マジなコンサルタントによる中小企業診断士試験対策ブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役の”マジなコンサルタント”が、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルスキルをベースに、独自の分析に基づく極めて有用な情報、世に出ていないテクニック論的な情報を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【2次試験】あなたが目指す答案の方向性(重要)

さて本題に入る前に、一つ質問である。


【質問】
(将来の)中小企業診断士としてのあなたのミッションはなんですか?
※中小企業診断士として実現したいと考えている夢でもよい



え?わからないだって?


前回の記事(コチラ)で、「この質問は、あなたが診断士試験に合格する上では本当に本当に重要なので、テキトーに読み飛ばさないでほしい」とお伝えしたはずである。

もしあなたがこの質問に対する回答をわからないのであれば、あなたはこの質問を重要ではないと思っているのだろう。

筆者も経営コンサルティングをする際に、クライアント企業にはミッションとビジョンを必ず明確化するようお願いしている。なぜならば、企業が課題に対応していこうとする時、ミッションやビジョンがない(もしくは浸透していない)と短期的、場当たり的、近視眼的な施策ばかりを打つ傾向にあり、このことが負のスパイラルを生み出すことが多々ある。これは筆者のコンサルティング経験からも間違いない。

これは診断士の勉強をしているあなたも同じである。

もしあなたがマジなコンサル診断士を目指すのであれば、あなた自身でミッション・ビジョン設定をし、あなた自身でその効果を感じ取る経験をしなければいけない。なぜならば、そうでなければ、あなた自身が企業の経営者を動かすような言葉を発することが説得力を持ってできないためである。こういった一つ一つのことをないがしろにせず、しっかりと取り組んでほしい。



さて、今回の本題である。

今回の記事では、あなたが向かうべき方向性を示そうと思う。

なお、2018年度1次試験向けの記事を9月から開始しようと思っているが、その際には最初に「学習計画」の話をする想定をしている。一方で、2次試験においては未だ筆者は学習計画の話をしない。それはなぜか?

それは、

2次試験においてはゴール設定自体が非常に重要であり、そのためには2次試験という相手をきちんと知ることの方が優先して実施されるべき

と考えているからである。


2次試験の学習計画は、つまるところどの年度のどの事例の過去問をいつ行うべきかについて、本試験からの日数を逆算してカレンダーにプロットすること以外やることはない。あとは、各過去問を回す回数を1回にするのか、2回以上にするのかを決定した上で計画を修正しつつ、そこに事例Ⅳ対策の演習をどう組み込んでいくかということだけになるだろう。

1点留意点(特に初の2次受験生)を言っておくと、過去問は古い年度から着手した方がよいと筆者は思っている。2次試験は出題の本質に大きな変化こそないものの、それでもここ5年でそれなりの傾向変化はある。ゆえに、できればあなたの実力がしっかりついた9月末~10月頃に、本年度の傾向に最も近しいであろう最新年度の過去問を解いてほしいと思っているのである。
なお、直近5年間の過去問と10年前~6年前の過去問とでは、それはそれでまた傾向に若干の違いがある。まずは直近5年を完璧にした上で、それでも時間があるのであれば6年前以前のものに着手するとよいだろう。参考までに受験生時代の筆者は、1次試験後の2か月半で10年分を1回解き、かつ直近3年については2回解いたところでタイムアップとなった。これは当初立案した計画通りである。



またまた前置きが長くなってしまった。今度こそ本題である。


テーマは「あなたが目指す答案の方向性」である。今回は結論から示す。まずは以下の図を見てほしい。

2次試験で向かうべき方向性

この図は縦軸に答案の得点、横軸に解答時間を示した図である。縦軸は上に行けば行くほど得点が高くなり、横軸は右に行けば行くほど解答時間が短いことを示すものである。

この図からわかることは、

2次試験に合格するための答案とは、相反する2つの目標の最適なバランスポイントに落ち着いた答案である

ということである。



あなたが2次試験に突破するためには、この2つの目標を達成するための勉強をする必要がある。

以下、説明していく。


【目標①:目標とする答案を定めていく】

2次試験は論述式の試験である。しかし試験委員からは解答例も採点基準も公表されない。したがって、どのような答案を書けばよいのかが明確にわからない試験である。しかしそのような制約がある中でも、あなたが2次試験を突破したいのであれば、やはりあなた自身で目標とする答案を定める必要があると筆者は思っている。

ではどのように目標とする答案を定めればよいのだろうか?

具体的な方法については、先般の記事(コチラ)で示した通り、集められるだけの解答解説集を集めて相互比較しながら、自身でベストの解答例を自ら作成することである。まずはこの作業を行っていくことをおススメする。

なお、この作業は過去問を各事例1年分だけしっかり取り組めば完結するような甘いものではない。それこそトライ&エラーの繰り返しと高速PDCAで軌道修正を図りながら、答案の精度を段階的に高めていくような作業になる。その意味では、一度過去に作成した自己の考えるベストの解答例であったとしても、後の学びや気づきに応じて修正していくようなことにも取り組んでいく方がベターであろう。


【目標②:解答時間内で「読む」「考える」「書く」の作業が完結するような手順を定め、体に覚えさせる】

仮にあなたが目標①をきちんと定めて最高の解答例を作成できたとしても、それを80分の試験時間内で作成できなければ全く意味はない。そのような制限時間内で作成することが不可能な答案は「アート」と呼ぶべきものであり、本試験で提出するような答案では到底ない。そのように時間無制限で解答例を作成するのは受験校の仕事であって、あなたの仕事ではないのである。

80分の制限時間内で答案を作成するためには、答案を作成するまでの作業・手続きを分単位で定めてルーチン化することが必須条件となる。

・試験開始の合図があった瞬間、あなたはまず何に着手するのか?与件文を読み始めるのか?それとも設問文を読み始めるのか?
・設問文を読むときは、どの辺に重点を置いてチェックするのか?
・与件文を読み解きは、何に注意して、どのような作業を行うのか?
・与件文を読み終わったら、何をするのか?いきなり解答用紙に答案を書くのか?それともその前に何かするのか?

以上のようなポイントを押さえて、あなた独自の80分間のタイムテーブルを、作業別に分単位で作成する必要がある。

このタイムテーブルのサンプルに関しては、巷の参考書や他の受験生ブログにもたくさん情報があると思うので、まずはすぐにでもリサーチを進めて、あなた専用のタイムテーブル第一版を作ってほしい。その後は、答練や模試の際に必ずそのタイムテーブルを持参し、答案提出後にタイムテーブル通りに取り組めたかどうかの差異分析を事例別に行っていく。

もし差異が生じた場合は、以下の2通りの対処方法がある。
①現状のタイムテーブルを維持しながら何かしらの工夫で差異を解消する
②タイムテーブル自体を変更して差異を解消する

この作業を繰り返していけば、あなたのルーチン作業は徐々にあなたに合った形に固まっていくはずである。


本記事で示した2つの目標は、各々個別に検討・対応するのであれば実はそれほど難しくない。しかしあなたが2次試験を突破する上では、この2つの目標がバランスする最適なポイントを探さねばならない。ここが2次試験の難しい所である。


なお、今後の筆者があなたにできることは【目標①:目標とする答案を定めていく】である。ここに対してどこまであなたに道をお示しできるか、筆者の真価が問われることになろう。


マジコン診断士


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Author:マジなコンサル診断士
現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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