マジなコンサルタントによる中小企業診断士試験対策ブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役の”マジなコンサルタント”が、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルスキルをベースに、独自の分析に基づく極めて有用な情報、世に出ていないテクニック論的な情報を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

多くの診断士受験生が受験校を利用する理由とは?

診断士を目指す受験生の多くが受験校に通っている(らしい)。

もちろん、診断士試験の合格率は1次試験約20%、2次試験約20%であり、単純計算すればストレート合格率はわずか4%ほど。このような難関資格ではあるので、多くの人は「このような難関資格に挑むためには、受験校に通う必要があるだろう」という前提で試験合格に向けた戦略を検討するのだろう。


「なぜ多くの診断士受験生が受験校を利用するのか?」については、前々回のブログ記事(コチラ)で提示した経営資源の図を使って説明ができる。
診断士合格に向けた受験生の経営資源

経営資源における「モノ(筆記用具やテキスト、問題集)」はカネの制約条件下にはあるものの、一般的にその投資金額が小規模となるため、金欠でない限りは短期で最大化が可能である。しかし残念なことに、あなたが短期で最大化できるということはあなたの競争相手にもそれが当てはまる、つまりあまりに模倣が容易なのである。その上、診断士受験生に必要な「モノ」は最低限の具備ができれば十分であり、一定以上のモノの最大化は成長と比例しないという収穫逓減の性質を有する。すなわち、診断士受験生においては、「モノの最大化は模倣が容易な上に収穫逓減の性質があるため、差別化要因とはならない」ということになる。どの受験生もそのことはよくわかっているので、結果的に診断士受験生の中で”モノ”を最大化しようとするインセンティブはあまり働かない。


それでは「情報」はどうだろうか?

無料情報はネット環境の整備状況等の「モノ」の制約条件下にはあるが、このような情報化社会が進展している中では短期で最大化できるものと考えるべきだろう。
一方で、有料情報のうち受験校講義(受験校に通う)となると、一定額のまとまった投資が必要となる。そこには「カネ」が大きな制約条件としてあなたに立ちはだかるのである(もちろん「カネ」に余裕のあるリッチな人にとっては、「カネ」は制約条件とはならないので、即受験校に通学するという意思決定を下すことになる)。その場合は様々な情報を集めた上で、その情報に基づいて投資効果を検討し意思決定を下すことになる。投資対効果を検討した結果、受験校の講義や教材、設備は極めて有益であり、他の受験生とのネットワークも広がる、かつそれがあなたの差別化要因として作用する可能性が高い(つまり他の受験生との競争に勝って短期で合格する)のであれば、あなたは「カネ」を投じて受験校に通うという意思決定を下すことになる。
※多くの人は情報収集の過程で「周りの診断士受験生の多くが受験校を活用している」という情報を聞いているだろう。上記ではオーソドックスな意思決定プロセスを説明してきたが、実はこの情報を知っていることの影響の方が大きいかもしれないとも思っている。そのような情報を聞くと、「受験校に通わないと自分は他の受験生より相対的に競争劣位になるのではないか?」との懸念が増幅する。このことは、あなたの意思決定プロセスに大きな影響を及ぼすだろう。

以上、筆者が考える「診断士受験生の多くが受験校に通う」理由である。


え?受験校に通うべきかどうか教えろって?

筆者の意見は「あなたが通いたければ通えばよいし、通いたくなければ通わなければよい」である。なぜならば、受験校に通って診断士試験に合格する者もいれば、筆者のように完全独学で合格する者もいるわけで、いずれの道でも同じ成果を得られる実績があることはわかっている。あとはあなた自身のSWOT分析に基づいて決めればよい。筆者は受験校に通ったことがない以上、正当な評価もできなければ、あなたの事情を把握する術もないので、いずれの選択が正しいのか間違っているのかを言える立場にない。


ただし一つ言えるは、

「”受験校に診断士試験に受からせてもらおう”などという甘い考えだけは絶対にやめるべきである」

ということである。


受験校はあなたが診断士試験に受かるきっかけを与えてくれる一要素にはなるかもしれないが、あなたを受からせることができるわけではない。


え?なぜかって?理由はシンプルである。

「試験場で問題解決をする(試験問題を解く)主体は結局あなた自身だから」

である。


将来、企業の経営課題を解決する「経営コンサルタント」を志す者に、「自分の成し遂げたいこと(成果)をすべて他者に委ねよう」などという甘い考えは絶対に許されない。そんな甘い考えを持ったコンサルタントに、経営課題を解決してほしいと思うクライアント企業が一体どこにいるのであろうか?

受験校は「あなたが受からせてもらう」対象ではなく、「あなたが受かるために利用する」対象でしかない。つまるところ、受験校の場で得た情報なり訓練を活かすのは、あなた自身の思考力でありメンタリティである。受験校の存在というものは、それ以上でもそれ以下でもないのである。

なお、受験校に通学しているあなたは、本記事を読んで認知的不協和に陥る必要は全くない。あなたは総合的な判断の結果として受験校に通学することを選択したわけであり、その判断はきっと正しいものなのである。そうであるならば、その判断(どの受験校を選択したかも含め)の良否を悩むヒマがあるのであれば、むしろ「あなたの過去の選択と判断をどこまで最大限活かすことができるのか」に目を向けるべきである。つまり、あなたが金を投じて通学することを決めた受験校をいかに最大限活用し、いかに「今」を大事に過ごすか、すなわち自己の選択を正しいものにしていくことがあなたにとっての最重要課題なのである。


マジコン診断士


【筆者から読者へのお願いm(_ _)m】
本ブログの情報品質を一層高めるためにも、もしあなたが今日の内容に少しでもご共感をいただけたのであれば、ぜひとも”ポチ(投票)”をお願いしたい。なぜならば、あなたの”ポチ(投票)”が筆者のモチベーションと発信する情報の品質を高め、あなたが享受できるメリットを一層高めるからである。

にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村


【マジコン診断士アンケート実施中!(4月2日までの期間限定)】
アンケートにご協力いただける方は以下の画像をクリックしてください(アンケートサイトへ飛びます)。
マジコン診断士アンケート


【マジなコンサルタントの中小企業診断士情報】
Twitter
執筆(note)
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

マジなコンサル診断士

Author:マジなコンサル診断士
現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
■Twitter→コチラ
■執筆(note)→コチラ

本ブログの意義
本ブログの意義
本ブログのターゲットとなる読者層
ターゲット
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
ブログ村ランキング
最新コメント
リンク
ブログランキング(今何位?)
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村
検索フォーム
マジなコンサル診断士のTwitter
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR