マジなコンサルタントによる中小企業診断士試験対策ブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役の”マジなコンサルタント”が、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルスキルをベースに、独自の分析に基づく極めて有用な情報、世に出ていないテクニック論的な情報を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【2次試験】現状のあなたの答案を合格答案するためにやるべきこと(Final)

さて、「【2次試験】現状のあなたの答案を合格答案するためにやるべきこと」の連載シリーズも5回目の今回でフィナーレを迎える。



さて、前回の記事(コチラ)では、「【2次試験】現状のあなたの答案を合格答案するためにやるべきこと(4)」として、「問題点の中でもあなたが解決可能な可能なものが課題であり、課題設定の対象となる」ということをあなたにお示しした。今回はその続きである。


これまでの工程を経て、あなたはすべての問題点の中から解決可能なものを抽出できたことになる。そうすると、下図の通り課題設定の仕上げをした上で、課題解決のアクションに移ることになる。
問題解決の全体像


まず課題設定の仕上げであるが、前回までで「①問題点の真因分析→②解決可能な問題点を特定」まで終わっているので、それに対して課題設定することになる。

ここからまた具体例を用いて説明したいので、コチラの記事で例示した問題点を今回も題材とする。
ここでのあなたの問題点(現状の答案とあるべき答案とのギャップ)は「答案に必要な要素が不足している」ということであった。そしてその問題点に対して真因分析をした結果、「与件文中の重要部分を見落とす」という問題点が抽出されたとしよう。するとあなたはそこで初めて、「与件文の重要部分の見える化」という課題設定ができるようになるということである。


この課題設定を終えれば、次は対策を定めることになる。

対策に関しては、実は1つの課題に対して複数定められる場合がある。例えば、先ほど設定した「与件文の重要部分の見える化」という課題に対して、以下の3つの対策を考えたとする。

(対策①)
与件文の重要な部分にエンピツで線を引く

(対策②)
与件文の重要な部分をマーカーで色付けする

(対策③)
設問に該当すると思われる与件文の箇所に設問番号を書く


上記の対策をよくよく検討すると、対策①と対策②は一見異なるように見えるが、「与件文の重要部分を何かしらの手段で気づきやすくする」というレベルで見れば実は同じことを言っていることがわかる。つまり、対策①にするか対策②にするかは、「より問題点の解決に効果のある対策はどちらか?」という目的志向でいずれかの対策を選択すればよいということになる。
※本件に絡んで少し余談だが、受験生の中に「与件文に線を引く時はエンピツがよいですか?それともマーカーがよいですか?」と聞く人がたまにいるのだが、それに対する答えは「あなたのやりやすい方法でやればよいのでは?」にしかなり得ない。このような2択で悩んだ場合は、マトリックス表を作成して双方のメリット・デメリットを比較し、メリットのある方を選択すればよいだろう。


一方で、対策③は対策①・②とは異なる性質のものであり、その意味では対策①・②と併用することが可能である。つまり、あなたの実行案は「対策①or②+対策③」になるということである。
課題解決のアクション


なお、本過程を通じて課題設定をできたはよいが、課題の数が多すぎて全部やれないかもしれないという場合もあるかもしれない。その場合は、優先度の設定を行い、優先度の高い課題(=重要な課題)から順に片付けていくとよいだろう。


え?優先度設定ってどうやるかって?

以前にもあなたにお示ししたはずである。例えば、以下の図に対して課題をプロットする方法が考えられる。
優先度設定①


そんでもってプロットした課題に対しての優先度は、以下観点で決めればよい。
優先度設定②


優先度設定に関しては1次試験前のコチラの記事ですでにあなたにお示ししているので、もう一度確認してみてほしい。


以上でこの連載は終了である。


ここで…

1回目から毎日継続して本ブログの連載を読んで今回の記事にたどり着いたあなたへ。

本当にお疲れ様でした!!

最初から最後までこの記事を読み切ったあなたは本当にスゴイ!

実はこの連載記事、2次試験のあなた自身の問題解決をどのようにするかという内容だが、そのベースとなる考え方はコンサルタントの問題解決手法の基本そのものである。


筆者がなぜこのような一見遠回りに見えるような内容をあなたに発信しているかというと、

「自身の問題解決すらできない人が、企業の問題解決などできるはずがない」

というポリシーが筆者の根底にあるからである。非常に厳しい言い方に思えるかもしれないが、筆者はこのようなポリシーを持ってコンサルティングの仕事をしている。ゆえに、部下やプロジェクトメンバーに対してはこのことを常々言っており、筆者と一緒に仕事する人間は本当に大変だと思う(もちろん、このように言っている本人である筆者はよりシビアなプレッシャーに晒されてシンドイ思いをすることになるわけだが…)。

なぜかこのようなことを筆者が自身のポリシーとしているかというと、経営コンサルタントはともすると単なる評論家になってしまう危険性が高い職業の1つだからである。よくありがちなのが、思考抜きの座学で学んだ知識のみで企業の現状分析&問題点抽出をし、「御社はこんなに問題点だらけの会社です」とだけ言い放って去っていくコンサルタントである。正直、このようなコンサルタントは全く使い物にならないばかりか、クライアント企業に価値提供もできずに金を取っている時点で、むしろ社会的な害悪と言っても過言ではなかろう。筆者は自身はもちろん、少なくとも自分と関わりをもったことのある人に対しては、このようなインチキコンサルタントになってほしくない。それゆえの「自身の問題解決すらできない人が、企業の問題解決などできるはずがない」なのである。

まとめると、筆者がこの連載をした意図は、「コンサルティングの問題解決手法をあなたに学んでいただき、あなたが自分自身で自己の問題解決を図って診断士試験に合格するという成功体験を積んでほしい」ということである。

この連載で筆者の狙いとするターゲット読者層はだいぶ絞り込まれたと思っている。この記事を最後まで読み切ったあなたからは、「絶対マジコン診断士になるぞ」という意欲が筆者にもひしひしと伝わってくる。ぜひこの意欲とモチベーションで2次試験の勉強を進めて診断士合格を勝ち取り、さっさとマジコン診断士になって大活躍しちゃってほしい。


マジコン診断士


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Author:マジなコンサル診断士
現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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