マジなコンサルタントによる中小企業診断士試験対策ブログ

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このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役の”マジなコンサルタント”が、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルスキルをベースに、独自の分析に基づく極めて有用な情報、世に出ていないテクニック論的な情報を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【1次試験】1次試験本番まで1週間を切ったこの時期にあなたが最初にやるべきこと

本年度の1次試験は8月5日(土)・6日(日)に実施される。

今日は7月31日。

いよいよ1次試験本番まで1週間を切ったということになる。


ここ数か月間は本番までの日数がどんどんカウントダウンされ、あなたも日々焦りや苛立ちと格闘していることだろうと思う。まあ、冷静に考えてみるとこれは決して試験に限らないことで、仕事であれプライベートであれ、人間は期限までの時間が少なくなってくると一般的にそのような精神状態に陥る生物である。まして今回の大きなチャレンジを達成するために、あなたはきっと多くの時間を投入して努力を積み重ねているわけである。そのような不安定な精神状態がこれまでにないほど大きくなることは、ごくごく自然なことである。

残された時間はそれほど多くはないので、まずはメンタル面を安定化させて効率的に学習をしてほしい。
※メンタルを安定化する方法に関してはコチラの記事をご確認いただきたい。

また、悩む時間はムダ以外の何物でもないので、すぐに切り替えて考える時間に充ててほしい。
※「悩む」と「考える」違いに関してはコチラの記事をご確認いただきたい。



さて本題に入る。

残り1週間を切った今、本試験までにやるべきことをあなたは決めているだろうか?

あなたが残された時間の勉強で最大の効果を得るためには、その前提としてやるべきことを明確にしておく必要がある。


そのために、あなたには必ず最初にやるべきことがある。

それは、

あなたが考える1次試験本番での望ましいあなたの状態を決めること

である。


あなたが現在抱えている不安というものは、「現時点のあなたの状態」と「試験本番での望ましいあなたの状態」とにギャップがあることから生じる。したがって、あなたがその不安を解消するためには、そのギャップを埋める必要があるというわけである。


つまり、

本試験までの残りの期間は、試験本番での望ましいあなたの状態に持っていくために時間を使う

ということを、今強く意識していただきたいのである。

Target.jpg





ここで1つ留意点を述べておく。

「試験本番での望ましい状態に持っていくために時間を使いましょう」と聞くと、受験生は「苦手な分野である〇〇を克服しよう」「暗記があいまいな△△をしっかり覚えよう」ということのみを考えがちである。確かにそれも重要なのだが、筆者があなたに言いたいのはそれだけではない。


筆者があなたに言いたいのは、

心・技・体のすべての面において望ましい状態に持っていくために時間を使う

ということである。


先ほどの「苦手な分野である〇〇を克服しよう」等は、あくまで「技」の話でしかない。これに加え、あなたは「心」と「体」も望ましい状態に持っていく必要があるのである。


本試験におけるあなたにとっての望ましい状態とはどのような状態か?そしてそのような状態に持っていくためには、残された時間であなたは何をすべきなのか?

今日は少しだけ立ち止まって考えてみて(決して悩んではいけない)、そこからスタートしてみてほしい。残りの期間の追い込みのカギが必ず導き出されることだろう。


マジコン診断士

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【特別企画】一発逆転へのファイナルチャレンジ ~経営情報システムの全体像

先般の記事(コチラ)での投票結果に基づき、読者とのお約束の通り経営情報システムの全体像について書き、読者の経営情報システムの追い込みを少しでもご支援出来たらと思う。

なお、本記事は筆者の渾身の1発なので、非常に長文となる。経営情報に特に苦手意識がない読者にとっては直前期の時間浪費となるので、この時点で今回はこの記事から立ち去ることをオススメする。
逆に経営情報システムに苦手意識のある人は、大逆転の可能性もある(というか筆者がそうなるようご支援したい)ので、一文一文しっかり読んだ上で、最後までお付き合いいただきたい。


それでは本編に入る。




まず全体像の説明を始める前に、経営情報システムの試験範囲を再度おさらいしてみよう。

以下は、中小企業診断協会のホームページに掲載されている「平成29年度の中小企業診断士第1次試験案内」を元に、筆者が加工して一覧表にしたものである。

経営情報システムの試験範囲



まずあなたに認識いただきたいのは、経営情報システムの試験範囲は大きく以下の2つのカテゴリから構成されているということである。

1.情報通信技術に関する基礎知識
2.経営情報管理

この2つのカテゴリは内容が大きく異なる。


大雑把に言えば、”情報通信技術に関する基礎知識”はITというものがどういう原理で成り立っているかという内容を中心に構成されている一方、”経営情報管理”はITを経営にどのように活用するのかという内容を中心に構成されている。


さて、診断士受験生が経営情報システムを苦手とする背景、それは

「診断士試験の経営情報システムは”情報通信技術に関する基礎知識”に出題数がかなり偏っていること」

に起因すると筆者は考えている。
※TACの分析(コチラ)によると、経営情報システム総出題数25問の内、①情報技術から 14 問(56%)、②ソフトウェア開発から 3 問(12%)、③経営情報管理から 2 問(8%)、④ガイドライン・法律から 4 問(16%)、⑤統計解析から 2 問(8%)とのことである。


筆者の私見を言えば、経営コンサルタントの国家試験としての位置づけを鑑みた場合、ここまで”情報通信技術に関する基礎知識”の出題比率を高める必要性はないのではないかとは思っている。しかし筆者がこのようなことをブログで声高に叫んだところで、試験委員がそのスタンスを変えるとは到底思えわれないので、ここはコントロール不可能なものとしてあなたにも受け入れていただく必要がある。


一方で、経営コンサルタントに”情報通信技術に関する基礎知識”が不要であると筆者が思っているかと言われれば、それは断じてNoである。

というのも、

これだけ急速にITのテクノロジーが進化・発達していても、その基本となる原理・仕組みは大きくは変わっていないため

である。


つまり、「こんな細かいIT知識なんて、診断士になっても絶対使わない」などとあなたが思って嫌々勉強している”情報通信技術に関する基礎知識”は、(超ラディカルな技術イノベーションが起こらない限り)今後も本質は変わらないであろうITの原理・仕組みそのものに該当するである。そのことは、あなたが中小企業診断士として、今後もずっとIT技術トレンドに追随していきたいと強く願うのであれば、”情報通信技術に関する基礎知識”はしっかり勉強する必要があるということを意味するのである。本試験まで残りジャスト1週間であるが、経営情報システムを勉強する際にはその点をしっかりと心に留めた上で、高いモチベーションを持って勉強してほしい。

以上を踏まえ、本企画では受験生が苦手としていると思われる”情報通信技術に関する基礎知識”に特化して集中的に説明することにする。それ以外の範囲は本記事の説明対象外となる点についてはご容赦いただきたい。



それでは経営情報システムの全体像に入る。

まずは、あなたがネットワークにつながっていないパソコンで何かの作業をしているところを想像してほしい。そのイメージは、以下の通りである。
経営情報システムの全体像①

さあ、筆者はあなたに問いたい。

「上記桃色線内に書かれている単元が、あなたが毎日触れているパソコンの仕組みのどこの話をしているかあなたは本当に理解しているのか?」


以下、簡単に解説していく。

◆コンピューターの5大装置は覚えているだろうか?覚えていないのであれば、ここは本科目の基礎中の基礎なので、確実におさえていただきたい。もし分かりにくい人は、パソコンを人に置き換えて以下の通り覚えておけばよい。

〇演算装置=脳(考える方)
〇制御装置=中枢神経
〇入力装置=目、耳、鼻等
〇記憶装置=脳(覚える方)
〇出力装置=手、口等

以上をテキストの説明と照らし合わせながら再度確認してみてほしい。スッと頭に入っていくはずである。


◆メモリ、補助記憶装置、CPUのイメージがわかない人は、パソコンをあなたのように「勉強している人」に置き換えて以下の通り覚えておけばよい。

〇メモリ=机
大きい机を使えばその分作業エリアが広くなるので同時に複数の作業をこなせるが、小さい机だと作業エリアが狭くなるので、1つ1つの作業を順番に行っていくしかない。メモリはそのように覚えておけばよい。
※テキストのメモリの部分に「記憶装置の階層」という三角形の図が出てくると思う。上からレジスタ、キャッシュメモリ、主記憶装置、ディスクキャッシュ、補助記憶装置と記載されているだろう。これは順番を覚える必要があるので、各記憶装置の1文字目を取って「歴史でハード(レキシデハード)」と何度も唱えて覚える。それを覚えたら、三角形の上側から、つまり「歴史でハード」を読み上げた順に速度が速い、だからその分記憶容量単価が高いと覚えておく。
※SRAMとDRAMの違いはよく出題されるので、確実におさえること。DRAMは処理速度が遅く、リフレッシュ動作が必要となるなど手がかかる、つまりDRAMの「ド」の音に合わせて「鈍感なやつ」と覚えておく。一方でSRAMは処理速度が速く、リフレッシュ動作が不要で手がかからない、つまりSRAMの「ス」の音に合わせて「スマートなやつ」と覚えておく。なお、スマートなSRAMの方が上記の記憶装置の階層上は上になるはずなので、「レキシでハード」の「キ」の位置に該当、鈍感なDRAMはそれより下の階層である「レキシデハード」の「シ」と「デ」に該当すると覚えておく。

〇補助記憶装置=本棚
本棚が大きければ大きいほど、保管できる参考書やノートはたくさん保管できる。そうすることで、以下の通りイメージできる。
・アクセス時間は本を探している時間
・本と本の間に隙間がたくさんできると本を探しにくい状態となる(フラグメンテーション)なので、本を押して敷き詰める(=デフラグ)により本がまとまった状態とすることで、必要な本を探しやすくする
・仮想記憶装置については、「本棚と机間における参考書やノートの移動作業」だと思えばよい。当面使わない本は本棚にしまい、使用頻度が高そうな本を机に持ってくる(=スワッピング)。机(物理メモリ)の作業エリアが小さいと、頻繁に本の出し入れをしなければいけなくなり、処理速度が遅くなる(=スラッシング)。

〇CPU=脳
・処理能力(MIPS、FLOPS、CPI)は脳の処理能力(頭の回転の速さ)
・マルチコアプロセッサは1人に2つ以上の脳がくっついているイメージ



続いて、複数人で共有利用しているシステムの処理に関して説明する。以下の図を見てほしい。
経営情報システムの全体像②

あなたも仕事で社内システムを利用しているはずである。例えば、受発注の入力、在庫の入出庫入力、見積作成、営業日報の入力、仕訳の入力等、表計算ソフト以外で行っている場合を思い出してほしい。例えば、アイコンをクリックしたら画面が立ち上がってログインIDとパスワードを求められたり、ブラウザ(Internet ExplorerやGoogle Chrome等)をクリックしてお気に入りか何かに入っている社内システムを押すとログインIDとパスワードを求められたりする、あれである。
そのようなシステムというのは一般的に、あなただけが使用しているわけではなく、複数人で共有して利用しているはずである。

ここで補足すると、「集中処理」「分散処理」をあなたは習ったと思うが、これは端末(あなたが使っているパソコン)とパソコンの親玉みたいなものとの役割分担の話をしている。集中処理は親玉に全部やらせるので、開発は大規模、データの一貫性は保ちやすい、親玉が壊れたら故障が全体に影響する等となる。一方で分散処理は、端末と親玉とで役割分担してしまうので、個々の開発は小規模になり、故障の影響が局所化する一方、データの一貫性を保つのが難しくなる等の特徴があるということである。


なお、この親玉(ここではサーバとする)は、あなたが利用しているPCと基本的には同じ構造をしていると思ってよい。つまり、以下の図の通りとなる。
経営情報システムの全体像②-2

論点は上記で記載したパソコン内での作業をそのまま応用できるので、追加で覚える必要はない。大雑把に言えば、それが子分か親玉かの違いだけである。



ここで話を本論に戻そう。

複数人で共有利用するシステムとなると、新たな論点が登場する。それを表現したのが、以下の図である。
経営情報システムの全体像②-3

複数人で共有利用するシステムになると、

①利用者のいる場所(サイト)そのものがそれぞれパソコンの親玉が設置されている場所から離れている
②複数人が共有して利用するためデータの集中管理が必要となる

2つの論点が新たに出てくる(他にも処理能力やデータ容量等の論点もあるが、ここでは割愛)。


以上の2つの論点に対応する出題テーマが以下に該当するものと考えればよい。

①利用者のいる場所(サイト)そのものがそれぞれパソコンの親玉が設置されている場所から離れている
 →通信ネットワーク

②複数人が共有して利用するためデータの集中管理が必要となる
 →データベース


以下、簡単に解説する。

<解説>
(1)通信ネットワーク
◆LANの主な出題論点は以下の箇条書きの通りであるが、ネットワークは端末同士を結んでいる単なる線(糸電話の糸みたいなものだと思えばよい)という前提で考えれば、
・ツイストペアケーブル等は端末同士をつなぐ線の媒体別の分類を指している
・CSMA/CD方式とトークンパッシング方式の違い等は、線の中のデータ同士が衝突しないような交通整理の方法を指している
※CSMA/CD方式はデータ衝突したらもう一度送信すればいいやといういい加減な方法(当然利用が一定量を超えるとデータが何回も衝突するのでパフォーマンスが急低下する)、トークンパッシング方式はトークンという許可証をゲットした端末だけがデータ送信できるという至極まっとうな方法。
・イーサネットは伝送速度××、最大伝送距離××等は、通信方式別の特徴を指している
ということがわかるはずである。

◆LANの接続機器
ここはOSI基本参照モデルとLANの接続機器を以下の図の通り必ずセットで覚えること。
経営情報システムの全体像②-4

桃色になっている字にご注目いただきたい。
OSI基本参照モデルは上から「アプセトネデブ」とひたすら呪文のように唱えて覚える。
それに紐づく接続機器は上から「ゲルブリ」とひたすら呪文のように唱えて覚える。

◆インターネット
LANとインターネットの違いを理解しておこう。
LANもインターネットも、端末同士、ネットワーク同士を相互接続するというレベルでは同じ概念である。しかし、LANはLocal Area Networkという意味の通り、フロアや建物内、同一組織内等の閉じたネットワークである一方、インターネットは世界中につながる開かれたネットワークということになる。この違いを理解しておくこと。

◆IPアドレス
IPアドレスはネットワークにつながった端末を識別するための数字。ネットワークにつながる端末の住所だと思っておけばよい。
ポイントをいくつか列挙する。
・原稿はIPv4という32ビット体系を使用しているが割り当て可能なIPアドレスが枯渇しそうなので、IPv6という128ビットのIPが策定された
※IPv4では2の32乗個のIPアドレスを持て、IPv6では2の128乗個のIPアドレスが持てる。つまり、ビット数の階乗個のIPアドレスが持てると覚えておく
・DNSはコンピュータにわかりやすいIPアドレスと、人間にとってわかりやすいドメイン名を関連付けるサーバ
★「DNSサーバ = IPアドレス ↔ ドメイン名」と覚える
・DHCPは動的にIPアドレスを割り当てる
★「的だからDHCP」と”ド”の音で覚える
・グローバルIPアドレスは世界で一意、プライベートIPアドレスは組織内で一意
★「グローバルIPアドレスは外線番号、プライベートIPアドレスは内線番号のようなもの」と覚える
※内線番号で外の世界(インターネット)に出ることはできないので、外の世界に出るためには外線番号への変換が必要。変換機能にはNATとIPマスカレードがあり、前者は内線:外線=1:1で割り当て、後者は内線:外線=N:1で割り当てられる。

(2)データベース
データベースを利用する目的は、①データを複数人で共有利用する、②データを検索・加工することの2点。この2点を踏まえると、共用の辞書をみんなで見に行っているようなイメージを持っておけばよい。
なぜデータベースを利用する必要があるのかと言えば、「データを整理して蓄積し、みんなで活用しやすくするため」である。そのための効率的な方法論をあなたは勉強しているというわけである。
◆DBMS
データベースを図書館に例えるとわかりやすい。DBMSは図書館にいる図書館司書である。つまり、①本の管理ルールをきちんと規定し(データベース定義)、②本の出し入れを適切に行い(データベース操作)、③本が正しい場所に置かれているか監視し、間違っていたら戻す(データベース制御)ということである。

◆3層スキーマー
★頻出の論点なので、外部スキーマー、概念スキーマー、内部スキーマーの違いをきちんと暗記しておくこと。暗記したら、情報処理試験のコチラの問題を解いて理解度を確認しておこう。

◆SQL
SQLはあなたがデータベースと会話するための言語であると思えばよい。SQLという言語でリクエストしなければ、データベースはあなたのリクエストにそった仕事をしてくれないということである。

◆バックアップ
バックアップとは、仮にコンピュータ内のデータが何かしらの理由で消えてしまった場合に備え、データを然るべきタイミングで保存し、その保存したデータをどこか別の場所に退避させておくことである。コンピュータ内のデータが消えてしまった場合は、その退避させていたデータを利用して、ある過去の一定時点のデータに戻して復旧するということである。ここでは、フルバックアップ、差分バックアップ、増分バックアップの違いをきちんと理解しておくこと(これらはバックアップの取り方の違いである。テキストで確認しておくこと)。
・バックアップ取得に要する時間(長い順):フル→差分→増分
・復旧時間に要する時間(長い順):増分→差分→フル
※どっちか覚えれば、もう一方は逆だと覚える。

◆障害回復手続き
・「ロールフォワード」ときたら「更新情報」、「ロールバック」ときたら「更新情報」
※フォワード=前方へという意味なので更新後の情報を使う、バック=戻る感じだから更新前の情報を使うと覚える。



ここで最近トレンドのIT関連技術に関して触れておきたい。まずは仮想化技術である。

仮想化とは、サーバなどのハードウェアリソース(CPU、メモリ、HDD)を物理的な構成にとらわれずに、論理的に統合や分割することができる技術のことである。イメージとしては、以下の通りである。
経営情報システムの全体像③

大雑把に言えば、上図の左側のように、企業はアプリケーションごとや部門ごとに1台のサーバを導入することが多く、社内に複数のサーバが乱立しているというような状況も見られる。そうすると、各サーバ単位で見ると実はCPU利用率が低いなど、全体的にリソースの無駄が発生しているという場合が圧倒的に多い。そこで仮想化技術の登場である。
仮想化技術を導入することで、上図の右側のように物理サーバは1台に集約することが可能となる。それでは複数あったサーバはどうなるかというと、その1台の物理サーバの中で稼働することになる。なぜそのようなことができるかというと、仮想化技術を利用することで1台の物理サーバ内に複数の仮想的な環境(仮想サーバ)を稼働させることが可能となるためである。そうすることで、物理サーバ1台分のリソースを各仮想サーバに割り当てるという処理が可能となるため、無駄なリソースが発生せず有効活用できるということである。

平成27年度の経営情報システムで、仮想化技術は出題実績がある。
H27-経営情報_第15問
最後にクラウドコンピューティングについて触れておこう。

クラウドコンピューティングとは、インターネットなどのネットワークに接続されたサーバが提供するサービスを、利用者がネットワーク経由で利用するITの利用形態の1つである。 これまでITの利用者は、自社でサーバを設置してその中にOSやアプリケーション、DBをインストールすることで初めてITを利用できた。これらのIT資産は基本的にIT利用者が購入する、つまりハードウェアやソフトウェア等のIT関連機器・ソフトウェアを自社で保有する必要があったのである。
一方でクラウドコンピューティングは、クラウド提供事業者と契約をすれば、極端な話すぐにITをサービスとして利用できる。つまり、ITを自社で調達・保有して利用するのではなく、サービスとして利用する形態ということである。

この技術変化は中小企業にとっては非常に大きい。

なぜならば

ITに関連する固定費を変動費化することが可能となる

ためである。


ITを自社で調達・保有すると、ハードウェアやソフトウェアの減価償却費や経費(設置場所の賃貸料等)を要する。また、サーバ等の保守・運用を行うIT人員の人件費も必要になる。これらは固定費要素として企業が負担することとなる。
しかしクラウドコンピューティングは、IT利用者がITをサービスとして利用する。これは資産を持たず、IT関連費用を経費化することを意味する。それに加え、一般的にクラウドコンピューティングは利用した分だけクラウドサービス提供事業者から請求をされる従量課金制を採用している。例えれば、水道の利用料金と同じスキームでITを利用できる。つまり、利用したいときに利用したい量だけITを利用することができ、利用した分だけ経費となる。

ECサイトを例にとって説明する。
仮にECサイトを自社で構築してしまうと、先ほど言ったようにサーバやソフトウェア、データベースを自社で購入・保有することになり、固定費が発生する。ECサイト経由の売上が好調である時はよいのだが、仮に売上高が損益分岐点を下回った場合、当然利益を圧迫する要因になる。要は投資対効果が出ないということである。
一方で仮にECサイトをクラウドサービスで利用した場合は、例えばクラウド提供事業者が受注件数に応じた従量課金制を採用しているのならば、IT関連費用は受注量に応じた変動費になる。すなわち、固定費を変動費化できてしまうということになる。
中小企業が販路拡大を狙いとしてECサイトを初めて開設しようとした場合、その需要予測・売上予測は難しいというのが一般的である。そのような場合、よほどの自信がなければクラウドを利用して変動費化してしまった方が経営リスクが低いのは明らかだろう。

なお、クラウドコンピューティングは先ほど説明した仮想技術が支えている。というのも、クラウドコンピューティングはITをサービスとして提供する者なので、不特定多数の利用者の要求に対して、柔軟かつスピーディに応えることができなければならない。そのようなサービスを提供する上では、リソースの最適化・負荷分散を実現可能な仮想化技術が不可欠ということになるのである。



以上でこの特別企画は終了である。

本当はすべての単元に関して説明したいところなのであるが、なかなかそうもいかない。本記事であなたにお伝えした内容は出題範囲の全てをカバーしたものではないが、あなたが苦手な部分のを中心とした全体像はお示しできたのではないかと思っている。この記事を読み終えた後も、これまで通り過去問に取り組みつつ暗記を進めていただくことには変わりはない。しかりもし仮に理解しにくい部分が出てきたとき、一度本記事に戻って参考になりそうな点があれば、再度チェックすることをオススメする。このプロセスにより、ひょっとするとこれまでより理解が深まる可能性があるかもしれない。少しでも以前より理解が深まれば、それだけあなたは合格に近づくのである。


残された期間は1週間である。本記事が、この1週間の中でのあなたの経営情報システムの勉強に少しでもお役に立てれば、筆者としてこれ以上の喜びはない。

あなたが経営情報システムで合格点を確保できますように。


マジコン診断士


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【1次試験】経営情報システムにお困りのあなたに緊急告知

先般の記事(コチラ)でお願いした経営情報システムの記事投稿に関するポチ投票に関して、結果が出たので発表する。




投票結果
う~む。。。前日比のポチポイントは+20。。。
とりあえず前日比で微妙に増えたことは事実なので、書くことにしよう…。


緊急告知である。


「明日朝5時に、経営情報システム対策の特別企画記事を投稿する」


経営情報システムに不安をお持ちの読者は、ぜひ参考にしていただきたい。


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【1次試験】ラストスパート戦略 ~中小企業経営・政策

本題に入る前に、先般ブログに筆者にとっては非常に嬉しいコメントを読者から頂戴したので、ご紹介したい。


管理人様

いつも記事を拝見させていただいております。
経済学から始まった直前シリーズの記事は、とても分かりやすく参考にさせていただいております。

過去の記事は未だ拝見させていただいておりませんが、直近の記事のアクセス数が伸びているのは、ニーズもそうですが、特に記事の質が良いためだと思います。

また特に、情報システムに関する記事を拝見し、情報がいかに経営革新に役立つかが腑に落ちました。情報対策への学習意欲が喪失していましたが、最後もう少し気合いを入れ直してみます。


文面から、今年の1次試験に挑戦される受験生だと思われる。このような本当に忙しい時期にわざわざ貴重な時間を割いてコメントを書いていただいている読者の姿を想像すると、涙が出る思いである。やはり読者からのアクセス数やポチを向上せるためには、愚直に記事の質を上げていくことに尽きるということだろう。もちろんそのことはブログ開設時から変わらず意識し続けているものの、このように読者からの声を戴くとより身が引き締まり、筆者のモチベーションも高まる。今後もさらに読者のニーズにマッチした情報を発信するために、筆者も精進していくつもりである。
※常々筆者が意識しているのは「ブログの読者を決して甘く見てはいけない。ブログの読者の目は、我々の想像を遥かに超えるほどシビアである」ということである。これこそが正にコンテンツマーケティングの本質であると考えている。筆者はこれからも「表面上のランキング」ではなく「記事の質と連動した真のブログランキング」を追求していきたいと思っている。読者がブログの中身を見て、「なぜこのブログが?」等と決して思われないように…。

筆者は読者と双方向でコミュニケーションを取る機会がほとんど皆無なため、読者からこのようなコメントを戴けると筆者としてもこの上なく嬉しい。筆者も職業柄、それほど暇な人間ではないため、基本的には「ブログの毎日更新は回避するという」方針であった。ところが、やはり1次試験直前にもなると、なんとかして1人でも多くの読者をマジなコンサル診断士にするサポートをしたいという思いが勝ってしまい、結果的に自身の睡眠時間を削りながら毎日ブログ投稿することになっている。1次試験が終われば更新頻度は確実に落とすことになるので、ブログランキングもおのずと落ちていくことだろう。しかし筆者は1人でも多くの読者がマジなコンサル診断士になれるように1つでも役に立つ記事を発信していきたいと思っているので、これからもぜひよろしくお願いしたい。




さて、ここからが本題である。

今回で「ラストスパート戦略」もいよいよ最後である。最後を飾るのは、もちろん中小企業経営・中小企業政策編である。

中小企業経営・中小企業政策




■過去10年の統計情報

・最高科目合格率:31.1%(平成26年度)

・最低科目合格率:2.9%(平成21年度)

・平均科目合格率:16.7%(過去10年)
 ※過去3年では18.6%、過去5年でも18.0%




■科目特性と留意点

・至極シンプルに「完全な暗記科目」である。筆者もそれ以上のコメントのしようがない。
→「白書を読むべきか?」ということが巷ではよく論点になる。筆者に言わせれば、「白書を読む・読まない等という議論をする前に、まずはテキストで提示されている重要ポイントを確実に暗記することに注力するべきである」ということになる。現在白書を読んでいる人はそのまま続ければよいし、そうでない人は改めて購入して読む必要もなかろう。
※参考までに筆者の場合はどうだったかというと、筆者は中小で80点以上を目標としていたので、それを達成すべく白書を一通り読んだ。その理由は、白書を読むとストーリーが頭に入ってくるので、本試験で出題された論点を忘れたときに、ストーリーから選択肢を絞り込めるのではないか?と考えたからである(白書はそのままだと分厚くて重いので、直前期は単元ごとに破って持ち歩き、電車の中で読んでいた)。なお、白書を読んだことが実際どの程度本試験での得点に寄与したかについては、どこまでがその効果だったのかという明確な切り分けが筆者自身もできないので、正当な評価はできない。


・ここ5年間は難易度が安定している。
→過去10年間で、科目合格率が10%を割り込んだのは3回(平成23年度、平成21年度、平成19年度)。この統計をどう解釈するかということになる。筆者は、この試験の難易度予想はナンセンスという立場なので予想はしないが、リスクマネジメント上、本年度の試験においては以下の2パターンを念のため想定しておくべきと考えている。

①例年通り安定した難易度で出題(易化した場合含む)
 →5年間大きな難易度変動がないことから、難易度が固定化されたと考える立場

②大幅に難化させた難易度で出題
 →5年間大きく難易度を変動させなかったため、今年は地雷科目となると考える立場


①はよいだろうが、②の場合どうするか?ということである。結論から言うと、この科目単体で考える場合においては

「特殊な対応は必要なし」

ということになる。なぜかと言えば、白書や政策をすべて丸暗記している人間などこの世にいないわけなので、つまるところ、難易度が上がったところでほぼすべての受験生がテキストの重要ポイントを暗記してくる準備しかできないためである。つまり、A、B、Cランクレベルの問題を確実に取れるかどうかということであり、これまでの戦略と何ら変化はないことになる。

但し、1点だけ気を付けなければいけないことがある。それは、ポートフォリオ戦略である。
1次試験の合否は7科目(複数科目)の合計点で決するため、仮に難易度が急上昇した場合は、ポートフォリオの組み換えを意識する必要がある。要は、もしあなたがポートフォリオ戦略上で中小を得点稼ぎ科目として計画しているのであれば、仮に「中小の難易度が上がったケースを想定した場合、他のどの科目で得点をカバーして合格点に持っていくのか」ということを別途意識しておいてほしい。とは言っても本試験まであと1週間なので、できることは限られている。頭の隅に置いておいて、この1週間の計画に反映させられるのであれば反映するのもよいのではないか?という筆者のちょっとした提案レベルの話と受け止めてほしい。

なぜ筆者が中小に限ってこのようなことを言うかというと、

中小は完全な暗記科目なので、試験委員は重箱の隅さえ突つけばいくらでも難易度を上げることができるため

である。あなたの合格を確実にする上でも、戦略上考慮しておきたい。なお、仮に本科目で難易度を上げてきた場合は、中小企業経営の方を中心に実施されるだろう。なぜならば、統計情報の細かい点を突こうと思えばいくらでも突けるからである。



■本試験までの勉強のススメ

・本科目に関してはすでに情報発信済みである。
 →過去の記事「【1次試験】中小企業経営・政策の勉強法<決定版>」を参照いただきたい。


・頻出論点かつA、B、Cランクの問題は、過去問のヨコ解きで確かな実力を養成すること。
※ヨコ解きが何かわからない人は、コチラの記事を読んでほしい。



■本試験での対応上のポイント

・2日目の3科目目であるが、基本的には暗記しているか否かという出題のみの科目なので、思考して疲労するということはない。集中力の欠如によるケアレスミスだけは注意したい。

・A、B、Cランク問題を確実に押さえていれば、足切りリスクは低い科目であると言える。言わずもがな、逆にあなたが暗記をほとんどしていなければ当然対応することは困難であり、完全な直観勝負になってしまうので、結果をコントロールすることは難しくなる。

・暗記科目であるにもかかわらず、試験問題は90分もある。問題数は40問以上と多いが、タイムマネジメントで苦労することは基本的にないと思ってよい。


マジコン診断士


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【1次試験】メンタルの安定化により直前期の学習効率を高める方法

1次試験が徐々に近づいてきて、筆者にはあなたのメンタル面が少々心配になってきている。あなたの最後の追い込みに最後のロケットエンジンを搭載すべく、今回はメンタル面に関して触れておきたい。



今あなたは、1次本試験本番が日に日に迫ってきて、精神的に最も厳しいタイミングに来ていると思う。それは至極当然のことであろう。なぜならば、人間が何か大きなことを成し遂げようとする時に、最も苦しいのはその直前期だからである。

もちろん診断士1次試験を目前に控えたあなたも例外ではないだろう。




1次試験が迫ってくるにつれて、あなたは日増しに以下のようなことを考えたりつぶやいたりしていることだろうと思う。


「こんな直前期になんでこんな基本的なことを忘れているんだよ」

「この場に及んでこんな簡単な問題を間違ってどうするんだよ」

「なんでこの大事な直前期に勉強する気が起きないんだよ」  


etc…

不安感





ひょっとするとあなたは

「周りの人はきっとみんな順調に勉強を進めていのだろう。それに比べて、なんで自分はこんなにもうまくいかないのだろう?ひょっとしたらダメかもしれない」

などと思っているかもしれない。


何かを大きなことを実現しようとするとき、筆者は基本的に「他者のことを気にすべきでなく、自分が昨日より前進しているかどうかだけを気にするべき」という立場なのだが、それでもあなたが不安であるのであれば仕方ない。以下の通り考えて間違いないので、安心してほしい。

個人差こそあれ、この直前期はほとんどすべての受験生が同じような状況であり、決してあなただけではない。故に、過度に不安になる必要などないし、まして自己嫌悪に陥る必要など全くない


むしろこの時期にひょうひょうとしていつもと変わらない精神状態でいる人がいたら、その人こそ危ないと思っておけばよい。その人はきっと本気でこの試験に挑もうと思っていないのだから、放っておけばよいのである。一生懸命努力を重ねているあなたは、そのような人に振り回されることなどあってはならない。




実は筆者は、周囲の人からは「鋼のメンタルだね」とよく言われる。プレゼンテーションやセミナー講師をしても、周囲の人から緊張しているように一切見えないことがその理由のようだ。


冗談じゃない。


実は筆者は精神的にそれほどタフな方ではない。むしろ弱いほうだ。

今振り返ってみると、受験生時代のこの時期は、筆者もあなたと同様に精神的には相当不安定だったと思う。



え?それをどう乗り越えたのかって?


もうすでにあなたにはお伝えしていることである。


そう。最大のポイントは「準備」である。
※準備に関する記事は以下より。
【1次試験】勝者の哲学 ~事前準備と本番対応(その1)
【1次試験】勝者の哲学 ~事前準備と本番対応(その2)
【1次試験】勝者の哲学 ~事前準備と本番対応(その3)
【1次試験】勝者の哲学 ~事前準備と本番対応(ファイナル)



筆者は常に準備をしっかり行うことにより、緊張感や精神面の不安定さをコントロールしている。これは仕事であれ、試験であれ、プライベートであれ、すべてに共通している。周到な準備はメンタル面の安定をもたらすのである。




あと、今回はもう1つだけメンタル面を安定させるための技を教えよう。

それは、

「徹底したポジティブ思考モードに転換する」

ことである。


例えば以下の通りである。

「こんな直前期になんでこんな基本的なことを忘れているんだよ」
→「直前期に基本的なことを忘れていることに気づけたから、これで本番では大丈夫。今気づけてよかった」

「この場に及んでこんな簡単な問題を間違ってどうするんだよ」
→「直前期にこんな簡単な問題の間違いに気づけてよかった。本番で同じミスを起こさないように対策を立てよう」

「なんでこの大事な直前期に勉強する気が起きないんだよ」  
→「今、自分は勉強する気が起きていないことに気づけてよかった。とりあえず机に向かって少しだけでも前進してみよう」


ネガティブ思考に陥ると、人間は手が止まったり悩んだりすることがあり、圧倒的に時間が無駄になる。つまり、時間の無駄を生み出している要因はネガティブ思考にあるので、それをポジティブ思考に転換することで無駄をなくしてしまうということである。


あなたがもしメンタル面を要因として勉強が思うように進まないことがあるのであれば、「準備」と「徹底したポジティブ思考」で乗り越えてほしい。





とは言うものの…


いくら周到な準備を重ねたとしても、いくらポジティブ思考へ転換したとしても、不安感や自分に対する苛立ちのようなものが完全に払拭できるわけではないのもまた事実である。診断士試験は試験範囲も広いし、合格には相当な勉強時間を投入する必要がある。そのため、筆者も様々なことを我慢し、犠牲にして勉強に励んだ。そのような挑戦なので、やはり不安感や緊張は大きいし、受験生時代の筆者もそのような人間の一人であった。

筆者がそのような状況で「どうしたものか?」と悩んでいたとき、偶然にもとある素晴らしい書籍に出会うことができた。それは文字通り、直前期の筆者の精神的な「お守り」として機能し、1次試験直前期から2次試験の合格の切符を勝ち取るまでに大きな効果をもたらすこととなった。

そのとある書籍が以下である。これが筆者のおススメする”メンタル面の最終兵器”である。




あなたがもし不安感や苛立ちで精神的に安定せず、勉強に集中できないとしたら、この書籍は本当にオススメである。筆者はどちらかというと本の中身より、付属のCDがこの書籍の最大のポイントと感じた。

本当に不思議なのだが、このCD音声を聴くとメンタル的に安定する効果が少なくとも筆者にはあった。その明らかな効果が実感できたため、筆者はポータブル音楽プレーヤーにこの付属CDの音声を入れて、直前期起床時、通勤電車の中、夜の勉強前と直前期のルーチンの中に組み入れて聴いていた。もちろん、試験前日の夜も、試験当日の朝もしっかり聴いた。緊張が最高潮に達する試験前日、試験当日の効果は特に覿面である。なお、この書籍は付属CDが最大のウリなので、もし中古で購入される場合はCDなし商品を絶対に選んではいけない。注意してほしい。
※決して怪しい書籍ではないので、勘違いなさらないように…。筆者は科学的・論理的に証明できない怪しいものにはほとんど興味を示さない人間であるので、その点はご安心いただいてよいと思う。


もはやこの時期はなりふりかまっていられない。あなたが合格するために必要な手段はすべて講じて、実行してみよう。あなたの不安や苛立ちの抑制に少しでも貢献できたら幸いである。

マジコン診断士


P.S.
前回の記事(コチラ)で触れた経営情報システムの記事投稿に関するポチ投票に関しては、今筆者がこの記事を書いている時点で最終結果が出ていないため、次回の記事でその結果を発表する予定である。


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【1次試験】”経営情報システムが重要科目である”と筆者が考える理由(後編)

前回の記事(コチラ)では、ITが中小企業の稼ぐ力与える影響を事例を交えてお伝えした。

今回は、本年度の経営情報システムに最新のITトレンドに関する出題がされた場合に備え、最新のITトレンドの全体像をご説明する。


以下の図は、総務省が出している情報通信白書に記載されている図である。

最新のIT全体像


おぉ!なんとわかりやすい図だろう。

なかなかやるじゃないか、総務省よ。筆者が今回の記事であなたに伝えたいことは、この絵1枚で事足りてしまう。



まず現実世界からサイバー空間へデータを送信する。それではどうやってデータを送信するかあなたはわかるだろうか?
少し考えてみて欲しい。
(シンキングタイム;15秒)













答えは出たであろうか?本ブログの読者であるあなたには、ここは気づいて欲しい。


そう。前回の記事(コチラ)でお話ししたIoTによりデータ送信するのである。

資料に書かれている「センシング」とは、センサー等を利用してさまざまな情報を計測してデータ化する技術である。前回の記事(コチラ)で、センサーや端末を利用してデータ収集している企業がいたと思うが、正にこれである。IoTの本質は前回の記事でご説明した通り、「ありとあらゆるモノ」がインターネットにつながることであった。つまりそれは、ありとあらゆるモノからデータ収集(送信)が可能となることを意味するのである。


ここで1問だけ問題にチャレンジしてみよう。

(問題)
IoT(Internet of Things)の定義に関する次の記述のうち、妥当なものはどれか。

1.様々な「モノ」をインターネット上でデザイン・印刷するという意味
2.様々な「モノ」をインターネット上で理解したり学習したりする環境という意味
3.様々な「モノ」の価値についてインターネットの世界でのみ評価されるという意味
4.様々な「モノ」がビッグデータとして扱われるようになり、インターネットが「モノ」のようになるという意味
5.様々な「モノ」がセンサーと無線通信を通してインターネットにつながりインターネットの一部を構成するようになるという意味









【正解】
5

この問題、実は過去記事(コチラ)で出題済みである。前回の記事を読んだ読者であれば、即答だろう。



続いて資料上部のサイバー空間を見てほしい。IoTを通じて送信先はビッグデータとなっていることがわかる。

ビッグデータとは文字通り解釈すれば「巨大なデータ」ということになる。実はビッグデータという言葉には共通定義が定められていないので筆者もいつも説明がしにくいのだが、「事業に役立つ知見を導き出すための巨大なデータ」くらいに思っておけばよいだろう。


ここでもう1問正誤問題にチャレンジしてもらおう。

(問題)
ビッグデータとは、ネットワーク上で一つのデータが1ギガバイト以上の容量を持つようなデータを指す。○か×か。









【正解】
×
データ容量に関して特に明確な定義はない。一般的に単一のデータ集合内では、2012年現在数十テラバイトから数ペタバイトの範囲とのこと(Wikipediaより)。筆者の知り合いのビッグデータ関連のコンサルの話だと、データ容量は関係ないと言っていた。



次に、ビッグデータとその隣に描かれているAIを見てみよう。

AIは昨今話題になっているのでおかわりかもしれない。AIはArtificial Intelligence(人工知能)の略で、大量のデータから一定の判断をするシステムのことをいう。AIについては、筆者がウダウダ説明するよりも、過去記事(コチラ)でお示しした以下の行政書士の過去問の文章がわかりやすいだろう。赤字部分がAIに関する内容である。
※あなたの学習に利用できるよう、敢えて空欄に解答を入れた文章としている。


コンピュータの処理速度や記憶容量が向上しさえすれば、人間と同じように思考するコンピュータを開発することができると考えられた時期もあった。最近、将棋や囲碁の対局でコンピュータがトップレベルの棋士に勝利するようになったと報道された。その発展は、コンピュータに過去の大量の対局データをインプットし、更にそのデータに基づいて最適の解を導けるようコンピュータ自身で学習し実力を高める仕方を覚えられるようになったからといわれている。
このようなコンピュータの発展動向は、従来コンピュータが得意な能力は検索や[ 計算 ]であって人が得意な能力としては工夫や[ 創造 ]が代表的なものと考えられてきたが、今ではコンピュータもこれまで人間が得意としてきた[ ひらめき ]や[ 推論 ]に類する能力を持ち始めたことを意味している。




最後にビッグデータとAIの関連に関して書いておこう。

シンプルに、AIは学習をしなければ判断ができないため、ビッグデータはAIが判断を行うための材料として存在しているというイメージで覚えておけばよい。なお、上記の図では「AI→ビッグデータ」の流れも矢印で表現されているが、ここを説明すると構造化データや非構造化データ等といった新たな知識をあなたにインプットすることになり負担となるので、今回は割愛する。


最新のITトレンドのまとめである。以下の文章を理解しておけば、あなたは最新のITトレンドに関して大枠で理解したことになる。

IoTを通じて取集・送信されたデータはビッグデータとして蓄積される。そのビッグデータを材料としてAIが学習し、その学習に基づく処理や制御をすることにより現実世界に様々なフィードバックがなされて、新たな価値の創造や問題解決がなされる


本テーマが本年度の経営情報システムに出題されたら、ラッキーということで。




さて、今回の記事で経営情報システムの特集シリーズは終了である。いかがだっただろうか?経営情報システムで学習する内容はITに関する基礎的事項とはいえ、ITに馴染みのない受験生にとっては細かい論点に感じるので、嫌いになってしまう人も多いのではないかと思う。このような”経営×IT”の視点での記事を読むことを通じて、あなたが少しでも経営情報システムという科目を好きになっていただけたら、筆者にとってこれ以上の喜びはない。




ところで、本テーマの記事を投稿し始めてから、なぜかアクセス数とポチの数が急激に増したのだが、これはどういうことだろうか?もしかして目下のあなたのニーズは経営情報システムにあるのだろうか?もし仮にそうであるならば、経営情報システムに関する記事をもう1発打とうと思っているのだが、あなたのお役に立てるだろうか?

なお、記事のテーマは中小企業診断士試験の出題範囲をベースにした「経営情報システムの全体像」である。

この科目、ITにあまりなじみのない受験生にとっては少々シンドイだろうと思われるので、一度その全体像をマクロ視点でお示しすることにより、あなたの理解を少しでもサポートしようという企画である。企画の目的は、ミクロ論点中心に勉強を進めている過程において一度マクロ視点を取り入れることで、全体(マクロ)から部分(ミクロ)を抑え込むことにより「ハッ」とする読者を一定数出せるのではないか?ということである。この仮説がどこまて当たっているかは未知数なのだが、ここでぜひともあなたのご意見をおうかがいしたい。

とは言っても、読者のニーズを本ブログで把握する術が筆者にはないので、もし経営情報システムに関する上記の追加記事をあなたが要望するのであれば、大変お手数だが以下の”にほんブログ村”のバナーをポチっと押してほしい。カウント数に増加の傾向が見られたら、ご要望が多いと判断して投稿する方針にしようと思う。一方でカウント数に特に増加の傾向が見られなかった場合は、投稿はしない方針としたい。
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もし仮に本ブログの投稿が決まれば、そこから記事を作成するので、明後日以降の投稿になる予定である。ぜひともあなたの声を聞かせてほしい。


マジコン診断士



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【1次試験】”経営情報システムが重要科目である”と筆者が考える理由(中編)

前回の記事(コチラ)では、中小企業白書2016年版を用いて、IT投資は中小企業経営が稼ぐ力をつける上で極めて重要なファクターとなることを簡単にご説明した。

今回は中編として、ITが中小企業の稼ぐ力になぜこれほどまで影響を与えるのかについて書こうと思う。



さて、中小企業白書2016年版では、「稼ぐ力」の指標として経常利益率を取り上げている。前回の記事の再掲になるが、以下の通りである。

中小企業を取り巻く環境


上図にも記載されている通り、ITが中小企業の「稼ぐ力」にプラスの影響を与えるためには、「売上拡大」か「費用削減」が必要である(もちろん両方でもよい)。したがって、ITが中小企業の稼ぐ力へ与える影響の要因を特定するためには、「売上拡大」もしくは「費用削減」に対するITの効果を導出すればよいことになる。


それぞれに対して、参考までにベタな例を2例ずつ挙げてみよう。

<売上拡大>
・ECサイトを構築することによる、取引時間の制約の排除や場所の制約を超えた商圏の拡大
→ここはみなさんよくご存じであろう。実店舗を持たずとも製商品を販売できるので、取引時間や場所の制限がないということである。

・CRM(Customer Relationship Management)システムを活用した顧客情報管理の強化
→顧客接点において収集した情報を統合管理するソフトウェア。顧客の年齢、性別、趣味、嗜好などの個人情報や購入・利用履歴、クレーム等の問合せ履歴等のデータを管理する。このようなデータがあれば、RFM分析に基づくDM送付やFSPの推進等が可能になる。

・SFA(Sales Force Automation:営業支援システム)システムを活用した営業情報管理の強化
→ひょっとしたらテキストに出ていないかもしれないが、一応押さえておいた方がよいと思う。要は、「顧客情報」「活動情報(営業日報)」「商談情報」をデータベースで管理することで、営業管理職(部長や課長)がそれらの情報に基づいて営業マンの活動をサポートするためのソフトウェアである。情報がデータベースで統合管理されるので、顧客への訪問件数、営業案件の件数や商談情報に基づく売上見込の管理の集計・レポーティングが容易になるというメリットもある。
※「おいおい、今でさえアルファベット3文字に悩まされているのにさらに増やすのか!」と怒りを覚えたあなた。経営情報システムを勉強しながら気づいているとは思うが、アルファベット3文字は略語ではない英語で覚えておくと記憶に残りやすい
CRMであれば、Customer(=顧客)、Relationship(=関係性)、Management(=管理)、つまり「顧客関係性を管理する概念」と覚えておけばよい。SFAであれば、Sales(=営業) force(=力) Automation(=オートメーション)、つまり「営業力強化をオートメーション化しようみたいな概念」と覚えておけばよい。このように覚えることで、いざ出題されたときもさらっと答えられるはずである。テキストに載っている例で言えば、例えば記憶素子でEPROMとEEPROMが紛らわしいする。その時に後者は”E”が1つ多い理由を見てみると、この”E”がElectrically=電気的を指すことがわかる。なので、後者はEが1つ多いから電気的にデータ消去、前者は紫外線でデータ消去すると覚えておけばよい。



<費用削減>
・業務オペレーションの効率化による時間外労働時間削減(人件費(≒残業代)削減)
→ここ分かりやすいだろう。要は手作業で行っていた業務を自動化すれば、その分業務時間は短縮されるので、時間外労働時間が削減されるということである。なぜ”時間外時間”とわざわざ筆者が書いているかというと、作業がなくなったからといって社員を辞めさせることはできず(不当解雇に該当する)、いくら業務が効率化されても時間内労働に伴って発生する賃金は固定費として残り続けるためである。
※ここを勘違いして投資対効果を算出しているシステム屋さんが非常に多い。

・原価管理の強化による製造原価削減
→財務・会計に関わる論点である。財務・会計のテキストで原価計算の方法を勉強していると思うが、そもそも、材料費・労務費・経費の情報と在庫の受払情報を製品別(製造指図別)に把握できなければ、原価計算自体を行うことはできない。中小企業の場合、表計算ソフトで原価計算をしている企業が多いので、業務が属人化したり(要はその人がいなくなったら誰も代わりができない)、原価計算業務が非効率になっている点は知っておいてもよいだろう。

上記は一例であるが、IT活用により実現する「売上拡大」「費用削減」のイメージはこのような感じである。



さて、ここらで少しIoTの話をしておこうと思う。

なぜいきなりIoTなのかというと、「革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金」においても、「第四次産業革命に向けてIoT等の活用や経営力向上に資する革新的ものづくり・商業・サービスの開発を支援」と書かれているので、出題されてもおかしくないと筆者が勝手に思っているからである。まあ、筆者が経営情報システムの試験委員の思想を全く理解できない時点で、実際に当たる確率は極めて低いとも思うわけだが…(笑)。


IoTとはInternet Of Thingsの略で「モノのインターネット」と呼ばれる。簡単に言うと、「ありとあらゆるモノ」がインターネットにつながることを言う。つまり、これまでインターネットにつながるモノはパソコンやスマートデバイス中心であったが、IoTではそれに限定されず、それこそ冷蔵庫や洗濯機、車もインターネットにつながる世界のことである。IoTと聞くと「難しそうだな」と感じる人もいるかもしれないが、単に「モノがなんでもインターネットにつながるよ」と言っているだけであり、非常にシンプルな話なのである。

それでは、IoTが中小企業の経営にどのようなインパクトを与えるか、中小企業の経営改革事例をもとにイメージをより持っていただこう。

以下は中小企業庁が平成28年11月14日に出した資料からの抜粋である。
製造・サービス分野のIoT・データ活用事例


上記資料のリンクはコチラであるが、1次試験を目前に控えた読者は中身を見ている暇などないだろう。なので、今回は筆者がざっくりと要約する。


◆生産設備の稼働情報の見える化による生産管理(武州工業株式会社)
・スマートフォンなどの端末に内蔵されている加速度センサーを通じてデータ収集し、作業状況を見える化
・生産用機械の摺動部装着した端末を通じてデータ収集し、生産性を見える化
→つまり、生産用機械にセンサーとなる端末を取り付けてデータ収集し、生産設備の稼働情報の見える化をしたということ。生産設備の稼働情報が見える化すれば、生産管理は強化される。

◆作業環境情報を収集・分析できる製品(金型)の開発(株式会社岐阜多田精機)
金型内にセンサーを埋め込み、成形時の温度や振動、圧力等のデータを計測しうるスマート金型の開発により、成型の品質や信頼性を向上
→つまり、製品である金型そのものにセンサーを埋め込むことで情報収集し、製品品質を高める取り組みを始めたということである。

◆機器の稼働情報の遠隔監視によるメンテナンス機能強化(株式会社オー・ド・ヴィ)
スーパーマーケット等に設置する自動販売機にモジュールを取り付け、機器の稼働状況を遠隔監視し、自動販売機の稼働率上昇や顧客満足度の向上、メンテナンスの省力化
→IoTを活用した稼働状況の遠隔監視により、自動販売機の稼働率が上がれば販売機会損失の防止やCS向上ができるし、メンテナンスに係る負荷も減って業務効率化が図れるということである。

◆受注情報、生産管理情報の共有による連携受注体制の構築(株式会社今野製作所/株式会社西川精機製作所/株式会社エー・アイ・エス)
①見積もり及び受発注データを管理出来るシステムを連携企業と共有化、②生産管理システムにより連携企業間で工程進捗把握、③顧客用Webポータルサイトを通じた問い合わせ対応、図面データ授受、見積もり履歴記録等を実施
→中小企業間で受注情報を共有し、連携生産。繁閑格差を平準化 を目指したということ。IoTと言われると?なのだが、2次試験の事例Ⅲで今にも出題されそうな内容である。経営資源の制約がシビアな中小企業にとって、それをカバーするための外部組織との連携は非常に重要である。その意味では、なぜIoTの事例として取り上げられているのかが筆者にはわからないが、すくなくとも中小企業におけるIT活用の好事例と言えるだろう。

◆顧客の製品利用情報の収集による新商品の提案(まくら株式会社)
枕に内蔵した端末を使い、就寝時間、起床時間、寝返りの回数といった睡眠情報を活用し、データに基づいた商品の提案を行うなど、革新的なサービスを立ち上げ、枕販売の事業を拡大
→IoTを活用したデータ収集により他社と販売面で差別化したということである。この取り組みは顧客の囲い込みにつながり、他社へのスイッチングコストを高める効果があるだろう。

◆顧客情報のスタッフ間共有による顧客に応じたサービスの提供(株式会社陣屋 )
センサを導入し、共用風呂の入浴者数を測定した清掃頻度の最適化、顧客の行動を予想してレストランでの待機することなど、顧客の好む環境を再現し提供している
→IoTを活用し、顧客満足度の向上を図っているということである。

◆園児の生体情報の自動チェック等による保育士の業務支援(株式会社陣屋 )
経験の浅い保育士でも園児を安全に見守ることができる保育園向け業務支援を、スマートフォン/センサー/ロボット等のテクノロジーを駆使することで実現。
→具体的なものかは本資料だけではわからないが、かなり進んだ取り組みのようにも思える。要は、従業員の経験の浅さをテクノロジーでサポートしているということであろう。

◆従業員の動線等情報の分析による人材育成・業務効率化(がんこフードサービス株式会社/産業技術総合研究所)
屋内測位端末を通じて従業員の「立つ」、「座る」、「加速」、「減速」などを記録し、生産性が高い従業員とそうでない従業員の作業の差の違いを認識して、人材育成に活用。また、時間帯ごとの作業負荷を調査し、業務の運営が混乱しやすい時間帯を特定し、運営の方法改善している。
→IoTにより、従業員の生産性向上や店舗運営管理の強化を図っているということである。



どうだろうか?

ここで筆者の経験に基づいて一言。

これは中小企業に限らないことなのだが、「ITを単なる事務処理効率によるコスト削減の手段」と考えている経営者が非常に多い(もっと言えば、中小企業診断士にも多い)。上記の例を見ていただければおわかりいただけるが、ITは単なる自動化によるコスト削減のみに目的が限定されるわけではない。もしあなたがこのような考え方をしているのであれば、ITに対する考え方を180度転換するべきである。
上記の事例企業を見ていただけるとわかるが、ITを活用して抜本的な経営改革を実現している。もちろんITは事務処理効率の手段としての側面もあるが、あなたがマジなコンサル診断士を目指すのであれば、それ以上に製商品やサービスの高付加価値化による他社との差別化という点を意識してほしいのである。


今回の内容は以上である。

これだけの中小企業におけるIoT活用事例を見た受験生は、実務で行っている人を除けば、きっと本ブログの読者くらいである。経営情報システムで万一IoTが出題されたとしても、きっとあなたは大丈夫だろう。
※筆者の私見だが、上記のような素晴らしい事例があるのだから、経営情報システムの試験委員はこのような事例に基づく正誤問題を出題してもよいのではないか?と思う。


さて、本連載も次回で終了である。


次回は、IoTとその他の最新のIT技術の全体像をご説明しようと思う。診断士試験の試験委員は比較的時事ネタが好きなので、そのための対策になればと思う。
※このような試験直前期にも関わらず、今回のような一見して試験に直結しなそうに見え(実際はそうではないと筆者は思っているのだが…)、かつここまで長い記事を最後まで読んだあなたは、きっとマジなコンサル診断士の予備軍だと思う。


マジコン診断士


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【1次試験】”経営情報システムが重要科目である”と筆者が考える理由(前編)

”経営情報システムが重要科目である”と筆者が考える理由”について、筆者のコンサルティング経験や知識に基づいて書いていこうと思う。とは言いながらも、1次受験生の読者には筆者の主張を読んでいる時間等ないはずなので、本年度の1次試験に少しでもプラスになるように筆者なり工夫して書こうと思うので、最後までお付き合いいただきたい。なお、今回の記事はその前段として、「ITがなぜ中小企業経営において重要なのか」というその背景に関して、中小企業白書2016年版(あなたが今年受験する中小企業経営・政策の出題範囲である)を活用しながらご説明する。



まず中小企業白書2016年版から抜粋した以下のグラフを見て欲しい。

経常利益の推移(規模別)
中小企業白書では、「リーマン・ショック後、経常利益額が最も落ち込んだ2009年の第1-4四半期の平均と、足下の2015年の第1-4四半期の平均を比較すると、中小企業で約2.5兆円、大企業では約6.7兆円、経常利益が増加している」点に触れている。一方で、ここは筆者の私見なのだが、大企業と中小企業の経常利益の差が徐々に拡大している点も非常に気になるところである。




続いて、中小企業白書2016年版に書かれている以下のグラフを見てほしい。

売上高の推移(規模別)
白書にも書かれている通り、このグラフからは、中小企業の売上高は大企業に比べて弱い動きを示していることがわかる。




さて、2016年版中小企業白書では以下の通り、中小企業が「稼ぐ力」を強化するための課題を確認している。その指標として、売上高経常利益率を取り上げている。

中小企業を取り巻く環境




以上の前提を踏まえ、中小企業白書2016年版より抜粋した以下の図を見て欲しい。

業種別に見たIT投資有無と業務実績の関係


この図から明らかになる点は以下の2点である。
①IT投資ありの企業の方がIT投資なしの企業より売上高水準が高い
②IT投資ありの企業の方がIT投資なしの企業より売上高経常利益率水準が高い


以上より、ITは中小企業の稼ぐ力(=売上高経常利益率)に間違いなく影響を与えているということになる。

このように、中小企業白書2016年版を見ても、中小企業経営が稼ぐ力をつける上で、IT投資は極めて重要なファクターとなることがわかる。もしそうであるならば、中小企業診断士はITを駆使ししてクライアント企業の稼ぐ力をつけるための支援ができなければお話にならないということである。これこそが、前回の記事(コチラ)で筆者があなたに対して「あなたがマジなコンサルを目指すのであれば、筆者はあなたにIT嫌いになってほしくないし、経営コンサルティングに大いに活かして経営改革を成し遂げてほしいと思っている。」と伝えた理由である。


それでは、なぜITが中小企業の稼ぐ力にこれほどまでの影響を与えるのか?


この続きは次回にしよう。

今回は経営情報システムの話と言っておきながら、中小企業経営の話のようになってしまった…。次回は筆者のコンサルティング経験・知識に基づいて、ITが中小企業の稼ぐ力に与える要因をご説明しようと思う。極力、経営情報システムの本試験であなたに役立つよう工夫したいと考えている。


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【1次試験】ラストスパート戦略 ~経営情報システム

今回の「ラストスパート戦略」は経営情報システム編である。

経営情報システム



■過去10年の統計情報

・最高科目合格率:51.8%(平成25年度)

・最低科目合格率:6.4%(平成27年度)

・平均科目合格率:20.9%(過去10年)
 ※過去3年では10.0%、過去5年では21.5%




■科目特性と留意点

・ITに馴染みのない受験生にとっては、アルファベット3文字の言葉がすべて同じに見えたり、そもそもどのような内容に関して説明しているのかわからない上、暗記量が非常に多いため、苦痛に感じる科目であろう。一方で、ITコンサルタントやシステムエンジニアの仕事をしている人は、ほとんど何も勉強せずとも60点前後は獲得できてしまう。もっとも、以前の記事(コチラ)でも述べたように、他者はあなたの合否に一切関係ないので全く気にする必要はない。なお、上記のIT関連職に従事している人であったとしても、直近2年の難易度になると80点以上を取ることはかなり至難の業であることはもちろん、そうたやすく60点を取ることすらできないだろう。その意味では、直近2年は足切りさえ回避できれば、むしろ得意な受験生とそうでない受験生とで差が付きにくかった科目であったとも解釈できる。
→出題される問題の単元に偏りがなく、比較的まんべんなく出題されている。故に、テキストに記載されている基本論点をまずはしっかり理解・暗記することが重要である。特に情報技術に関する基礎的知識(ハードウェア、ソフトウェア、データベース、ネットワーク(インターネット含む)、セキュリティ対策、システム構成技術、プログラム言語)は苦手な単元がないようバランスよく勉強し、大きな弱点がないよう補強しておきたい。なお、暗記を定着させる上では、一覧表等に整理する、単語カードを利用して記憶する等がベターな方法であろう。ここにあまり近道はない。

・表計算の関数問題が2年連続で出題された(平成28年度 第5問、平成27年度 第5問)。
→2年連続、かつ同じ問題番号での出題ということを考慮すると、出題形式が固定されたと見るのが一般的な見方だろう。本年度も同様の形式の問題が出題される可能性は高いと筆者は見ている。実際の本試験で解けるかどうかは問題の難易度次第ではあるが、少なくとも「どうしたら解答に行き着けるのか?」という解答プロセスは解説をよく読んで確認しておきたい。

・ここ2年間は大幅難化傾向にある厄介な科目であり、警戒レベルを高めておく。
→平成21年度を除き、平成25年度以前は、基本事項をしっかりと勉強していれば確実に60点を超える科目であり、IT関連職種の人でなくても貯金科目になり得た。ところが、ここ2年は大幅に難化している(上記の平均科目合格率を見れば一目瞭然である)。経営法務と同様に本年度の難易度予想は敢えて控えるが、警戒レベルを高めて臨むべき科目であると言える。



■本試験までの勉強のススメ

・過去問を重視しつつも、模試・答練の復習も過去問演習と同じくらいのウェイトで行うこと
→基本は過去問重視でよいので、過去問で出題された論点はしっかり暗記すること。但し、ここ2年の出題を見ると、この科目の試験委員は難易度の上げ方として重箱の隅を突く以外の術を持っていないようであり、もはや実力考査としては体を成さない水準まで出題の質が低下している(筆者主観)。従って、受験生はそのような試験委員の作問レベルの低さに合わせた勉強をせざるを得ないであろう。その意味では、受験校が予想問題として出題している模試や答練の事項もしっかりと暗記しておき、足切リスクを極力回避したい。
なお、難易度が上がった際にはやはりそれに向き合うメンタリティが重要となる。その点に関して以下の記事で触れているので、参考にしてほしい。なお、以下の記事の「雑談(筆者の苦言)」に書かれている”とある科目”の出題とは、もちろん経営情報システムのことである。
「試験で問われること」とは?

・頻出論点かつA、B、Cランクの問題は、過去問のヨコ解きで確かな実力を養成すること。
※ヨコ解きが何かわからない人は、コチラの記事を読んでほしい。

・最新トレンドのIT用語(時事系)にはさらっと目を通しておく。
→クラウドコンピューティング、ビッグデータ、IoT、AIあたりの用語が何か程度はインターネット等を利用して押さえておきたい。セキュリティ関連で言えば、改正個人情報保護法のざっくりした内容やランサムウェアが何か等も確認しておきたい。

・他の科目以上にD、Eランクを深追いしないこと。
→おそらくいたちごっこになる可能性が高い。あなたが細かい論点をいくら一生懸命覚えても、試験委員は違う論点を出してくるはずである。そうであるならば、この科目の細かい論点を追っかける時間は他の伸びしろのある科目に投入しすることで、他の科目で得点を稼いで本科目の失点をカバーする方がベターな戦略である。
※このように出題者の作問レベルが低いと、真面目にITを勉強する気が起きなくなる診断士受験生が増加するという最悪の事態に陥る。これだけITが発達して経営をITと切っても切り離せない経営環境にある中で、唯一の経営コンサルタントの国家試験出題者として、本科目の試験委員はこの最悪の状況を誘発している責任を大いに感じるべきであろう。



■本試験での対応上のポイント

・基本的には暗記しているか否かという出題の割合が多い科目なので、思考して疲労するということはないだろう。集中力の欠如によるケアレスミスだけは注意したい。

・昨年度と同水準の難易度で本年度も来れば、苦手な人にとっては足切りリスクが高い科目である。まずは足切り回避を最優先ミッションとすること。前例に沿った出題方式であれば、配点は1問4点×25問であるため、10問取れば足切りは回避できる。故に、まずは解ける問題から着手して、それが10問を超えているかどうかを確認すること。これをやるだけでかなり精神的には楽になる。



■最後に

筆者がなぜこの科目の試験委員に厳しいのか?

これだけ情報通信技術が発達した現代において、筆者が中小企業のコンサルティングする過程でもIT面での施策は切っても切り離せない経営環境にある。中小企業は資金に限りがあるので、IT投資に対してはナイーブにならざるを得ないが、それでも様々な工夫をこらしてITを活用した経営改革を実現してきた。そのようなリアルな現場でコンサルティングする一経営コンサルタントの立場から見ると、本科目の試験問題を見てみても、診断士に一体ITの何を学んで何をしてほしいのかという思想がさっぱりわからないのである。

あなたがマジなコンサルを目指すのであれば、筆者はあなたにIT嫌いになってほしくないし、経営コンサルティングに大いに活かして経営改革を成し遂げてほしいと思っている。その意味で、経営情報システムを勉強するモチベーションを喪失してほしくないと強く思うのである。この辺の試験問題と経営コンサルのリアルとのギャップに関しては、次回の記事で書きたいと思っている。経営情報システムに対する勉強のモチベーション維持のための一材料として、ご活用いただきたいと思うので、ご期待いただきたい。


マジコン診断士


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執筆(note)

【1次試験】ラストスパート戦略 ~経営法務

今回の「ラストスパート戦略」は経営法務編である。

経営法務




■過去10年の統計情報

・最高科目合格率:23.3%(平成23年度)

・最低科目合格率:6.3%(平成28年度)

・平均科目合格率:14.4%(過去10年)
 ※過去3年では9.4%、過去5年では13.5%



■科目特性と留意点

・法律に馴染みのない受験生にとっては、まず言い回りしや用語そのものから苦痛に感じる科目であろう。また、暗記すべき事項が多く、暗記したつもりでもいざ問われると「これ、なんだったっけな~?」みたいなことがよく起こる。
→まず、民法をないがしろにしてはいけないというのが筆者の立場である。民法は一般法であるという特性を鑑みれば、経営法務を学ぶ上での土台として機能するものであるためである。また、暗記を定着させる上では、やはり一覧表等に整理して記憶する事であろう。ここにあまり近道はない。

・平成28年度は問題数20問と少なくなり、1問当たりの配点が5点と大きくなった。
→本年度の出題数が昨年度同様20問なのか25問に戻るのかはわからない。単に難易度を上げる意図であったのであれば本年度は25問に戻るであろうし、より分量の多い文章を読ませたり思考させたりする意図もそこに含まれていたのであれば20問のままであるだろう。いずれにせよ、受験生にとってはネガティブなケース(20問出題で1問当たり配点5点)を想定しておくべきだろう。

・計算問題が2年連続で出題された。
→本年度も計算問題が出題される可能性は高い。

・英文問題が必ず出題される。
→英語の問題と思わない方が良い。書かれている文章は英語だが、その中に必ず解答上のヒントとなるキーワードが隠されている。そのキーワードを引っかけてそのキーワードが書かれていたテキストの論点を思い出した上で、自身の記憶と照らし合わせて解答へ結びつけることがポイント。過去問でそのプロセスをトレースして訓練するとよい。

・ここ3年間は難化傾向にある厄介な科目であり、警戒レベルを高めておく。
→平成25年度以前は、多少の難易度変動こそあれ、基本事項をしっかりと勉強していればそれほど合格に苦労する科目ではなかった。ところが、ここ3年は大幅に難化している(上記の平均科目合格率を見れば一目瞭然である)。本年度の難易度予想は敢えて控える(筆者はこの手の予想は当たるはずがなくムダであるという立場である。試験委員は我々の想像をはるかに超えるほど予想屋との駆け引きに長けている)が、警戒レベルを高めて臨むべき科目であると言える。



■本試験までの勉強のススメ

・基本的な勉強法は以下の記事を読んでほしい。
 【1次試験】経営法務の勉強法<決定版>

・過去問⇔テキストの往復運動を多くこなすこと。
→これは筆者の受験生時代の経験を踏まえた主観なのだが、テキストで理解していたと思っていた事項をいざ過去問で解くと見事に間違うというケースが経営法務は他の科目と比較して多かったように思う。その理由はケース問題への対応力不足である。ケース問題は実務上想定されるケースを例示した上で、そこに法を適用して解答を選択する必要があるため、付け焼刃の丸暗記やうろ覚えの曖昧な知識で挑むと歯が立たないケースが多い。
しかし心配することなかれ。読者も既に経験済みであろうが、この経営法務はケース問題の演習を通じて基礎知識をより盤石にするという逆算型の勉強が非常に有効なのである。つまり、過去問のケース問題の演習と復習を徹底することで、曖昧な知識をより盤石なものにできるということである。故に、ケース問題の演習・復習通じ、テキストに書かれている内容の理解をより盤石にするという目的をしっかり持って勉強することをおススメする。

・頻出論点かつA、B、Cランクの問題は、過去問のヨコ解きで確かな実力を養成すること。
※ヨコ解きが何かわからない人は、コチラの記事を読んでほしい。

・この科目の試験委員は特に「ヤマを張る」ということを非常に嫌がっている印象を受ける。例えば平成27年度は改正会社法が施行された年度だったのだが、本件に絡む問題はそれほど多く出題されず、むしろ知財分野の出題比率の方が高かったくらいである。故に、改正会社法にヤマを張って集中的に勉強し、他の基本論点をおろそかにしていた受験生は非常に厳しい状況に追い込まれたはずである(平成28年度の出題数減少&1問当たり配点UPも、「ヤマを張る」ことに対する試験委員の牽制ではないかと考える筆者は考えすぎだろうか?)。
→あまり苦手分野を作らないような勉強が求められる。その中でも特に、合格点を確保する上では会社法、知財が極めて重要となるので、「ヤマを張る」という考えや発想を基本的に持たず、全体的な理解度底上げを図ることで失点リスクを少なくすることが、合格点確保の近道である。


■本試験での対応上のポイント

・2日目とは言え1科目目の受験なので、前日に睡眠不足等の要因がなければ集中力の欠如や疲労度等を心配する必要はないだろう。

・昨年度と同水準の難易度で本年度も来れば、苦手な人にとっては足切りリスクが高い科目である。まずは足切り回避を最優先ミッションとすること。前例に沿った出題方式であれば、配点は1問4点×25問、もしくは1問5点×20問のはずであるため、10問もしくは8問取れば足切りは回避できる。故に、まずは解ける問題から着手して、それが10問もしくは8問を超えているかどうかを確認すること。これをやるだけでかなり精神的には楽になる。

・時間配分に気を付けること。基本的には簡単に解けそうな問題から着手していくこと。問題の難易度判定基準、解く順序(例えば、単発の知識系問題を先に解く等)を事前にきちんと定めておくこと。


マジコン診断士


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Author:マジなコンサル診断士
現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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