マジなコンサルタントによる中小企業診断士試験対策ブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役の”マジなコンサルタント”が、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルスキルをベースに、独自の分析に基づく極めて有用な情報、世に出ていないテクニック論的な情報を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【1次試験】企業経営理論の過去問チャレンジ ~経営計画

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。

これまでどちらかというと1次試験への向き合い方や勉強のスタンス的な話が中心であったので、そろそろ科目別の記事に切り替えていこうと思う。

恐らく多くの受験生が企業経営理論の基礎力養成期間を終了し、財務・会計の基礎力養成期間に入ってく頃だろう。独学の読者も受験校通学の読者も、ここからは財務・会計にしっかりと集中してほしい。


では本ブログはあなたにどのようなサポートをしていくかというと、基礎力養成期間の終わった科目に関して、テーマ別に過去問をピックアップ&解説をしていきたいと考えている。朝起きて本ブログを開けば、すでに基礎力養成が完了した科目を復習できるということである。ぜひ本ブログをルーチンにして、学習を効果的に進めていただきたい。


今回は「企業経営理論過去問チャレンジ」と題して、過去問から1問~2問ピックアップ&解説していく。今回は経営計画に関する問題である。電車の中でもよいので、最初に問題を解いて、その後解説を読んで復習してほしい。

それではさっそく始めよう。



【過去問チャレンジ】
経営計画の策定と実行について留意すべき点に関する記述として、最も適切なものはどれか。
(平成25年度企業経営理論 第1問)

(ア)経営計画策定時に用いられる業績に関する定量的なデータを収集して分析することによって、新機軸の戦略を構築することができる。
(イ)経営計画になかった機会や脅威から生まれてくる新規な戦略要素を取り入れていくには、計画遂行プロセスで学習が起こることが重要になる。
(ウ)経営計画に盛り込まれた戦略ビジョンは、予算計画や下位レベルのアクション・プランと連動させるとコントロール指針として機能するようになり、戦略行動の柔軟性を失わせる。
(エ)経営計画の策定に際して、将来の様々な場合を想定した複数のシナリオを描いて分析することによって、起こりそうな未来を確定することができる。
(オ)経営計画の進行を本社の計画部門と事業部門が双方向的にコントロールすることは、事業の機会や脅威の発見には無効であるが、部門間の齟齬を把握するには有効である。





















(解説)
ア:「業績に関する定量的なデータの収集・分析」→「新機軸の戦略の構築」の因果関係に違和感を感じて正解選択肢から外した読者はその感覚でOK。業績に関する定量的なデータ(売上、粗利、営業利益等)だけでは新機軸の戦略構築は難しい。

イ:特に突っ込む要素が見当たらないので保留。

ウ:途中まで良いことが書いてあるのに、最後に「戦略行動の柔軟性を失わせる。」でずっこけたあなたはその感覚でOK。戦略ビジョンに基づいて予算計画や下位レベルのアクションプランとすること自体は立派なことだし、それが戦略行動の柔軟性をなぜ失わせるのかが説明できない。

エ:「将来の様々な場合を想定した複数のシナリオを描いて分析」→「起こりそうな未来を確定できる」ってオイ!複数シナリオを描いたら預言者になるってこと?…、あり得ない。複数のシナリオを想定しておくことで、将来の環境変化が起こった際に柔軟に対応できるくらいのニュアンスが正しかろう。

オ:「事業の機会や脅威の発見には無効」?本社の計画部門が現場の状況も知らずに絵に描いた餅みたいな計画を出してくることがあなたの会社でもないだろうか?逆に本社の計画部門の立場で言えば、「社長がこの目標って言っているのに、なぜ事業部門はできないの一点張りなんだ?」といったところだろうか。そのように一方通行の計画はどうしても実効性に乏しくなる。なので、本社の計画部門と事業部門が双方向的にコントロールして双方が新たな気づきを得て計画に反映することで、計画の実行性を高められる。つまり、「事業の機会や脅威の発見には有効」ということである。


以上より、消去法でイが正解となる。


(解答)
(イ)


とまあ、こんな感じで1次受験生をサポートしていきたいと思う。もちろん、試験問題以外のコンサル思考や勉強法のテーマの記事も発信していくので、引き続き本ブログをよろしくお願いします。
なお、2次試験は終了したものの、未だ筆者が2次試験の事例をすべて解き終えていない状況である。本年度の2次試験の事例講評がひと段落した時点で、2018年度の1次試験向け記事の投稿頻度を高めていく予定なので、今しばらく我慢してお待ちいただきたい。


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現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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