マジなコンサルタントによる中小企業診断士試験対策ブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役の”マジなコンサルタント”が、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルスキルをベースに、独自の分析に基づく極めて有用な情報、世に出ていないテクニック論的な情報を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【1次試験】ラストスパート戦略 ~経営法務

今回の「ラストスパート戦略」は経営法務編である。

経営法務




■過去10年の統計情報

・最高科目合格率:23.3%(平成23年度)

・最低科目合格率:6.3%(平成28年度)

・平均科目合格率:14.4%(過去10年)
 ※過去3年では9.4%、過去5年では13.5%



■科目特性と留意点

・法律に馴染みのない受験生にとっては、まず言い回りしや用語そのものから苦痛に感じる科目であろう。また、暗記すべき事項が多く、暗記したつもりでもいざ問われると「これ、なんだったっけな~?」みたいなことがよく起こる。
→まず、民法をないがしろにしてはいけないというのが筆者の立場である。民法は一般法であるという特性を鑑みれば、経営法務を学ぶ上での土台として機能するものであるためである。また、暗記を定着させる上では、やはり一覧表等に整理して記憶する事であろう。ここにあまり近道はない。

・平成28年度は問題数20問と少なくなり、1問当たりの配点が5点と大きくなった。
→本年度の出題数が昨年度同様20問なのか25問に戻るのかはわからない。単に難易度を上げる意図であったのであれば本年度は25問に戻るであろうし、より分量の多い文章を読ませたり思考させたりする意図もそこに含まれていたのであれば20問のままであるだろう。いずれにせよ、受験生にとってはネガティブなケース(20問出題で1問当たり配点5点)を想定しておくべきだろう。

・計算問題が2年連続で出題された。
→本年度も計算問題が出題される可能性は高い。

・英文問題が必ず出題される。
→英語の問題と思わない方が良い。書かれている文章は英語だが、その中に必ず解答上のヒントとなるキーワードが隠されている。そのキーワードを引っかけてそのキーワードが書かれていたテキストの論点を思い出した上で、自身の記憶と照らし合わせて解答へ結びつけることがポイント。過去問でそのプロセスをトレースして訓練するとよい。

・ここ3年間は難化傾向にある厄介な科目であり、警戒レベルを高めておく。
→平成25年度以前は、多少の難易度変動こそあれ、基本事項をしっかりと勉強していればそれほど合格に苦労する科目ではなかった。ところが、ここ3年は大幅に難化している(上記の平均科目合格率を見れば一目瞭然である)。本年度の難易度予想は敢えて控える(筆者はこの手の予想は当たるはずがなくムダであるという立場である。試験委員は我々の想像をはるかに超えるほど予想屋との駆け引きに長けている)が、警戒レベルを高めて臨むべき科目であると言える。



■本試験までの勉強のススメ

・基本的な勉強法は以下の記事を読んでほしい。
 【1次試験】経営法務の勉強法<決定版>

・過去問⇔テキストの往復運動を多くこなすこと。
→これは筆者の受験生時代の経験を踏まえた主観なのだが、テキストで理解していたと思っていた事項をいざ過去問で解くと見事に間違うというケースが経営法務は他の科目と比較して多かったように思う。その理由はケース問題への対応力不足である。ケース問題は実務上想定されるケースを例示した上で、そこに法を適用して解答を選択する必要があるため、付け焼刃の丸暗記やうろ覚えの曖昧な知識で挑むと歯が立たないケースが多い。
しかし心配することなかれ。読者も既に経験済みであろうが、この経営法務はケース問題の演習を通じて基礎知識をより盤石にするという逆算型の勉強が非常に有効なのである。つまり、過去問のケース問題の演習と復習を徹底することで、曖昧な知識をより盤石なものにできるということである。故に、ケース問題の演習・復習通じ、テキストに書かれている内容の理解をより盤石にするという目的をしっかり持って勉強することをおススメする。

・頻出論点かつA、B、Cランクの問題は、過去問のヨコ解きで確かな実力を養成すること。
※ヨコ解きが何かわからない人は、コチラの記事を読んでほしい。

・この科目の試験委員は特に「ヤマを張る」ということを非常に嫌がっている印象を受ける。例えば平成27年度は改正会社法が施行された年度だったのだが、本件に絡む問題はそれほど多く出題されず、むしろ知財分野の出題比率の方が高かったくらいである。故に、改正会社法にヤマを張って集中的に勉強し、他の基本論点をおろそかにしていた受験生は非常に厳しい状況に追い込まれたはずである(平成28年度の出題数減少&1問当たり配点UPも、「ヤマを張る」ことに対する試験委員の牽制ではないかと考える筆者は考えすぎだろうか?)。
→あまり苦手分野を作らないような勉強が求められる。その中でも特に、合格点を確保する上では会社法、知財が極めて重要となるので、「ヤマを張る」という考えや発想を基本的に持たず、全体的な理解度底上げを図ることで失点リスクを少なくすることが、合格点確保の近道である。


■本試験での対応上のポイント

・2日目とは言え1科目目の受験なので、前日に睡眠不足等の要因がなければ集中力の欠如や疲労度等を心配する必要はないだろう。

・昨年度と同水準の難易度で本年度も来れば、苦手な人にとっては足切りリスクが高い科目である。まずは足切り回避を最優先ミッションとすること。前例に沿った出題方式であれば、配点は1問4点×25問、もしくは1問5点×20問のはずであるため、10問もしくは8問取れば足切りは回避できる。故に、まずは解ける問題から着手して、それが10問もしくは8問を超えているかどうかを確認すること。これをやるだけでかなり精神的には楽になる。

・時間配分に気を付けること。基本的には簡単に解けそうな問題から着手していくこと。問題の難易度判定基準、解く順序(例えば、単発の知識系問題を先に解く等)を事前にきちんと定めておくこと。


マジコン診断士


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現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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