マジなコンサルタントによる中小企業診断士試験対策ブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役の”マジなコンサルタント”が、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルスキルをベースに、独自の分析に基づく極めて有用な情報、世に出ていないテクニック論的な情報を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【2次試験】現状のあなたの答案を合格答案するためにやるべきこと(3)

前回の記事(コチラ)では、「【2次試験】現状のあなたの答案を合格答案するためにやるべきこと(2)」として、「問題点を認識したら、まずその原因を分析するところから始めよ」ということをあなたにお示しした。今回はその続きである。


問題点を認識した時点で、あなたはその原因を探る必要がある。原因分析にはいろいろやり方がある(あなたが運営管理で分析した特性要因図も立派な原因分析手法である。特性要因図に関してはコチラの過去記事で2次試験を絡めて少しだけ触れている)のだが、オーソドックスなのは「なぜなぜ分析である」。

「なぜなぜ分析」はご存じな読者も多いことだろう。トヨタグループでは、「なぜなぜ5回」を生産現場の品質管理手法の1つとして導入している。簡単に言えば、「なぜを5回繰り返す」ことで問題の真因を分析する手法である。

トヨタの元副社長である大野耐一は、著書「トヨタ生産方式」の中で以下のように書いている。

「一つの事象に対して、五回の「なぜ」をぶつけてみたことはあるだろうか。」 
「五回の『なぜ』を自問自答することによって、ものごとの因果関係やその裏にひそむ本当の原因を突きとめることができる。」

「トヨタ生産方式」は筆者の本棚にも置いてあり、今でも読み返すことがある。さすが巷では名著と呼ばれている書籍だけあって、読み返せば読み返すほど本質が見えてくる書籍の1つである。診断士に合格したらぜひともあなたに読んでいただきたい書籍である。中小企業診断士の勉強で生産管理を学んだあなたであれば、スッと内容が頭に入ってくるはずである。




トヨタグループが「5回」と言っているのにはそれ相応の理由が背景にあるのだろうが、筆者がコンサルティングで原因分析をする際は、特段5回という回数にはこだわっていない。要は真因にたどり着けた否かでそれ以上なぜを繰り返すべきか否かを実際は判断している。


さて、前回の記事では「合格点を確保する上では、答案に必要な解答要素が不足している」という問題点を仮設定したので、こちらをなぜなぜ分析することにしよう。

以下の図は、原因分析の一例を示したものである。
原因分析


ロジカルシンキングを勉強したことのある人は、この図を見たことがある人も多いだろう。そう、ロジックツリーである。実際、筆者もコンサルティングの現場では頻繁に利用する思考ツールである。

本記事はロジカルシンキングの講義ではないので詳細な説明は割愛するが、今回主に論点としたいのは、この図の縦(上下)の関係である。ロジックツリーの一番上に今回の問題点である「答案に必要な解答要素が不足している」が記載されており、なぜを1回問うと、1段下に下がる(この図で言うと、「読む力が足りない」「考える力が足りない」…)というような構造になっている。さらになぜを1回問うと、また1段下に下がる(この図で言うと、「一次知識が不十分」「与件文と設問の対応付けができていない」…)。この図の左側の下向き矢印に「Why So?(=それはなぜ?)」と書かれているのは、その下の段に下がる手続きの説明である。あなたが診断士に合格したら、ロジックツリーはクライアント企業へのコンサルティングで嫌というほど利用するはずので、知っておいて損はないだろう。


さて、今回ロジックツリーを引き合いに出して筆者があなたに最もお伝えしたいことは、

2次試験の問題点における原因分析をする際は、あなた自身が実行可能な単位までなぜなぜを繰り返す

ということである。


実は、Why So?をどこまで掘り下げるかについては利用目的によって変わる、すなわちその掘り下げ度合いはケースバイケースなのである。ただ、今回の記事では、あなたの現状の答案をあるべき答案に近づけるためことを目的に原因分析をしているので、少なくともあなたが望む結果を出すことができる単位までは掘り下げる必要がある。

例えば、上記のロジックツリーでは「与件文と設問の対応付けができていない」という要素があるが、それに対してあなたはその打ち手を考えられ、実際にアクションにつなげられるだろうか?もし考えられてアクションにつなげられるのであればそれ以上の掘り下げは不要である。しかし、それだけではアクションにつなげられないということであれば、さらに掘り下げる必要があるということになる。


原因分析はあくまで問題点の解消、すなわち課題解決のために実施している。そうであるならば、その作業が課題解決に資するものとなっていないのであれば、その作業はムダ以外の何物でもないということになる。

もしあなたがマジなコンサル診断士を目指すのであれば、

「あなたは目的志向型の人間でなければらない」

のである。


次回につづく。


マジコン診断士


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Author:マジなコンサル診断士
現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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