マジなコンサルタントによる中小企業診断士試験対策ブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役の”マジなコンサルタント”が、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルスキルをベースに、独自の分析に基づく極めて有用な情報、世に出ていないテクニック論的な情報を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

中小企業診断士に求められる基本能力とは?(7)

今回は「中小企業診断士に求められる基本能力」連載の7回目である。


あなたが迷子にならないように毎回お示しするが、今回の記事も「登録養成課程を実施するためのカリキュラム等の標準モデル(以下、標準モデル)」に記載されている「中小企業診断士に求められる基本能力」の内、「戦略的思考力(問題発見・解決力)」、その中でも以下の桃色枠内の「論理力」をテーマに話をしている。


前回の記事(コチラ)では、「2次試験の答案を書くこと」と「論理」の関係性を紐解き始め、「論理の3点セット」の「起点(事実)」に関してご説明した。今回の記事ではその続きとして、以下の図の「経路(根拠)」に関して説明する。
「2次試験の答案を書くこと」と「論理」の関係性


「経路(根拠)」は、結論に至る根拠や理由のことである。

例えば、「今日は傘がいらない」とあなたが主張したところで、それを聞いた人たちはあなたの言うことをすぐに受け入れることないだろう。なぜならば、あなたの主張「今日は傘がいらない」ということに関して、「なぜそのように言えるのか?」という根拠が不足しているためである。

このように、あなたが説得力を持って結論(主張)を他者に伝えるためには、その根拠が明確に示されている必要があるのである。

さて、そもそも2次試験の答案というものは、設問に対するあなたの結論を書くものである。当然のことながら、結論のみを答案として書いたところで、あなたの答案を他者である採点者に説得力をもって伝えることはできない。なぜならばそこには根拠が存在しないためである。つまり、仮にあなたが答案に書いた結論が試験委員の求めるものと同様であったとしても、その答案に根拠が存在しなければ、その答案が合格点に達することはまずあり得ないということである。まずはここをきちんと押さえてほしい。



これまでの説明で、あなたの答案にはかならず根拠が書かれている必要があることを説明した。すると次の論点は、「設問に対する与件文のどの根拠を使えばよいのか?」ということになる。仮にあなたが根拠ありの結論で答案を作成したとしても、その根拠の選択を誤っていると、論理的な答案でなくなってしまう。すなわち、結論を支える根拠の選択は非常に重要であるということである。

設問に対してどの与件文の根拠を選択する上では、その手がかりをつかむ必要がある。あなたはその手がかりを何だと思うだろうか?

筆者はこの手がかりが「リンクワード」にあると考えている。

あなたも2次試験の過去問を解き始めていると思うのでわかると思うが、設問文に書かれているワードと同じ(もしくは類似)のワードが与件文に存在しているはずである。筆者はこのワードのことを「リンクワード」と呼んでいる。つまり、あなたが設問に対する解答の根拠を探しに行く場合は、「設問文に書かれているリンクワードが記載されている与件文の箇所周辺を探しにいく」ことが最初の仕事になるということである。このことは診断士2次試験に限らず、読解を要するあらゆる試験を突破する上での基本中の基本である。しっかりと覚えておいてほしい。



今回の記事の内容を見て、「なんでそんな当たり前のことをマジコンは説明しているんだ?」と思ったそこのあなた。

「基本中の基本だと思っていることの中にこそあなたの弱点が潜んでいる可能性が高い」

ということをきちんと認識しておいてほしい。

もしあなたが設問のリンクワードにきちんと着目して厳密に根拠を探すころができているのであれば、例えば平成27年度の事例Ⅲの設問の対応付けが難しい(第1問 設問3と第2問と第3問)という問題は発生するはずがないのである。巷では平成27年度の事例Ⅲの設問と与件文の対応付けが難しいと言われているが、筆者には明確に試験委員の用意した対応付けの根拠が見えている。なお、筆者は世に公開されている多くの解答例を確認したが、正確に対応付けができている解答例はごくわずかであった。この状況を踏まえれば、「リンクワードに基づく与件文の根拠探し」を決して甘く見てはいけないと言えるだろう。
※ちなみに、平成27年度事例Ⅲの再現答案を見る限り、合格者の中でも設問と与件文の対応付けを正確にできた受験生はほとんど存在しなかった。得点開示結果を見ると、試験委員はその点を十分勘案して対応付けに関しては緩めの採点をしたようである。一方で、70点以上の得点を取った受験生がかなり少数であったことからわかることは、対応付けができていなくても論理性のある答案に合格点は与えるが、そこに対応付け加わっていればさらに高得点のボーナスを与えた可能性が高かったと言えるだろう。

「リンクワードに基づく与件文の根拠探し」にあなたの弱点がないか、もう一度検証してみてほしい。


つづく


マジコン診断士


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現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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