マジなコンサルタントによる中小企業診断士試験対策ブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役の”マジなコンサルタント”が、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルスキルをベースに、独自の分析に基づく極めて有用な情報、世に出ていないテクニック論的な情報を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

中小企業診断士に求められる基本能力とは?(2)

今回は「中小企業診断士に求められる基本能力」連載の2回目である。

今回は、「登録養成課程を実施するためのカリキュラム等の標準モデル(以下、標準モデル)」に記載されている「中小企業診断士に求められる基本能力」の内、以下の桃色枠内の「現場感覚」について書こうと思う。
中小企業診断士に求められる基本能力とは?(2)



上の図の通り、標準モデルでは中小企業診断士として重要となる現場感覚の構成要素として、「現状把握力」と「現場の特性を踏まえた現場評価」を挙げている。


また、標準モデルでは、「現場感覚」について、以下の通り記述している。

「現場感覚」とは、企業の現状を的確に把握するとともに、中小企業の特性を踏まえて企業経営を考えることができる能力。


ここで1つテストである。


ここまでの文章を読んで、


・「現状把握力」=「企業の現状を的確に把握する能力」

・「現場の特性を踏まえた現場能力」=「中小企業の特性を踏まえて企業経営を考えることができる能力」


であることを、あなたは読み取ることができただろうか?もしあなたがこのことを読み取れなかったのならば、あなたの2次試験突破のカギは読解力の強化にある可能性が高いだろう。読み取れなかった読者は、もう一度本記事を最初から読み直し、どうして筆者がそのように読み取ったのかを再度確認してほしい。読解力のある人は、たとえブログ記事のような媒体であったとしても、こういうところをサラッと読み解けるものである。



さて、ここで「現場感覚」の構成要素である「現状把握力」と「現場の特性を踏まえた現場能力」について、それぞれ筆者の私見を書いていく。



①現状把握力
先ほども説明した通り、標準モデルの定義では「企業の現状を的確に把握する能力」と書かれている。筆者がコンサルティングをする際の主な現状把握の方法は、以下の通りである。

①企業ホームページや(あれば)帝国データ等の情報で企業概要を分析・把握する(仮説設定)
②クライアント企業から受領した各種資料を分析・把握する(仮説設定)
③クライアント企業の経営層、ミドルマネジメント、現場担当者へヒアリングする(仮説検証)
④クライアント企業の社内、工場、倉庫等を実地調査する(仮説検証)


さて、ここでいよいよ2次試験の話をしよう。2次試験の現状把握はどのように行うのだろうか?もちろん、問題用紙に記載されている与件文や図表(財務諸表含む)を通じて行うことになる。

当たり前の話だが、中小企業診断士の2次試験は筆記試験形式で行われるので、企業のホームページを見ることもできなければ、個別資料の収集、ヒアリング、実地調査もできない。つまり、筆者が先ほど挙げた4つの現状把握の方法は、すべて与件文に含まれていると解するべきであろう。

結論を言おう。

2次試験で言うところの「現状把握力」は、与件文の「読解力×分析力」と同義である

というのが筆者の見解である。


筆者の個人的な意見だが、巷の参考書や過去問の解説集を見る限り、診断士受験業界は読解力の強化をあまりに軽視しすぎである。診断士受験生は、みな等しく高い読解力があることが前提となっているのだろうか?
もちろん、診断士2次試験は国語の試験ではないので、国語力の向上=2次試験突破とはならない。一方で筆者は、読解力は2次試験の合否を分かつほどに重要な能力であると強く思っている。読解に関しては誰でも等しくその能力を飛躍的に高める確たる方法論が存在するというのが筆者の立場である。

おっと。今回は読解力に関して書くことが目的ではないので、この辺にしておこう。このテーマはまたの機会に。



②現場の特性を踏まえた現場能力
先ほども説明した通り、標準モデルの定義では「中小企業の特性を踏まえて企業経営を考えることができる能力」と書かれている。「特性」とは文字通り「特有の性質」のことなので、中小企業特有の性質を意識する必要がある。

中小企業特有の性質を考えたとき、どのような視点から考えるかによってその内容は変わると思うが、間違いなく言えるのは、「中小企業は経営資源の制約がシビアである」ということである。中小企業診断士2次試験を受験されるあなた、そしてマジコン診断士を目指すあなたはこの点は絶対に忘れてはいけない。

受験生の2次試験の答案を添削していると、書かれている内容は極めて論理的なのだが、経営資源の制約を完全に無視している答案を見かけることがある。診断士の2次試験においてこのような答案に高得点が入ることはまずないので、十分注意してほしい。特に大手企業に所属されているような受験生で、大企業信仰が強いタイプの人は本当に注意が必要である。「大企業はスゴイんだぜ。まあ中小企業もせいぜい頑張ってくれや」というあなたの信仰心は、ビックリするほど答案に滲み出てくる。精神論に聞こえるかもしれないが、中小企業に対するリスペクトがない受験生がこの試験に受かることは相当難しいと筆者は思っている。

もしあなたが大企業信仰に陥っていると自身で認識しているのであれば、中小企業に対するリスペクトを持つことから始める必要があるかもしれない。


つづく


マジコン診断士


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Author:マジなコンサル診断士
現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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