マジなコンサルタントによる中小企業診断士試験対策ブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役の”マジなコンサルタント”が、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルスキルをベースに、独自の分析に基づく極めて有用な情報、世に出ていないテクニック論的な情報を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【1次試験】素晴らしい企業との出会い物語(Final)

物語編も今回でFinalである。
※1話はコチラ、2話はコチラ、3話はコチラ


ここから本編

入手できた情報には制限があるが、提案に必要な要素は概ね揃った。これまで整理した内容を元に提案書を作成し、提案プレゼンに備えた。
※なお、今回の提案には筆者に取って初めてのコンサルティング分野が含まれている。このような場合、筆者は必要な分野の書籍を10冊程度まとめて購入し、半日~1日で速読読破するということを必ず行う。今回も同様の方法でインプットをした上で、提案書作成にとりかかっている。


いよいよ提案プレゼン当日。

顧客企業(以下、A社)の出席者は社長をはじめとした全取締役である。


筆者はこれまで積み上げたファクトと仮説を元に、提案プレゼンを行った。


提案骨子は、以下の通りである。

・A社には他社にはない強みが見られる。
・今後のA社の基本戦略としては、これまで通り強みを最大限に生かした差別化集中戦略により、ニッチトップ企業としての地位を確固たるものとするべき。
・しかし外部環境は大きく変化し、市場競争は激化の一途を辿っている。そのような環境変化の中で、A社の売上は伸び悩み始めている。
・A社の最重要課題は組織力の強化である。
・組織ライフサイクルモデルに照らし合わせると、A社は共同化段階にいる。共同化段階に入ると、社長のリーダーシップのみではどうしても限界が出てくる。これは売上の低迷の一要因であると考えられる。ゆえに、権限移譲とエンパワーメントにより組織効率の向上が必要である。
・弊社の提案は内容「△△」である。その手段として、①××、②××を行う(具体的な実行方法と支援内容)。
・実行計画と体制案は~であり、ご支援に係る見積りは¥・・・である。


以上をプレゼンし、最後に筆者は以下のように経営陣にお伝えした。

「御社は非常に魅力的かつ素晴らしい会社であり、言わば中小企業の模範のような企業です。中小企業診断士として、私は御社に惚れ込んでいます。言換えれば、私は御社に”片思い”しているということです。御社の明るい未来を実現するためのリアルパートナーとして私を選んでいただけるよう、全力でプレゼンテーションさせていただいたつもりです。ぜひとも前向きなご検討をお願いします。」



すると、これまで黙ってプレゼンテーションを聴いていた社長が重い口を開いた。

社長が話された主な内容は以下の通りである。

・社長は小さい頃から変わった子であった(モノを自分作って、それを人に売って、人を喜ばせることが大好きな子供だった)。
・とあることを契機に、思い切って起業した。その際に、ある補助金を利用できることを知り【中小企業経営・政策】、事業計画書を作成した。その際に支援をもらった人が中小企業診断士であった。
・製品品質は徹底的に追求した。外部パートナーとの連携、品質管理プロセスの構築などありとあらゆる施策を講じ、追求してきた。その精神は今も変わっていない。【運営管理-生産管理】
・事業化までのプロセスで資金が枯渇しそうになり、自身の夢を諦めて本気で会社をたたもうと考えた(いわゆる「死の谷」である)。しかし戦友とも言うべき取締役から「本当にこれでいいのか?」と何度も言われ、踏みとどまった。【企業経営理論】
・その後、とあるきっかけで製品の市場認知度が急速に高まり、大幅に売上が拡大。需要に生産が追い付かないほどであった。一方で為替変動による【経済学】収益性悪化を防止するために、デリバティブに手を出した【財務】が、大きな損失を出してしまった。
・ここ3年は売上が伸び悩んでいる。その要因は、あまりに製品力とブランドに依存しすぎてきたことだと考えている。つまり、「人」をないがしろにしてきたかもしれない。その意味で、現在の課題は組織力の強化であると考えている【企業経営理論】。


社長は、以上の話を1時間ほどし、最後に筆者に以下のように言った。

「本日マジコン診断士さんがプレゼンテーションされた内容は、すべて正解です。強み、外部環境の変化、現状の弊社の課題、すべてが私の感じていることと同じです。その中でも、組織ライフサイクルモデルに関しては、特に”なるほど”と思いました。そうですよね、企業規模が拡大すれば私の役割も変わって然るべきです。」

そして社長は次のように述べた。

「今は私にとって新たな人生の分岐点だと思っています。先ほどマジコン診断士さんは片思いと仰いましたが、両想いかもしれません。ぜひ弊社が次のステージに進めるよう、ご支援をお願いいたします。」



さて、この物語も今日で終わりである。


さて、そもそもこの物語を筆者がなぜ書いたかというと、

「現在あなたの勉強している1次試験の勉強が、どれだけ経営コンサルティングの仕事を獲得する上で重要なものであるかを本物語を通じてお伝えすることで、あなたの勉強に対するモチベーションを高めること」

であった。



これまでの物語を見ていただければおわかりの通り、

「今あなたが勉強している正にその内容は、来年中小企業診断士として活躍するあなたがコンサルティングの現場でリアルに利用する知識ばかり」

である。
※今回の物語では法務が出てこなかったが、実際にコンサルティングを開始すると法務論点にはかなりの頻度で遭遇する。


あなたが中小企業診断士になっている未来には、あなたからの支援を必要としている企業がきっと存在する。


そして、将来あなたが提供するコンサルティング品質の基礎は、今正にあなたが向き合っている1次試験の知識なのである。



暗記できなくて自分に対してイライラするかもしれない。

集中力が出なくて焦るかもしれない。

仕事が忙しくて、勉強時間の捻出やコンディション調整ができず、怒りがこみ上げてくるかもしれない。




そんな時は一度立ち止まって、中小企業診断士の勉強を始めようと心に決めたあの日を思い出してみよう。




そこには

「中小企業診断士として実現したいあなたの夢や希望」

が確かにあったはずである。

夢・希望




さあ、最後まで諦めずに、全力でやりきろう。

すべては、中小企業診断士としてのあなたを必要とする企業のために…。



マジコン診断士


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Author:マジなコンサル診断士
現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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