マジなコンサルタントによる中小企業診断士試験対策ブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役の”マジなコンサルタント”が、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルスキルをベースに、独自の分析に基づく極めて有用な情報、世に出ていないテクニック論的な情報を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【1次試験】企業経営理論の過去問チャレンジ ~PPM(2)

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。

それではさっそく過去問チャレンジ!

【過去問チャレンジ】
プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)に関する記述として、最も適切なものはどれか。(平成27年度企業経営理論 第1問)

(ア)競争優位性を期待できない「負け犬」事業からの撤退の検討に加え、資金投入によって成長市場で競争優位の実現を期待できる「問題児」の選択が重要である。
(イ)競争優位性を期待できない「負け犬」事業からの撤退を進めるのに重要な資金供給源は「花形商品」の事業である。
(ウ)衰退期に入った業界の「花形商品」事業は、徐々に撤退してできるだけ多くのキャッシュを生み出させることが重要である。
(エ)プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントの考え方では、資金の流入と流出は市場と自社事業との成長率で決まる。
(オ)プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントの考え方は、外部からの資金調達を考慮していないが、事業の財務面を重視して事業間のマーケティングや技術に関するシナジーを考慮している。




















(解説)
ア:特に違和感なし。「問題児」はキャッシュフローこそマイナスだが市場成長率の高い事業なので、「花形」に育つ可能性がある点でその選択は重要である。「負け犬」事業は原則的には撤退、しかし資金流出が少ないため高収益事業になる可能性がある点は前回の記事(コチラ)でもご説明したが、本選択肢はあくまで「撤退の検討」なので特に問題なかろう。一旦保留。
イ:「重要な資金供給源は「花形商品」の事業」という文に違和感を感じたあなたは、その感覚でOK。「花形商品」は資金流入が多いが資金流出も多いので、資金供給源として機能するとは言い難い。資金供給源としては、資金流入が多く資金流出が少ない「金のなる木」が妥当である。ゆえに×。
ウ:「衰退期に入った業界の「花形商品」事業」という文に違和感を感じたあなたは、その感覚でOK。「花形商品」は成長期である。また、「花形商品」の定石は「撤退」ではなく「維持・拡大」である。ゆえに×。
エ:もうこのパターンは速攻気づいてほしい。PPMは「市場成長率」と「相対的市場シェア」の2軸、4象限で事業のバランスを見るフレームワーク。そこに「自社事業の成長率」という概念はない。ゆえに×。
オ:このパターンも速攻気づいてほしい。「事業間のマーケティングや技術に関するシナジーを考慮している」で違和感を感じればOK。PPMの問題点として、事業間のシナジーは考慮されない点があった。「外部からの資金調達を考慮していない」点と「事業の財務面を重視している」点は正しいので、きちんと覚えておくこと。

以上より、アが正解となる。

(解答)
(ア)


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現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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