マジなコンサルタントによる中小企業診断士試験対策ブログ

【このブログの説明】
このブログでは、コンサルティングファーム所属の”マジなコンサルタント”が、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルスキルをベースに、独自の分析に基づく極めて有用な情報、世に出ていないテクニック論的な情報を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

課題解決の手順

本ブログの開設からまだ1週間ほどではあるが、筆者の想定以上に多くのアクセスを頂いている。筆者なりのマーケティング戦略に基づいて本ブログの開設をしたものの、歴史も知名度も皆無の新参者である本ブログがここまでスタートダッシュしたことは、筆者にとっても驚き以外の何物でもない(筆者にとって、この状態を維持継続することの方がはるかに困難なミッションであること言うまでもないが…)。

アクセス数の増加と関連したテーマの中で、筆者が1点感動していることがある。
本ブログでは、各記事の内容にご共感いただいた場合は「ブログ村バナー」を”ポチ(投票)”っとして頂くよう記事の最後で筆者はお願いしているのだが、それを忠実に履行いただいている読者が多いこと、このことに筆者はとても感動している。読者視点で考えれば、ブログ記事を読み終わった段階で目的は達成しているわけであり、「ブログ村バナー」の”ポチ”をしようがしまいが読者は同じ成果を得られるはずである。それにも関わらず、わざわざ手間となる”ポチ”をいただけていること、つまりこのような読者の誠意あるご対応に非常に感動を覚えている。このような真摯な人が多い点は、診断士受験生の優れたパーソナリティなのではないかと感じている。本件に関してはこの場をお借りし、心からお礼を申し上げたい。筆者はこれらの”ポチ”を、読者のみなさまから筆者へのエールだと受け止めている。このような読者のご厚意に応えられる様、筆者も引き続き邁進していく所存である。

なお、筆者が求めているのは「表面上のブログランキング」などではない。もちろん多くの読者からとにかく”ポチ”を頂いてランキング上位になればより多くの読者の目に触れる可能性は高まり、筆者が情報を発信する意義も高まる。しかし筆者はむしろ、「読者からの真の反応に基づくブログランキング」こそに本当の意義があると考えている。この「読者からの真の反応」こそが、この診断士受験会を大きく揺さぶるムーブメントになると筆者は信じているし、またそのようになってほしいと願っている。ゆえに、読者はこれからも「記事の内容にご共感いただいた場合」は”ポチ(投票)”をお願いしたい。




さて、本題に入ろう。

今日は前回の記事の続きとして、「課題設定と課題解決策の策定」について。
※今回初めて本ブログを訪問した読者、前回の記事の内容を忘れてしまった読者はコチラをご確認いただきたい。

前回記事での筆者の問題提起は、以下の通りである。

(前回の記事抜粋)
問題は「現状(実際の状態)と理想(求める状態)との差(GAP)」である。ゆえに、この時点で「合格点に対して25点の得点不足が発生していること」が問題に該当することは容易にわかる。ここはよいだろう。
そこで考えてみてほしい。
25点が不足しているという問題だけで、あなたは本当に課題設定と課題解決策の提示ができるのであろうか?
課題というものは、クライアントが自ら実行・解決できる単位までブレークダウン(詳細化)されていなければならない。そうでないと、クライアントは提示された課題の解決策を自ら実行に移すことができず、その課題と解決策は”絵に描いた餅”になってしまう。



以上の筆者の問題提起は、上記の課題解決手順やプロセスに対して疑問を呈する意図がある。それを踏まえ、あなたは上記の課題解決の手順やプロセスにおいてどのような問題があったと考えるだろうか?少し考えてみてほしい。

(シンキングタイム 30秒)












もしあなたが、問題点を認識しただけで課題とその解決策を策定できると考えたのだとしたら、あなたはそもそも問題解決の手順(ステップ)そのものがわかっていない。


問題解決は大ざっばに言えば、以下の手順(ステップ)で進める。


問題解決のSTEP
【補足】
上の図の「①問題の把握→②現状分析」は、「①現状分析→②問題の把握」となる場合も実務上は多い。しかし今回のA君の例題では問題点明らかであるため、上の図の通りの手順となっている点にはご留意いただきたい。



上の図から明らかなように、問題を把握した時点で課題設定と課題解決策できると判断したあなたは、極めて重要な「②現状分析」のプロセスを完全にすっ飛ばしてしまっているのである。


ではなぜ現状分析が必要なのであろうか?


25点UPを実現する上でのアプローチは1つではなく、極論を言えば無限にアプローチがある。選択対象となるアプローチが複数ある以上、「問題点となっている25点の得点を積み上げるために、具体的に何をするのか?」ということをあなたが明らかにしなければ、A君には採用すべきアプローチ、すなわちNext Action(次に何を行うべきか)がわからない。つまり、あなたがA君の顧問コンサルタントである以上、あなたにはそれを明らかにする責務があるのである。当然のことながら「具体的に何をするのか?」までA君から要求されれば、あなたはA君の現状実態を適切に調査しそれを把握すること(=現状分析)が必要となることに気づくだろう。それは、以下のような作業となるはずである。

①A君のT○C模試の得点状況を確認
例)
・経済:40 財務:70 経営:65 運営:55 法務:65 情報:60 中小:40

②現状のAくんの得意(好き)な科目・不得意(嫌いな)科目、学習進度等その他現状の確認
例)
・得意な科目:財務、運営、法務
・不得意な科目:経済、中小
・学習進度等:中小は全く勉強に着手していない
・興味:中小のテキストを見せると中身に興味津々

----ここまでが現状分析----

③①×②を分析し、25点をどのように積み上げるかの戦略を検討
例)
(1)中小は勉強未着手であり、かつA君が興味津々であるため、勉強に着手することで得点UPが期待できる
(2)中小は暗記さえすれば得点UPが容易な特性があるため、努力に比例した得点UPが期待できる
→(1)、(2)より、中小で25点積み上げる戦略とする。
※診断士の勉強をしている読者は重々ご承知だと思うが、実際はここまでシンプルではない。本戦略のように、1科目で25点を積み上げるというシンプルな方法を選択したとしても、他の6科目で現状の得点力を維持できる保証はない。ゆえに、他の科目における現状の得点力を維持する対策を別途考え、上記例の中小集中対策と並行して対応する必要が出てくるだろう。また、1科目で得点を積み上げるのではなく、7科目の各科目でそれぞれ3~4点積み上げるという戦略ももちろん考えられる。このように、向かうべき方向として複数の選択肢が発生した場合は、現状分析の内容に基づいてそれぞれの戦略のメリット・デメリットを比較し、最も現実的かつ実現可能性の高いプランを提案することがポイントである。

④課題設定
例)
・中小の得点を25点UPさせる

----ここまでが課題設定----

⑤④に基づき、科目別の学習法決定・学習計画の立案
例)
・〇月までに中小のテキスト通読3回転&中小の問題集3回転を実施する

----ここまでが課題解決策策定----



いかがだろうか?上記は極端な例であり、実際はここまで単純化できるものではない。しかし、A君が診断士1次試験で合格点を奪取するためには、「〇月までに中小のテキスト通読3回転&中小の問題集3回転を実施」すればよいことがわかった。このレベルまで課題とその解決策をブレークダウン(詳細化)できれば、A君も「やるべきことが明確になった。これなら自分でもできるかもしれない」という気持ちになる可能性が高い。

実はここが非常に重要である。

コンサルタントには、クライアントが「わが社でもやれるかもしれない」という気持ちになっていただく提案をする責務がある。なぜならば、クライアントが自分で解決できると思えない課題とその解決策は、一生解決されることがないからである。そのような課題とその解決策を含む提案は、筆者に言わせれば”ゴミ以下”である。ゴミであれば除去しさえすれば望む状態に回復できるが、そのような実現不可能な提案を作るまでに費やしたクライアントの時間は2度と取り返すことができない。だから文字通り”ゴミ以下”なのである。以上が、「クライアント自身が解決できる単位まで課題をブレークダウン(詳細化)する必要がある」と筆者が口を酸っぱくして言う理由である。このような”コンサルタントとして基本中の基本”を守ることができないコンサルタントが、世にいかに多いことか。だから「コンサルタントは胡散臭い職業」などと言われるのである。




ここで、診断士試験の勉強をしている受験生に筆者から質問である。


「診断士試験合格に向けてのあなたの課題は何か?そしてその解決策は何か?」


上記質問に、あなたはすぐに回答できただろうか?そしてあなたが回答した「課題」と「課題の解決策」は、自ら実行・解決可能な単位にまでブレークダウンされているだろうか?もしそうでないならば、マジなコンサルタントになった気持ちで、一度自己の勉強プロセスの問題点、現状分析、課題設定、課題解決策の策定を改めてしてみてはどうだろうか?厳しい言い方をすれば、「自分(一人の人間)の課題を解決できない人間が、他の会社(利害関係の異なる人間の集まり)の課題を解決できる道理などあるはずがない」のである。


マジコン診断士


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プロフィール

マジなコンサル診断士

Author:マジなコンサル診断士
コンサルティングファーム勤務。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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