マジなコンサルタントによる中小企業診断士試験対策ブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役の”マジなコンサルタント”が、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルスキルをベースに、独自の分析に基づく極めて有用な情報、世に出ていないテクニック論的な情報を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

「試験で問われること」とは?

「試験で問われること」は何か?

このように聞かれたとき、あなたは何と回答するだろうか?

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ざっくりいうと、筆者は大きく以下の2種類に分けられると考えている。

①「受験生のみんなが知っているべきこと」
②「受験生の誰も知らないと思われること」

①に関しては異論はないだろう。我が国で実施される試験と呼ばれるものの多くが「実質的に相対試験である」という社会の仕組みを理解していれば、「受験生のみんなが知っているべきこと」を知らなかった人は当然合格から遠ざかる。

一方、②の「受験生の誰も知らないと思われること」を問うことについては多くの批判がある。「受験生の誰も知らないことを問うなんて、そんな問題を作成した作問者は能力が低い」「そのような問題を出題することは、実力考査としての体をなしていない」などと声が多く聞かれている。

もしあなたがそのような考えを持っているのだとしたら、あなたはその考えを改めるべきである。

それはなぜか?
筆者がそのように考える理由は、


「知らないことを問うことで、受験生の総合的な能力を測ることができる」


からである。


一般的に人間は、これまでの自身の経験を通じて得た情報に基づいて行動を判断している。人間にはそのような特性があることから、未知の状況に遭遇した場合は従来までのやり方で物事に対処することができないため、いわゆるパニック状態に陥る可能性が高い。自分の能力を駆使して最後まで闘う意思を見せる者はまだよいが、中にはそのような問題を目にしたその瞬間に諦めてしまう者もいる。

このように、「受験生の誰も知らないと思われること」を問うことは知識・知恵の側面はもちろん、その人の意欲や勇気までも測ることができるという意味で、「知らないことを問うことは、受験生の総合的な能力を測ることができる」ものと筆者は考えている。



企業が長きに渡り解決できずに抱えている問題・課題に対し、経営コンサルタントは解決の糸口を見出さねばならない。なぜならば、それこそが顧客から期待されている経営コンサルタントの価値だからである。このことからもわかるように、経営コンサルタントという仕事は他の仕事に比べ、未知の状況に遭遇する確率が極めて高い職業なのである。


それではどうすればよいのか?

「未知の状況というのは一時的なものであり、正しい行動をとればその状況から必ず脱することができる」

と信じることである。このように信じることができるマインドセットがなければ、そもそも経営コンサルタントとしての出発点にすら立てないと筆者は考えている。その意味で言えば、診断士試験においても「受験生の誰も知らないと思われること」を問うことは、極めて合理的かつ合目的的なのである。むしろ、税理士や社労士試験より圧倒的にそのような問題の構成比率が高くて然るべきとすら筆者は考えている。

読者の誤解を招かぬよう、ここで1点だけ補足する。
筆者は、なにも「重箱の隅をつつくような難問までもすべて解けるようになるまで勉強するべき」などという極めて非効率なことをあなたにお伝えしたいわけではない。合格ボーダーは1次試験・2次試験ともに得点率60%なのだから、すべての問題を解ける必要などまったくない。筆者がここで伝えたいのは、「受験生の誰も知らないと思われること」にいちいち振り回されないメンタリティを持ってほしいということである。そのようなメンタリティは、正に経営コンサルタントとして仕事をする上での非常に重要な能力要素の一つなのである。


あなたは未知の状況に遭遇した時、どのようにその状況に対処するだろうか?そのような状況に遭遇した時に初めて気づく新たな自分ときちんと向き合い、それに対してセルフマネジメントできる能力を身につけることは、今後のあなたの経営コンサルタント人生においても非常に貴重な経験になることだろう。診断士試験の勉強を通じてそのような自分と向き合えること、そのような貴重な機会を与えられていることに感謝をしながら勉強を進めてほしい。



【雑談(筆者の苦言)】
「知らないことを問うことは、受験生の総合的な能力を測ることができる」が筆者の考えであることを先ほど述べたが、そのためには前提条件がある。それは、

”良質な問題の出題”を通じて難易度を適切にコントロールできる能力が作問者にあること」

である。

ここ数年の診断士一次試験の”とある科目”の出題は、筆者から見ても極めてナンセンスに感じている。合格者数を狙い通りの目標値に収めたい「試験委員の大人の事情」が背景にあることは十分理解できるが、その”やり方”があまりに安易でお粗末過ぎはしないだろうか?筆者に言わせれば、「(思考する余地のない)重箱の隅をつつくだけの知識問題の構成比を高めて難易度を上げるという安易な”やり方”を、あまりに軽々しく乱用しすぎ」である。そのような試験問題であれば、何も選抜された試験委員が長い時間と金をかけて作る必要はないわけであり、プロの仕事としてはいささか疑問符をつけざるを得ない。中小企業診断士試験制度の目的が「中小企業の経営課題解決のための診断・助言」の専門家養成であるのならば、そのような安易な知識問題の構成比を高める難易度操作手法を常套手段とするのでなはく、制度目的に見合った出題内容で難易度操作する手法へと改めるべきであろう。これは「中小企業診断士試験の威信」に関わる大きな問題であると筆者は感じる(近年の2次試験事例Ⅳの易化傾向は、本件と類似の反省を踏まえた措置であると筆者は推測している。試験委員は試験委員でPDCAサイクルを回しているということである。このテーマはいずれ本ブログで発信することとしたい)。

このブログを試験委員の先生が偶然見て少しでも襟を正して頂けると筆者としては嬉しいが、残念ながらその可能性は果てしなく0に近い。ゆえにあなたが勉強を進める上では、そのようなナンセンスな出題は「コントロール不可能なもの」として割り切ってしまうべきであろう(この辺の1次の合格戦略や問題の割り切り方等の詳細も別途このブログで発信する)。診断士合格を目指して一生懸命勉強しているあなたが、本試験でこのような何の工夫もないナンセンスな出題によって夢を諦めるような事態だけ回避しなければならない。そのためにも、適切な受験戦略を事前にきちんと練った上で、一次試験に臨んでほしい。


マジコン診断士


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Author:マジなコンサル診断士
現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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