学試験、資格試験。世の中には多くの試験問題がある。それらすべての試験問題に共通の要素があるのだが、あなたにはそれが何かわかるだろうか?
試験



実は、試験問題は必ず2つの要素から構成されている。

それは、


「ヒント」「ノイズ」


である。


ヒントは説明するまでもないだろう。

どのような問題であれ、試験問題と呼ばれるものには必ず解くための「ヒント」が含まれていなければならない。世の中の試験というものは、正当性を維持できないと制度そのものを継続することができない。そのため、試験には「客観性」が求められる。つまり試験が正当なものであるために、一般的な知識と判断力のある人であれば全員が解答に行き着くことができる客観的なもの、すなわち「ヒント」が必ず必要となるのである。


一方で、ヒントが明確になればなるほど、試験問題の難易度は低下していく。つまり誰でも解けてしまうので、試験としての意義を失ってしまう。そこで登場するのが「ノイズ」である。

実は試験問題の難易度に影響を与えるのは、「ヒント」ではなく「ノイズ」の方である。作問者は、受験生の動きを見ながらあの手この手を駆使して「ヒント」と「ノイズ」を試験問題に散りばめてくる。例えば、無関係な情報を置く、似たような情報を置く、根拠を離す、難問を前半に持ってくる、根拠をばらして散りばめる等の手法が考えられる。


試験問題の構成要素については、国家試験である中小企業診断士試験にももちろん当てはまる。しかし、1点だけ他の試験とは異なる特徴があると思っている。それは、


「中小企業診断士2次筆記試験の”ヒント”は客観性がやや弱い」


ということである。

もちろん、与件文を読めばヒントは散りばめられているし、ヒントを活用すれば論理的にほぼ一意の解答を導出することができる場合もある。しかし、設問と解答の間のスキマが若干大きい(やや客観性が弱い)問題の構成比が高い試験だと感じている。もちろん筆者は公認会計士試験に合格してもいなければ司法試験に合格してもいないので、明確な論拠をもって他の試験と比較できる立場にはない。しかし、公認会計士には「企業会計原則・会計基準」が、司法試験には「法律」が存在するため、それらが解答の幅を一定の範囲に狭める尺度としての機能を果たして一定の客観性を保証できるものと推測している。しかし、中小企業診断士試験にはそのような明確な尺度が存在しない。さらに、この試験では解答や採点基準が公表されない。このブラックボックスな試験であることが、この試験の謎をますます深くしている。その意味では、国家試験としての客観性という面では、実にスレスレの試験だと筆者は感じるのである。

このような特性を持った試験なので、2次試験の受験校の解答例を見ると見事にばらけてしまっている。受験の専門機関であるにも関わらず、「ウチの解答例が絶対正しい」と言わんばかりに各校好き勝手に公表している。診断士試験を組織的かつ専門的に研究し、それを生業としている機関でさえそのありさまなのだから、受験生が混乱するのはある意味当然の話なのである。筆者は受験機関を利用して勉強していないので適正な評価はできないが、各校の解答例のバラツキを見た限りで言えば、2次試験においては受験機関は絶対視すべき対象とは決して言えないだろう。
※このようなブラックボックスな試験だと、他の受験機関や講師と敢えて異なる意見を発することで相対的に自身を高めるような人間が出てくるのも世の常である。


あなたが挑もうとしている中小企業診断士の2次筆記試験はこのような試験である。このような試験において特にあなたが肝に銘じなければいけないことはただ一つ。


「最後に信じられるのは自分だけ」


ということである。これは試験場での本番ではあらゆる試験で言えることなのだが、診断士試験に限っては、試験本番までの勉強過程においても同じことが言える。なぜならば、試験のゴールが試験委員以外の誰にもわからない以上、人によって言うことが全く異なるからである。

試験問題を解く際に限らず、試験勉強の過程においてもあなたは「ノイズ」に惑わされてはいけない。「ヒント」をたどりながらあなたが正しい解に行き着く上で、最後に頼れるのはあなた自身の「思考力」だけである。受験機関はその補助程度のものとして位置付けておいた方が良い。使える情報は使う、使えない情報は切り捨てる、それこそが受験機関との最適な距離感だと筆者は考える。

そんな中小企業診断士試験に挑むあなたに、筆者は「ブレない部分」だけをこのブログで発信するよう今後も努めていきたいと思っている。


マジコン診断士


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診断士試験の合格プラン

あなたは診断士試験に向けて、どのようなプランを立てているだろうか?ストレート合格を目指す読者もいれば、複数年での合格を目指す読者もいるだろう。今日はそのような診断士試験の合格プランに関して書きたいと思う。

読者もご存じの通り、中小企業診断士試験に合格するための条件(=目標)は、「1次試験(マークシート形式の試験7科目)」と「2次試験(記述式形式の試験4事例&口述試験)」の両方を通過することである。ここ2年の合格率が100%の2次口述試験は選抜的要素が非常に低いことから除外すると、実質的には1次試験7科目と2次筆記試験4事例を突破することがあなたの目標となる。


さて、診断士試験合格に向けたプランを立案する上では、1次試験と2次試験を突破するための基本的なルールを理解する必要がある。以下は、一般社団法人中小企業診断協会が試験案内で公表している診断士試験突破のルールである。


【診断士試験突破のルール】

<1次試験>
(1) 第1次試験の合格基準は、総点数の 60% 以上であって、かつ1科目でも満点の 40% 未満のないことを基準とし、試験委員会が相当と認めた得点比率とします。
(2) 科目合格基準は、満点の 60% を基準として、試験委員会が相当と認めた得点比率とします。
(3)科目合格の有効期間は、3年間です。一部の科目だけに合格した場合は、翌年度及び翌々年度の第1次試験を受験する際、受験者からの申請により当該科目が免除され、3年間で 7科目すべての科目に合格すれば第1次試験合格となり、第2次試験が受験できます。

<2次試験>
(1)筆記試験における総点数の 60% 以上で、かつ、1科目でも満点の 40% 未満がなく、口述試験における評定が 60% 以上であることを基準とします。なお、口述試験を受ける資格は、当該年度のみ有効であり、翌年度に持ち越しすることはできません。
(2)第1次試験の合格年度とその翌年度の2年間に限り第2次試験を受験することができます




診断士試験を突破する目的で勉強に励んでいる読者には釈迦に説法な話かもしれないが、要約すると診断士試験は以下のようルールに基づいて選抜していることになる。

<1次試験>
・100点満点の7科目で420点以上を確保すると1次試験突破、2次筆記の受験資格を得られる(但し、1科目でも40点未満があってはならない)。
・科目合格制度があり、科目合格の権利は3年間有効。つまり、3年以内に7科目平均60点以上を取ればよい。
・一度2次試験の受験資格を得ると、1次試験の合格年度とその翌年度の2年間は2次筆記試験の受験資格は有効。つまり1次試験合格年度に2次筆記試験が不合格でも、翌年度は1次試験を受験せずに2次試験に挑める権利がある。

<2次試験(口述除く)>
・100点満点の4科目で240点以上を確保すると2次筆記試験突破、2次口述の受験資格を得られる(但し、1科目でも40点未満があってはならない)。
・科目合格制度はない。


以上から、診断士試験を目指すあなたが、事前に計画する診断士試験合格プランとしては以下の4つが候補として考えられる。
診断士試験合格プラン

本ブログがマジコン診断士を目指す読者をターゲットとしている以上、診断士試験の合格プランは「短期合格プラン」しかあり得ないと筆者は言いたいところなのだが、読者の中にはストレート狙いではない目標設定で勉強している人も多いと思われるので、そのテーマは来年度受験生向けにとっておこう。



さて、この図を見たときに、「なぜ2次筆記試験の2年目合格は非計画的なんだ?」と思った読者がいるのではないだろうか。

1次試験は科目合格制度が存在する以上、あなたはそれを単年で進めるか複数年で進めるかを選択する、つまり自身の選択に基づいて計画的に挑む権利を有している。しかし2次筆記試験については、中小企業診断士協会が2回のチャンスを与えると言っているだけで、科目合格制度が存在するわけではない。そして何より、あなたに与えられたチャンスはたった2回しかない。もし仮に、あなたが2次筆記試験は2回目で合格するという計画を立案していたとしたら、筆者はあなたに問いたい。


「貴重な2回の受験資格の内、1回をわざわざ台無しにして2回目で合格するという不可解な計画を立てた意図は何か?」


「1次筆記試験合格後、2次試験までの準備期間が足りないから」という理由は、筆者の問うていることの回答にはなり得ない。
本来、計画というものは設定した目標を達成する可能性を高めることに寄与する手段しか採用し得ないはずなのである。つまり、2次筆記試験2回目で合格するという計画をあなたが事前に立案したとしたら、「2次筆記試験1回目を台無しにすることが2回目の合格可能性を高める」ということを論理的に証明可能な論理が必要となる。果たしてそのような論理は存在し得るのであろうか?

少なくとも筆者の考えでは、そのような論理は存在しない。つまり、2次筆記試験に関しては「時間があろうがなかろうが最大限ベストを尽くして臨む」というプランしかないはずであり、わざわざ2次筆記試験を2回目で合格するというプランを事前に計画するということは、本来的にあり得ないことということが筆者の考えである。上の図では説明上の都合で2次筆記試験2回目という要素を入れているが、以上の筆者の論理より事前計画する性質ではないことから、診断士試験合格プランの計画対象としては除外して考えるべき、つまり上の図に本来記載されてはいけない要素ということである。

つまり、

「2次筆記試験の2年目合格に計画的という概念はあり得ず、あくまでそれは結果論でしかない」

ということである。


以上を前提にすると、診断士試験合格プランに対してあなたが事前に計画できる、つまりコントロール可能な範囲は「1次試験の7科目を一挙合格とするか段階的合格とするか」のみということになり、2次筆記試験は一発合格を狙いに行くのが当然の計画なのである。
※「コントロール可能なものとコントロール不可能なもの」について知りたい読者はコチラ


診断士1次試験まで約4か月ほどである。当社立てた計画と現時点の進捗を比較して、合格を狙う科目の計画変更を考えはじめる受験生も多くなる時期になってくると思われる。本記事の内容を踏まえた上で、自身の頭でしっかりと思考した上で、目標達成に少しでも近づけるような実のある計画変更を行ってほしい。


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「中小企業診断士」と「コンサルファーム在籍コンサル」の違い

前回の記事(コチラ)では「コンサル能力の基本構造と診断士試験との関係」をご説明した。本記事では、そのコンサル能力の基本構造をベースに、「中小企業診断士」と「コンサルティングファーム在籍コンサルタント」の決定的な違いを説明していきたい。


さっそくではあるが、ここであなたに考えてほしい。コンサルティングファームのコンサルタントと中小企業診断士との間に、筆者はどのような違いを見出していると思うか?少し考えてみてほしい。

(シンキングタイム 1分)












違いは思い浮かんだであろうか?

あくまで筆者の主観ではあることが大前提である点はご了承いただきたい。


筆者はその違いを、

「中小企業診断士はどちらかというと「知識」から入るのに対し、コンサルティングファームのコンサルタントは「知恵」から入る」

にあると感じている。
※あくまで一般論としての筆者の感覚という意味であって、すべてのコンサル・診断士が上記に該当するわけではない点は付け加えておく。


この差は致し方ない面もある。というのも、コンサルティングファーム在籍のコンサルタントは、入社後の新人研修を終えたらすぐにコンサル現場で実戦経験を積むことになる。従事するクライアント先によって解決すべき課題・テーマは多種多様であることから、すぐに活用できる能力の優先順位は「知恵 > 知識」ということになる。正直、コンサルティング現場に入れば知識は嫌でも身につけねばならいし、知恵さえあれば知識のインプットそのものはそれほど苦労しないというのが筆者の実感である。一方で診断士は国家試験という形式を通じて登録者を選抜することが先行してしまうので、どうしても知識先行型にならざるを得ないというわけである。


この差は言葉で表すと「へ~、そうなんだ」と思われるかもしれないが、コンサルティングの現場では大きな差になる可能性があると筆者は考えている。

以下の図は、知識から入ったコンサル(中小企業診断士に多いパターン)が陥る可能性の高い、「知識依存型コンサルタント」の問題解決アプローチをイメージ図にしたものである。
知識依存型コンサルタントの課題アプローチ

筆者から見ると、「知識依存型コンサルタント」は知識というボールをたくさんもった野球のピッチャーのようなものに見える。つまり、クライアントのヒアリングを通じて見えてきた課題に対して、持っているボール(知識)を手当たり次第投げまくる。当然当たるボールと当たらないボールがあり、当たったらラッキー、外れたら残念賞の世界である。

上の図からも推測がつくように、「知識依存型コンサルタント」の一番の問題は「顧客課題に対する最適な自分のボール(知識)がなかった場合に一切対応できない」ということである。稀に顧客の課題に対してトンチンカンな提案をしたり、一見課題解決に関係しそうだが実際は全く寄与しない提案をする診断士やコンサルタントを見かける。これは正に、そのコンサルタントが「知識依存型コンサルタント」であることを自らさらけ出した(化けの皮が剥がれた)瞬間なのである。つまりそのコンサルタントは、自身の土俵でしか勝負できないため、自身の土俵側で無理矢理課題設定をした結果、そのような提案になってしまったということである。

「何言ってんだよ。だから課題解決できる範囲を広げるために一生勉強するんじゃないか」

と思っているあなた。その心意気は筆者も評価するが、そのベクトルは誤っていると言わざるを得ない。

あなたの理屈は、「クライアント企業がどんな課題を提示してくるかわからないというコントロール不可能な条件があるにも関わらず、それを見越してあらゆる知識を兼ね備えておく必要がある」ことを意味する。そのような考えを持っているあなたは、コンサルティングの現場にあなたが出たときに愕然とするはずだ。なぜならば「あなたが診断士の知識で学んだことをそのまま適用できるようなケースなどほとんどない」からだ。それに加え、時間や資金は有限なのである。そのような方法は、筆者に言わせれば「何と非効率なコンサルティング方法なんだろう」ということになる。それでも知識依存型でやりたければ、そのまま進めばよいだろう。但し、その人は間違いなく”マジなコンサルタント”には一生なることができないことだけは断言できる。



それではコンサルティングファームのコンサルタント(あるべきコンサルタント)の課題解決アプローチはどうなのだろうか?以下がそのイメージ図である。
あるべきコンサルタントの課題アプローチ

ベースとなるものはあくまで「コンサル思考」であり、「知識」は付随する要素でしかない。つまり、思考過程で必要となった知識を引っ張り出して、思考にくっつけているようなイメージとなる。この課題解決方法の一番のメリットはとにかく、「柔軟性に優れていること」に尽きる。仮にクライアントの課題に対して知識がなかった場合においても、まずは「コンサル思考」をベースに課題解決の方向を出すことができる。そこに関連する知識をくっつければ、そこそこいい線の提案ができる。1次試験に向けて知識を一生懸命インプットしている受験生のやる気をそぐかもしれないが、知識はGoogle先生に聞けばすぐに出てくる。あなたが”マジなコンサルタント”をもし目指そうと思っているであれば、間違いなく「あるべきコンサルタントの課題解決方法」を目指すべきである。
※これだけ複雑化した社会・経営環境になると、日々勉強をしているとはいえ、筆者が知らない知識というものには頻繁に出くわす。なのでそのような場合は、まず「それは何ですか?」「どういう意味ですか?」と正直にクライアントに確認し、基本要素(骨格)を捉える。その上で思考により仮説を組み立てて「課題は○○ですね。すると課題解決の方向は××となりますね(コンサル思考)。でもちょっと裏づけが弱いんで次回までお待ちいただけますか?調べてきますので(知識インプット)」というステップを踏む。このようなケースに知識依存型のコンサルがどのように対応するかは、押して知るべしであろう。


短期で成果を上げたいと考えている読者は、むしろ「コンサル思考」というものの中身の方に関心が行くのだろう。この中身はそんな簡単に説明できるようなものではない。簡単に言えば、「仮説思考」や「論点思考」などがあり、その基礎・手段として「構造化」「論理的思考」「フレームワーク」「ゼロベース思考」などがある。個々のテーマについては今後記事でも説明することを予定しているので、ご期待いただきたい。


今日は試験に直接関係しないテーマではあったが、あなたが”マジなコンサルタント”を目指す上では極めて重要な話である。
「コンサルとしての正しい頭の使い方」のイメージをきちんと覚えておいていただきながら、診断士取得に向けた勉強に励んでもらいたい。


マジコン診断士


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コンサルタントの能力の基本構造と診断士試験との関係

前回の記事では「情報」と「知識」と「知恵」の違いに関してご説明した。本記事ではそれらの記事を読んでいることを前提に、マジなコンサルタントになるための「コンサルタント能力の基本構造」に関してご説明するとともに、その能力と診断士試験との関係を明らかにしようと思う。
※前回の記事を読んでいない読者はコチラをまずご一読いただきたい。


筆者は、コンサルタントの能力の基本構造は以下のようになっていると考えている。
コンサルタントの能力の基本構造

本ブログの読者の中には、一次試験合格に向けて勉強をしている方も多いと思うが、一次試験に関連する受験校の講義ないしはテキストの読み込み・暗記、一次試験対策の問題集や過去問の演習等はすべて「知識」の充実を目的に行っている。つまり、受験校の講義やテキスト等の情報をインプットすることを通じ、あなたは「知識」を養っている段階にあるということになる。

一方で「知恵」というものは、知識を記憶しただけでは身につけることができない能力である。図の通り、「知恵」は「知識」を有効に活用するための基盤(インフラ)のようなものであり、知識をサポートするものと捉えていただくとよい。つまり、いくらあなたが知識の充実を図ったとしても、それをサポートする「知恵」が不足していると、その知識は実際のコンサルティング現場では全く使えないものであるということになる。診断士試験においては、2次試験でこの「知恵」を確かめるという体裁になっているとも言えるだろう。


本ブログは診断士受験生を主ターゲットとしている。以上の話を踏まえ、試験対策面の話に触れておくと、

①一次試験で苦労している受験生は単純に「知識」のインプット方法に問題がある
②二次試験で苦労している受験生は「知恵」の活用方法に問題がある

ということになる。


①については、2つのことが要因であると考えられる。

【要因1:時間投入量が少ない】
この要因は「努力するかしないか」の話なので、自己を律することができるか否かという段階の話になってしまう。ゆえに筆者がどうこう言える話ではない。受験生によって様々な事情があるとは思うが、やる気が出ない状態が続いて結果的に時間投入量が少なくなっているのであれば、厳しい言い方だが「あなたには本気で診断士になろうという覚悟がない」のである。何かしらの目標を達成しようとする時、その達成に向けた取り組みが中途半端であると、そこからの成果も中途半端なものとなり、資源の浪費だけが継続することになるのは世の常である。もしあなたに本気で診断士になろうという覚悟がないのであれば、厳しい言い方だが今すぐ撤退して他の道を探す方がずっと有効な道かもしれない。但し一つだけ警鐘を鳴らしておくと、今後あなたを待ち構えている厳しい社会において、勉強なしで生き抜いていく術はないと思った方が良い。今の世の中でハイスペックと言われている人々は、例外なくものすごい勉強をしているということだけは認識しておいていただきたい。

【要因2:勉強の仕方を誤っている】
この要因こそ、受験校や受験生ブログの情報収集能力とその実行力が問われる。1次試験合格に向けたベストプラクティスは、インターネット上の無料情報でも十分インプットできるはずである。ざっくりした話をすれば、基本的には「(1)テキストで情報をインプットする→(2)問題集や過去問でアウトプットを繰り返す→(3)知識の甘い部分を再度テキストでインプットする」のサイクルを繰り返す以外の効果的な手段はないはずである。巷で言うところの学歴が高い人が一次試験をあっさり通過する傾向にあるのは、大学受験を通じてこの作業に習熟しているためであると筆者は考えている(勘違いしないでほしいが、決して彼らが頭がよいからではない)。もしあなたがこの作業に習熟していないのであれば、少々時間がかかるかもしないが「迷ったら量」という方針もアリだと考える。とにかく量をこなす過程で試行錯誤した結果、無駄もたくさん発生するが、その過程である共通項が浮かび上がってくるはずである。それを会得したら、あなたはあっさり一次試験をパスするはずである。


②については、一筋縄ではいかない。2次試験であっさりパスする受験生と苦労する受験生とがいるのは、受験時に持っているその人の「知恵」の差が大きいと筆者は思っている。本ブログでも以前の記事で話題にしているが、これこそが巷では「地頭」と呼ばれる曖昧な能力である。「本ブログを通じて少しでも読者のこの能力をサポートしていきたい」ということが、筆者の強い思いである。


本記事は「マジなコンサルタントになるための能力の基本構造」を診断士試験の観点からご説明した。次回は、実際のコンサルティング実務の観点から、本テーマの本質に迫っていこうと思う。


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「情報」と「知識」と「知恵」の区別はできているか?

あなたは「情報」と「知識」と「知恵」の違いがわかるだろうか?診断士試験合格はもちろん、あなたがマジなコンサルタントとなる上で、この3者の違いを理解していることは極めて重要である。

いつもの通りシンキングタイムをとるので、少し考えてみてほしい。

(シンキングタイム 1分)












整理できただろうか?ちなみにこの3者の違いをすぐに言えなかった読者は、今日の記事の内容をしっかり把握して、すぐにでも日々の勉強に活かさねばならない。あなたがもしこの違いを理解していなかったとしたら、経営コンサルタントとしての実務はおろか、診断士試験に合格することさえもままならない。


筆者はこの3者の違いを以下の通り理解している。

■情報(Information):事物・出来事などの内容
 ・第三者の経験やデータによって裏付けされている
 ・人間に思考するきっかけを与えるもの

■知識(Knowledge):あるものごとについて知っていること
 ・情報を何かに利用できる形や応用できる形に具体化したもの

■知恵(Wisdom):物事を理解し適切に処理する能力
 ・試験では「応用力」に近しい
 ・実務では実践力に近しい
  ※実践力:知識を使い、個人の独自ノウハウなどを加えて別の新しい価値を生み出す力



診断士試験の勉強になぞらえて、具体例を例示してみよう。

(具体例)
■情報→テキストに載っている用語や理論
■知識→記憶した知識・理論
 「へ~、そうなんだ。よし覚えた」
■知恵→記憶した知識を使って試験問題に適切に解答する能力
 「あれ、覚えたはずなのに解答の選択肢を選べない(1次試験)」「これ覚えたのにどう書けばよいかわからない(2次試験)」


上記を図示すると、以下の通りとなる。
「情報」と「知識」と「知恵」



上の図から、あなたが「診断士試験に合格する」という短期的な目標を達成する上では、3つのハードルがあることがわかる。

【ハードル①】
情報の選択を誤らない、もしくは誤って見ない(ありのままに見る)

【ハードル②】
必要な情報を知識として脳に確実にストックする

【ハードル③】
ストックした知識を使って適切に処理する


ここで大事なことは、上記ハードルは①→②→③の順で進むこと、つまり①→②→③は因果関係にあることである。仮にあなたが模試や過去問演習等を通じて何かしらの問題・課題を認識した場合、その原因を③に求めがちである。しかし、その原因は常に③そのものにあるとは限らず、①や②にある可能性も十分考えられる。もしかすると、①、②、③すべてに原因があるかもしれない。ゆえにあなたは、問題・課題に直面した時にはその真因を正確に分析・把握し、その真因に対して適切な打ち手を講じる必要があるのである。トヨタ自動車では、5回のなぜを自問自答する「なぜなぜ分析」を製造現場のカイゼンにつなげている。あなたも試験合格に向けたカイゼンを図るためには、真因分析をしっかりと行う必要がある。真因にたどり着ければ、あなたは効果的な打ち手を講じることができ、短期間で得点力UPを図れる可能性を高められるはずである。

なお、もしあなたがハードル②「必要な情報を知識として脳に確実にストックする」で躓いているのであれば、受験機関の講師の説明や他の受験生ブログを通じた情報収集は最適な手段である。なぜならばハードル②を乗り越えるためには、テクニック論や語呂合わせといった手段が非常に有効だからである(もちろん自分で考えた語呂合わせでもよい)。筆者はマジなコンサル診断士になることを読者に強く推奨しているが、以前にも述べたようにテクニック論や語呂合わせを否定しているわけでは決してない。経営コンサルタントとしての実務での活用を想定したとしても、目的志向で考えれば必要な情報をクライアント先で迅速にアウトプットできさえすればよいのである。別に語呂合わせだろうが何だろうが、アウトプットできさえすればよいのだ(筆者は実務においても、今だに中小企業基本法の中小企業者の定義を語呂合わせで引っ張り出している)。ぜひあなたの情報リテラシを駆使して、目的とする情報に行き着いてほしい。

一方で、ハードル③「ストックした知識を使って適切に処理する」については、それを支えるための「ある能力」が別途必要となる。筆者がこの診断士受験会で最も問題だと考えているのは、この「ある能力」に関して受験生にきちんと教えていると思われる人間を見聞きしないことである。この「ある能力」は、筆者に言わせれば「コンサルタントとして必須の能力」である。巷で「地頭がよい」と言われる人は、総じて「この能力が高い」と筆者は考えている。そしてこの能力は決して先天的なものではないことから、筆者がこのブログを通じ、全身全霊を捧げて受験生や世の診断士に発信したい渾身のテーマの1つでもある。このテーマに関しては、別途有料コンテンツとして近日ご提供する予定である。本ブログでアナウンスするので、ぜひご期待いただきたい。


マジコン診断士


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【超重要!】本ブログの活用上の留意点

本ブログの固定的な読者が増加してきたので、ここらで改めて本ブログ活用上の留意点をご説明したい(アクセス数の少ない土日にこのような記事を発信することに多少の躊躇はあるのだが…)。あなたが本ブログの発信情報を最大限に活用して診断士試験合格を勝ち取る上では、極めて重要な内容である。特に、本ブログが開設した当初からの読者ではなく、途中から読み始めた読者は下記の点に留意いただきたい。


【①:本ブログの意義について】
本ブログの意義(コチラ)をもう一度きちんと読み返してほしい。本ブログの意義を適切にご理解いただいた上で読まなければ、本ブログの活用方法を誤るリスクがある。きちんと読み返して、適切な「目的」を設定いただきたい。


【②:本ブログのターゲットとなる読者層について】
本ブログのターゲット読者層(コチラ)をもう一度読み返してほしい。もしこの記事を読んであなたが本ブログのターゲット読者層に該当しないのであれば、本ブログを読み続けることは時間の無駄になるかもしれない。


【③:本ブログ内容に係る実践について】
本ブログは、あなたが”マジなコンサル”となることを間接的にサポートすることを目的としているが、そのための第一歩は「中小企業診断士の称号を得ること」であると考えている。本ブログのコンテンツは本質的内容に絞って情報発信しているため、一見試験合格に必要のなさそうに見える要素があるかもしれない。しかしここで断言するが、本ブログ開設以来、筆者は「あなたが診断士試験に最短で合格するために必要な要素以外は一切発信していない!筆者が発信している内容は、本質的コンサルスキルの中でも診断士試験に必要な内容に絞りに絞りこんだコンテンツである」。もしその点にギャップを感じるのであれば、そのギャップそのものがあなたが診断士試験合格に必要なカギであるかもしれないのである。
本音を言えば、マジなコンサルを目指すあなたにご紹介したい書籍は山ほどある。しかし今それを筆者が紹介しあなたがそれを読破することは、試験合格という目的を最短で突破する上では極めて非効率的なのだ。仮にここで試験に関係なさそうな書籍を紹介した場合(本ブログ開設後では1回だけコチラでご紹介したことがある)は、あなたは試験に合格する上で最小限の負担で済みそうなものだけである。そこまで筆者が考慮していることをよくご理解いただきたい。
なお、あなたがマジなコンサルになる上で必要な書籍などは合格後にきちんと発信する。筆者はあなたの試験合格後もしっかりサポートするので、安心してほしい。まずは、診断士試験に合格することに注力いただきたい。


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Author:マジなコンサル診断士
現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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